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  • むし歯[う蝕・カリエス]

子どものむし歯は食後の歯磨きを習慣化し、月に一度クリーニングを

むし歯とは口内の細菌による感染症です。もともと口内には虫歯を作る菌がいて、これをゼロにするのは事実上不可能です。しかしゼロにできなくとも、むし歯菌は減らすことはできます。むし歯菌の餌になる糖分をできるだけ歯に残さないこと、歯を強くすることが大事です。それにはやはり、しっかりと歯磨きをすることが何より大切です。しかし小さなお子さんが自分でやるとどうしても磨き残しがあり、かといって親御さんが毎日歯を磨いてあげるのも難しいものです。ご家庭では「食事の後は歯磨きをするんだよ」というしつけからスタートして習慣化していくこと。磨き残しに関しては、月に一度クリニックで徹底したクリーニングをしていただければ基本的にむし歯はそれで防げます。歯を強くすることに関しては、予防歯科でフッ素を塗布してもらうことや、ご家庭でフッ素のジェル薬品を使っていただくことも十分効果があります。甘いものを食べるのは全くだめというわけではないです。例えば夜寝る前に食べて、そのまま歯磨きをせずに寝てしまうのは寝ている間に菌が増えてるのが問題になる訳です。なので甘いものを楽しんだあとは歯を磨く、これを習慣化することが肝要です。

村田 和久 院長
ゆずり葉歯科
村田 和久 院長
桶川市/下日出谷/桶川駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 顎関節症

顎関節症の原因は明らかになっておらず、医学的根拠に基づいた治療法は確立されてい ないのが現状

顎関節症については大学時代から研究し、解剖学的知見からも知識を深めてきました。それらを踏まえて言えることは、顎関節症の原因はいまだ明らかになっておらず、今後も明確な発症メカニズムは特定されないだろうということです。
一般に顎関節症は大きく4つのタイプに分けられます。1つ目は咀嚼(そしゃく)筋群の炎症から頭痛などを伴うもの。2つ目は関節に炎症が起こって口を開けるときに痛みなどを伴うもの。3つ目は口を開けるときにクッションの役割を担う関節円板がズレて「パキパキ」「ジャリジャリ」といった音がするもの。4つ目は関節円板のズレが進行して変形性顎関節症を引き起こした状態です。

上記のような症状が現れる原因としては「頬杖をついている」などの悪習慣が挙げられるほか、「tooth contact habit=歯列接触癖」だとする見解もあります。ただし、これまで組織学・解剖学・発生学のいずれの知見からも原因が明らかになっておらず、それゆえ顎関節症に対する治療方も確立していないのが現状です。歯科医師によって顎関節症に対する意見が異なるのは、このような理由からなのです。
患者さんの中には、いわゆる対症療法と呼ばれる治療によって「よくなった」と感じる方もいらっしゃるようですが、こうした治療は根本的な解決にはならず、医学的な根拠(エビデンス)に基づくものではありません。確かなエビデンスがないのであれば「治療を行うことは適切ではない」というのが私の考えです。

伊藤 昌史 院長
アール歯科クリニック新井宿
伊藤 昌史 院長
川口市/新井宿/新井宿駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 歯周病

その口臭、『歯周病』のサインかも?!

突然ですが、ご自身の口臭について気になったことはありますか?例えば婚活がうまくいっていないのは、もしかしたら口臭のせいかもしれません。というのも、「歯周病は日本人の7割がなる」といわれている病気です。歯周病の原因は歯の磨き残しから起こりますが、歯医者さんへ行って定期的な歯石除去によって防げます。やはり1年くらい来院されないと、どうしても歯石や出血が起こっていまい……。私も実体験として敢えて1年くらい放置してみたところ、半年くらいしてくると気になりはじめ、1年くらい経過すると歯茎から血が出てくることがわかりました。そこで歯科医院に来院し歯石を取ることで血は治まりました。他の歯医者さんでも同じだと思いますが、「3ヶ月に1度は定期検診をしましょう」と言われるのは合点がいくと感じているので、私自身も3ヶ月に1回ほど実施しています。歯周病は歯茎の下にも歯石が溜まってもご自分では取れないので、定期的に取ることが大切です。こういった意識が歯を大切にすることへとつながるのではないでしょうか。

