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にきび(ニキビ)の原因

毛穴に皮脂がつまり、そこにニキビ菌が増殖してできる皮疹。ホルモンの働きが関与しているとみられているが、詳しい仕組みはいまだ解明されていない。

にきび(ニキビ)の症状

顔、胸、背中など皮脂の多い部分に小さなぶつぶつができる。炎症をおこすと赤くなり、膿をもつようになる。思春期に多い。

にきび(ニキビ)の治療

毛穴のつまりにはアダパレンという塗り薬が、赤いぶつぶつや膿みを持った状態には、抗菌薬や過酸化ベンゾイル製剤を使用する。にきび跡の治療には、ケミカルピーリングやレーザー治療がおこなわれている。
受診科目
皮膚科
美容外科
美容皮膚科

この病気について7人の医師の見解があります。

医師から聞いた
にきびの対処(治療)方法

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思春期ニキビと大人ニキビ。原因によって異なるアプローチが必要

一口にニキビといっても、その原因やできやすい場所などは年齢によって異なります。たとえば中学生や高校生など思春期の頃にできるニキビは、おでこや鼻筋などの“Tゾーン”にできやすいのが特徴です。

思春期ニキビの原因としては、皮脂分泌が過剰になること、スナック菓子や糖分の多い飲料など脂質や糖質の多い食事を取り過ぎることなどが挙げられます。また間違ったスキンケアを続けていたり、睡眠不足に陥ったりすることもニキビの悪化を招くため注意が必要です。医師の診断のもと適切な治療薬を使い、症状の改善を目指しましょう。

一方で20歳を過ぎた方にみられる“大人ニキビ”はフェイスラインや顎、首筋にできやすいのが特徴です。大人ニキビの発症メカニズムは思春期ニキビとまったく異なり、多くの場合はホルモンバランスの乱れによるものです。

大人ニキビは過度なストレス、不規則な食習慣、睡眠不足などが原因になる反面、こうした生活習慣を見直すだけでも症状の改善が期待できます。またニキビ跡に対してはフォトフェイシャルやピーリングといった自由診療に対応しているクリニックもあるため、医師に相談してみるとよいでしょう。

吉岡 容子 院長
高梨医院
吉岡 容子 院長
さいたま市浦和区/岸町/浦和駅
●皮膚科 ●美容皮膚科 ●脳神経外科 ●泌尿器科

実はシンプルなニキビの原因と治療。大切なのは「傷痕をのこさない」こと

ニキビの原因はとてもシンプルで、「毛穴が詰まる」「皮脂が溜まって面皰ができる」「そこにバイキンが付く」からできるのであって、治らないニキビというのはこの3つのうちのどこかが防げていないんです。特に10〜20代の方の多くはニキビができやすい。それは、皮脂の分泌が多くて毛穴が詰まりやすいことが原因なので、日常的に毛穴のつまりを防いで皮脂が外に出る状態にしておくようなスキンケアが大切です。

あとは、規則正しい生活習慣ですね。夜ふかしや睡眠不足、ストレスや食生活の乱れは肌に負担がかかります。腸内環境が不安定になってニキビを繰り返したり治りが悪くなりますね。なので、生活習慣を整えて便秘を予防することもニキビのコントロールにはとても重要なんです。

また、ニキビ治療で大切なのはただ治すんではなくて「跡が残らないように治す」ことです。特に若い女性にとって、ニキビ跡が残らないように治療できるかどうかは、その後の生活や気持ちの上でとても重要になポイントなんですね。ただ、保険診療内で「キレイに治す」のはなかなか難しいのが現状なので、当院では治癒後の肌の状態のためには自由診療も使っていくことをおすすめしています。

