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  • ピロリ菌感染

ピロリ菌の除菌で様々な疾患のリスクが軽減

ピロリ菌は幼少期、まだ免疫が十分ではない頃に唾液等から感染すると言われています。ピロリ菌で問題となるのは、やはり胃がんです。胃がんになっている人を10人集めると9人はピロリ菌に感染している、もしくは過去に感染していた人という割合になります。ピロリ菌の感染は、現感染と過去の感染とに分けられます。現在感染している方は次第に胃の粘膜が萎縮していき、胃がんのリスクが増大していきます。また過去にピロリ菌に感染し、除菌を終えた方もリスクは減少するものの、感染がない方に比べ胃がんのリスクが高いことに変わりはありません。だからこそ、定期的な内視鏡検査で早期に病気を見つけることが大切なのです。ピロリ菌の感染者には胃がん以外にも様々なリスクがあると言われています。胃潰瘍もそうですし、指定難病の特発性血小板減少性紫斑病(ITP)も、ピロリ菌を除菌することで症状が改善するという研究結果も出てきています。お身内に胃がんを患った経験のある方や、ご両親がピロリ菌の保菌者だった方は、一度チェックされることをお勧めいたします。

川合 真令 院長
かわい内科 胃と大腸内視鏡クリニック上石神井
川合 真令 院長
練馬区/上石神井/上石神井駅
●内科 ●消化器内科 ●内視鏡内科 ●健診・検診
  • 小児気管支喘息

発作をいかに抑えるか、ということが大切

気管支喘息全般に言えることですが、気道に慢性的な炎症がある状態にあり、その炎症の程度が強いと、風邪や気圧の変化、あるいはタバコの煙といった「トリガー」が発作(急性増悪)を惹起させてしまうのが気管支喘息です。
トリガーは避けるに越したことはありませんし、アレルギー検査によってトリガーを見定めることも奨励されています。ただし、風邪や気圧の変化、寒暖差と言ったものは避けようがない面がありますので、基本的には気道の慢性炎症をしっかりコントロールしていくことが大切になります。
そのコントロールするためのお薬が、飲み薬や吸入ストロイドです。現在のガイドラインでは、月に1回ほどの発作であれば、まず飲み薬から始め、それでもなお発作が続くケースでは、吸入ステロイドを用いていくことになります。それでコントロールされた状態が2、3ヶ月続けば、今度はお薬の使用のステップダウンを検討していくことになってきます。
「小児」と名がつくだけあって、成長するに従って、だんだんと喘息を卒業できる子が増えていきます。ここで注意したいのは、発作を繰り返していると、簡単に言えば気道が傷ついてしまう、ということです。そうなると、軽い運動で咳が続いたり、風邪で咳が長引いてしまうなどといったことが起きてきますので、できる限り発作を起こさないよう見守っていくことが大切になります。

濵野 翔 院長
ベスタこどもとアレルギーのクリニック
濵野 翔 院長
練馬区/貫井/中村橋駅
●小児科 ●アレルギー科
  • 子宮筋腫

生理痛・過多月経の症状がみられたら早めの受診を心がけて

子宮は平滑筋という筋肉でできており、この筋肉に瘤(こぶ)が生じることを子宮筋腫といいます。瘤ができる場所によって(1)漿膜下、(2)筋層内、(3)粘膜下の3つに分類されますが、患者数の多い(1)は無症状のまま経過することがほとんどです。(2)の筋層内筋腫は比較的症状が出ることが多く、過多月経になるケースも多く見られます。(3)の粘膜下筋腫の患者さんは全体の1割にも満たないとされますが、生理痛や過多月経などの症状が強く現れる特徴があり、治療の対象となります。過多月経による貧血が進むと動悸・息切れがみられるようになり、最悪の場合命を落とす危険性もあるため、積極的な受診がすすめられます。

子宮筋腫の治療としてはホルモン剤による薬物療法や手術(子宮摘出、筋腫核出)など、患者さんの年齢、妊娠を希望するか否かによって適応となる治療法が異なります。当院では初診の患者さんとは30分ほど時間をかけてお話をしていますが、ご自分の思いをしっかりと受け止めてくれ、適切なアドバイスをくれる医師のもとで治療なさるとよいでしょう。