歯がグラグラすることに実感がわかないかもしれませんが、歯周病を放置すると口臭が気になるようになります。口臭の嫌なところは、食事や会議の場面などで相手が気づいても指摘しづらいことです。そうすると、知らず知らずのうちに周りの人たちからの評価を下げる可能性もあるかもしれません。ですから、口臭を含めた歯周病の予防も診られるので、エチケットとして相手のためにも自分のためにも、歯医者さんに来てしっかりケアしていただきたいなと思っています。

佐々木 賢 理事長
こどもおとな歯科 北池袋院
佐々木 賢 理事長
豊島区/上池袋/北池袋駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科
  • インプラント

外科手術のリスク対策と治療後のメンテナンスが肝要

インプラント治療は、人工歯根を骨に埋め込み、その上に人工歯を取りつけるという方法です。歯周病などで歯を失った、もしくは、むし歯の重症化や歯根が割れるなどにより抜歯をしたなど、歯の欠損部分を補うために行います。インプラントの利点は天然歯に近い自然な噛み心地で、見た目も非常にきれいなので機能性と審美性の両面が叶います。歯の欠損を補う別の方法では周囲の歯を削る必要がありますが、インプラントはそれもありません。高い耐久性があるので、定期的にきちんとメンテナンスをすれば長期間使えることもメリットです。ただしインプラントは外科手術になりますので、全身疾患で出血しやすい方、糖尿病などで細菌感染に弱い方だとリスクになり得るので、そうした疾患の対策をする必要があります。また自身の歯と同じようにインプラントの周囲も炎症が起きることがあるので、日頃のブラッシングをしっかりして、定期的な受診でメンテナンスをしていくことが大切です。

林 文彦 院長
千葉中央駅前歯医者トータルクリニック
林 文彦 院長
千葉市中央区/本千葉町/千葉中央駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 摂食障害[食行動障害]

食べて飲み込む行為を客観的に評価し、行動を起こすことが重要

食べて飲み込む、という行為は意識的に行っていることと無意識下で行われていることに分けることができます。目で見て食べ物を認知し、口に運び、咀嚼をする。ここまでは自分の意識で行われることです。その口に入れたものをごっくんと飲んでいく。これは、無意識下、反射として行われる動作です。口の中で食べ物を留めることはできても、喉で留めておく、ということはできませんよね。これが、反射です。摂食・嚥下障害とは、この反射の部分に問題が生じてしまうものです。例えば脳卒中などが起こって脳に障害が起こってしまった場合や、認知症が進むことでそれらの障害が起きてしまうことがあります。昨今ではここに高齢者のフレイルが関わっています。フレイルも全身のそれとオーラルフレイル、つまり、口の虚弱とがあります。年齢を経てきてだんだんと体力が落ちている傾向が出てくるのは仕方がない面もありますが、それが口腔内に及ぶことで飲み込むことが難しくなってくるのです。
何をどれだけ食べられているのか。それを数値化して評価し、その評価をもとにリハビリテーション等を行い、摂食・嚥下の機能を維持していくことが求められます。

荒木 拓道 院長
たくみ歯科クリニック
荒木 拓道 院長
上尾市/須ケ谷/羽貫駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●訪問歯科診療
  • インプラント

