心のハードルを取り払い、まずは相談するところから
閉経から前5歳、後ろ5歳を更年期と呼び、この時期に急激に女性ホルモンが低下し、脳からの指令ホルモンが上昇することで様々な症状が起こります。エストロゲンの低下から肌や髪のツヤが減ったり、代謝が落ちたり、骨粗しょう症になったりします。また自律神経の乱れからホットフラッシュ、メンタルの不調に陥ってしまうことも珍しくありません。
治療として最も効果が高いのは、減ったエストロゲンを補うホルモン補充療法です。漢方薬や女性ホルモン様作用をもたらしてくれる大豆イソフラボンを主成分とした各種のサプリメントも有用です。
女性医療が盛んなフランスなどでは、こうした治療や対策を3分の1の女性が利用しているそうです。それが日本では、まだわずか数パーセントというのが実情です。「歳だからしょうがない」なんてことはありません。様々なツールをご利用いただければ元気になれるものですので、まずは相談されるところから始めてみてはいかがでしょうか。
- 女性ライフクリニック新宿 伊勢丹
- 早田 輝子 院長
- 新宿区/新宿/新宿三丁目駅
- ●婦人科 ●内科