相馬 孝光 院長
肌クリニック大宮
相馬 孝光 院長
さいたま市大宮区/桜木町/大宮駅
●アレルギー科 ●皮膚科 ●美容皮膚科

今できているニキビは皮膚科で治療、ニキビ跡の相談は美容クリニックへ

お肌にニキビができるかどうかは、残念ながら遺伝的な要因も大きいと思います。皮脂の分泌が多い方は毛穴が詰まりやすくなり、どうしてもニキビができやすくなってしまいます。
ただ、それに加え、間違ったスキンケアやメイク、皮脂を増やす食事など続けると、よりニキビが悪化することになります。また、ホルモンバランスや環境の変化によるストレスがニキビに影響することもあります。ニキビは一筋縄では解決できないことが多いですが、知識を身に着け、コツコツ治療を継続していくことで、確実に自己ベスト肌に近づくと思います。

ニキビ治療は年々進化しており、保険診療の治療薬でも効果が期待できるようになっています。そのため、まずは保険皮膚科を受診して適切な治療を行っていただき、火種が小さいうちに対処することが大切です。治療のスピード感を上げたい方、またはニキビ跡が気になる方は我々などの美容クリニックに相談いただき、適切な施術を選択していただくとよいと思います。今は医療を選べる時代になってきましたので、ぜひ諦めずに、ご自身のお肌と向き合っていただきたいと思います。

寺村 幸 院長
WITH BEAUTY CLINIC(ウィズ ビューティ クリニック)
寺村 幸 院長
渋谷区/代官山町/代官山駅
●美容皮膚科

季節問わず保湿が肝要。時間を置かずにすぐに受診を

にきびは顔に発疹が出る症状で、命に関わる病気ではありませんが、患者さんの整容的なストレスやコンプレックスに直結するものです。にきびの原因は生活習慣の乱れが多く、ストレスや疲労、まれに化粧や洗顔の誤った方法なども挙げられます。にきびはできてすぐであれば治療がしやすく、治りやすい傾向にありますので、にきびでお悩みであれば自己判断の治療やつぶしたりせずに、すぐに受診していただきたいところです。時間が経つと直るのに何年もかかってしまうこともあります。保険診療であれば自己負担も少なく、エビデンスに基づいた治療で一定の治療効果が見込めます。美容皮膚科などの自由診療は、費用面のハードルはありますが、選択肢も豊富です。にきび原因の大部分は乾燥が関わってきます。季節的な湿度に関係なく皮膚は乾燥しますし、症状は夏に多いと言われているぐらいですので、まずは保湿をすることです。化粧を落としたり洗顔する際も顔をごしごし擦ったりせずに、皮膚への刺激はできる限り避けて優しく洗い流してあげるといいですよ。

鈴木 覚 院長
浅草橋西口クリニックMo
鈴木 覚 院長
台東区/浅草橋/浅草橋駅
●内科 ●泌尿器科 ●皮膚科

薬物療法が基本。ニキビ痕にも力をいれていく

にきびとは、皮膚にできる一般的な疾患のひとつです。毛穴の皮脂線に脂が過剰に分泌される、もしくは脂を分泌するバランスが悪くなると、そこが詰まりアクネ菌ができて炎症を起こす。これが、私たちがよく目にする赤いにきびになります。治療は薬物療法が基本で、炎症を抑える飲み薬、アクネ菌を殺す抗生物質を服用していただきます。同時に外用薬を塗ると、古い角質や汚れや皮脂が除去できて皮脂腺が詰まりにくくなりますので、治療と同時に予防にもなります。にきびは程度によってはかゆみや痛みの症状を伴いますので、重度の場合は皮膚科を受診することをお勧めします。患者さんご自身でできる予防として、優しく洗顔し、毛穴を詰まらせないように日頃から皮膚を清潔な状態に保つことが大切です。スキンケアをして皮膚をなるべく保湿するようにしてください。また、当院ではニキビ痕の治療に非常に力を入れております。ピーリングにはじまり、炭酸ガスフラクショナルレーザーで皮膚に細かい穴を開け、それが再生する力を利用してニキビの凹凸をなくす治療です。

伊藤 晴紀 院長
クリニックファーストエイド
伊藤 晴紀 院長
千代田区/鍛冶町/神田駅
●内科 ●皮膚科 ●アレルギー科 ●美容皮膚科
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