インプラント治療を後悔しないために、患者様に気をつけてほしい3つのこと

インプラント治療を行うようになる経緯は、歯周病が悪化して抜歯しなければいけなくなるか歯根破折の場合が多いです。
抜歯後の選択肢は、入れ歯(義歯)・ブリッジ・インプラント。
この3つ選択肢の中で、インプラントは「第二の永久歯」と呼ばれ、自分の歯と変わらない噛み心地・力を取り戻せます。ブリッジのように両側の歯を削らなくていいですし、入れ歯のように煩わしさがありません。しかし、治療費は高額になるため、経済的な面で悩む方も多いです。また、人工の歯根を埋め込むためインプラント治療への不安は大きいもの。
そこでインプラント治療を行う決断をする前に、気をつけてほしいポイントを3つご紹介します。
①インプラントが可能か、CTを使用して確認してもらう
インプラントは、できる人とできない人がいますので、歯科医師にCTを撮ってもらい確認してみてください。
基礎疾患がある方(糖尿病や骨粗鬆症など)は要相談ですし、骨があるかないかも重要となってきます。CTのある歯科医院で、インプラントが可能なのかまず確認しましょう。
②世間で飛び交う情報を鵜呑みにせず、専門家である歯科医師に正しい情報を聞く
インプラントは怖いと思っている方がたくさんいますが、実は親知らずの抜歯より痛みが少ないです。また、術後の腫れも親知らずの抜歯よりも軽いことが多いです。
インターネットなどでは様々な情報が飛び交っていますが、実際に歯科医院へ足を運び、自分の歯の場合はどうなのか相談してみましょう。
③不安が残るのであればすぐインプラントにせず、まずは入れ歯(義歯)を作ってみる選択肢も。
インプラントの治療は3ヶ月程度かかります。治療期間や治療費などを考えると、なかなか治療に踏み出せない方もいます。そのような場合には、まずは入れ歯(義歯)を作ってみても良いでしょう。
入れ歯(義歯)・ブリッジ・インプラントと3つの選択肢から、入れ歯(義歯)を試してみて合わないのであれば、次はブリッジとインプラントの2つの選択肢を考えればいい。少しずつ自分に合う治療を見つけていくと、後悔せずにすみますよね。

そして何よりも、インプラント治療をしなくてすむためには歯周病予防が大切です。定期的に歯科健診を受け、歯科医師とコミュニケーションを取り、口の中の状態を確認するようにしていきましょう。

横引 良評 院長
ヨコデンタルクリニック
横引 良評 院長
佐倉市/下志津/ユーカリが丘駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

虫歯の原因は体質だった!適切な治療で削らない虫歯治療を目指す

「歯磨きしないと虫歯になるよ」
子供の頃、言われたことがあるかも知れません。日本では幼い頃から歯磨きを習慣づけるためによく言われることですね。「歯磨きで虫歯予防できる」というのは日本では昔から言われていることです。

ですが、最近わかっていることとして、虫歯になりやすいorなりにくい、というのは「体質」によるところが大きいんですね。太りやすいor太りにくいという体質があるのと同じです。

太りやすい人はカロリーに気をつけるし、なかなか太れない人は運動や筋トレを頑張っていますよね。それと同じで、あまり歯磨きしなくても虫歯にならない人と、頑張って歯磨きしているのに虫歯になってしまう人がいます。だからといって歯磨きをしなくてもいい、ということではなくて、ちゃんと歯磨きをするのは大切です。ただ、誰もが同じ方法で虫歯予防ができるかと言うと、そうではないということ。虫歯予防についても自分の体質を知って、正しく虫歯予防をしていくことが大切ですね。

また、虫歯の治療方法についても日本の歯科医療というのはまだまだ削る治療が多い。同じ虫歯の治療だとしても、欧米ならば削らない治療が選択される場面で、日本では「治療の6割が歯を削る」という選択がされています。欧米の場合は初期の頃の虫歯で削る必要が無いものについては削らずに残しています。
そもそも、虫歯が進行しなければ歯を削る必要がないんです。例えば、がんの場合であっても良性の場合だったら手術しないで薬で治療するじゃないですか。虫歯もそれと同じです。

虫歯診療については、ひとくくりに虫歯=削るという大まかな治療から、ちゃんと削るタイミングを評価してから『削る必要があるのか』を適切に判断して治療していく、という方向に変わりつつありますね。

宮崎 啓 院長
南浦和歯科
宮崎 啓 院長
さいたま市南区/文蔵/南浦和駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
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