内出 一郎 院長
内出産婦人科
内出 一郎 院長
横須賀市/馬堀海岸/馬堀海岸駅
●産婦人科 ●婦人科
  • 発達障害

子どもの『発達障害』の治療は「親御さん」も一緒に巻き込んで

「発達障害」は、おもに「自閉スペクトラム症(ASD)」「注意欠陥多動症(ADHD)」「学習障害(LD)」の3つに分けられます。多くの方は「うつ」「不安」「不適応」といった、二次障害の症状で受診されます。大人の発達障害も多く、仕事でミスが減らなかったり、優先順位を付けられない、遅刻が多い、依存症や摂食障害などで受診されるケースもあります。

 よく話題になる「グレーゾーン」ですが、「発達障害(神経発達症)」の医学的な概念がまだ整理の途上にあるため、診断基準に無理に当てはめようとしても診断はできない、しかし困りごとはある状態です。過剰診断には気を付けますが、子どもの成長は待ったなしですから、必要な支援は早めにいれることを目的に、患者さんの生まれながらの特性の把握からはじめて、その特徴に従いながら無理なく治療をすすめることになります。

 治療のためには、カウンセリングと薬物療法、あとは環境調整も重要です。本人の安全地帯をつくることを目的に、学校のソーシャルワーカーやカウンセラー、担任と連携することもあります。ペアレントトレーニングでは、親御さんがお子さんそのものを受け入れて対応したり声掛けをするという方法をお伝えしています。いずれにしても親御さんも巻き込んで治療することが必要です。

石本 佳代 院長
やまでらクリニック
石本 佳代 院長
武蔵野市/中町/三鷹駅
●精神科 ●心療内科 ●児童精神科
  • 変形性膝関節症

変形性膝関節症の治療でもっと痛みが改善できる治療法があるので諦めないで欲しい!

私は実体験で最新医療により自身の膝の痛みが取れことができたので、これを元に説明したいと思います。
私は空手を競技選手として長年やってきました。しかし、2020年に膝を痛めて、空手ができなくなってしまったのです。私はすでに整形外科医だったので、レントゲンやエコー検査だけでは半月板損傷や軟骨損傷は見つけることはできないことはしっていたので、MRI検査まですぐ行いました。結果、膝の中で軟骨損傷を起こしていることが分かりました。どうにかして空手に復帰したい一心で、多少治療費が高い治療でも受けようと思い様々な治療を受けることにしました。体外衝撃波やPRP療法、成長因子療法だけでなく、都内のクリニックまで行って自分の細胞を培養する幹細胞治療まで受けました。その頃は、軟骨損傷などそう簡単に治らないだろうと、半信半疑だった私でしたが、確かに治療をして1カ月後には痛みは取れ、数か月後に撮ったMRIではなんと軟骨損傷が消えて完治していたのです。

今回、軟骨損傷の根本的な原因となったのは、膝周りの筋肉の柔軟性と空手のフォームなどにあったので、柔軟性の改善とフォームの改善も同時に行っていますので、未だに再発もすることなく空手を楽しむだけでなく、2m以上の高さまで飛び跳ねる本格的なトランポリンも始めることができました。
軟骨損傷や半月板損傷は放置するといずれ高い確率で変形性膝関節症へと進行していきます。今ではその不安が無くなり、痛みも全くない生活ができているのも、最新医療のおかげという他ないと心から思いました。

私はその実体験から、多くの膝や股関節の痛みで悩んでいる方には、痛みの早期の段階から積極的にMRI検査を行い、半月板損傷や軟骨損傷があれば、再生医療や成長因子療法、体外衝撃波治療などの最新医療、そして根本原因解決のための理学療法士の施術は心からお勧めしたい治療法になります。
漫然と行う、痛み止めや電気を当てるだけのリハビリと称した物理療法では、変形性膝関節症の進行が治療・予防できるはずもないことは整形外科医なら誰しも分かっているはずです。そして、正しく治療されずに放置された膝の病状は、いつの間にか進行していき人工関節手術を余儀なくされ、困り果てて全国から相談に来られる方々をたくさん診療してきました。
1人でも多くの変形性膝関節症で悩む方が、新しい治療法を知って頂き、治療の選択肢の一つとして検討して頂けたら嬉しい限りです。

渡邉 順哉 統括院長 & 江口 純 横浜院院長
イノルト整形外科 横浜院 痛みと骨粗鬆症クリニック
渡邉 順哉 統括院長 & 江口 純 横浜院院長
横浜市神奈川区/金港町/横浜駅
●整形外科 ●リハビリテーション科
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