埼玉ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

527件中151~165件を表示

  • 糖尿病(2型糖尿病)

日本人の6人にひとりが罹患。治療も予防も生活習慣が肝心

糖尿病とは、膵臓から出るホルモンであるインスリンの働きが弱くなり、血糖が増えてしまう病気です。1型と2型に分別され、1型は膵臓の細胞の破壊によるもの、2型は遺伝による体質や生活習慣によって起こるもので、日本人の糖尿病罹患者の90%が2型です。もともと日本人は欧米人に比べてインスリン分泌能力が低く、糖尿病に罹患しやすいと言われており、日本では成人の6人にひとりが糖尿病です。糖尿病になると手足の痺れや疲労感が出るほか、感染症にかかりやすくなったり、様々な合併症を引き起こしたりします。糖尿病の治療は血糖値をコントロールすることですが、その方法としては食事療法、運動療法などが挙げられます。薬物療法もありますが、前述のふたつで生活習慣を改善していくことが前提となります。糖尿病の予防策としては、日頃から規則正しい食生活や適度な運動を心がけることです。高齢の方の病気というイメージが定着していますが、若い方でも潜在的な罹患者は少なくありません。喉が渇きやすい、尿が多いなどのほか、だるさや手足の痺れなどが見られる際は糖尿病の可能性が高いので、すぐに医療機関を受診したほうがいいですよ。

青木 厚 院長
あおき内科 さいたま糖尿病クリニック(旧:青木内科・リハビリテーション科)
青木 厚 院長
さいたま市見沼区/東大宮/東大宮駅
●糖尿病内科 ●内科 ●内分泌内科 ●代謝内科 ●漢方内科
  • 乳がん

以前に比べ、マンモグラフィ検査に伴う苦痛は非常に少なくなってきている

乳がん検診には「マンモグラフィ」と「エコー(超音波検査)」の2つの方法があります。
その中でもマンモグラフィは、「痛い」「怖い」といったイメージを持たれる方が多く、検診をためらう理由のひとつになっています。
しかし、現在のマンモグラフィは、機器の進化により以前と比べて格段に苦痛が少なくなってきていることをご存じでしょうか?
マンモグラフィは乳房を圧迫して撮影を行いますが、新しい機器では強い圧迫を加えなくても、鮮明な画像を撮影できるようになっています。
以前は「ちぎれるかと思った」と話される方も少なくありませんでしたが、最近では
「思っていたより痛くなかった」「これならもっと早く受ければよかった」
といった感想をいただくことが多くなっています。
乳がんで命を落とさないためには、何よりも定期的な検診を受けることが大切です。
日頃のセルフチェックに加えて、乳がん検診を習慣にしていただければと思います。
「痛いかもしれない」という不安で検診を控えていた方も、ぜひ一度、新しいマンモグラフィを体験してみてください。

山下 祐司 院長
やました乳腺外科恵比寿
山下 祐司 院長
目黒区/三田/恵比寿駅
●乳腺外科
  • 心筋梗塞

カテーテル治療が一般的。早期治療と生活習慣病の予防が大切

心筋梗塞とは、心臓を栄養する冠動脈が詰まり心筋が壊死することによって、強い胸の痛みが出る症状です。胸の痛みがない無痛性心筋梗塞や、脈が落ちて目まいがする、ふらつく、人によっては奥歯が痛い、肩こりがひどいなど症状は様々です。冠動脈が血管の中枢で詰まってしまうと、いきなり心停止という状況もあり得ます。心筋梗塞の原因は様々で、高血圧、糖尿病、高脂血症などのほか、煙草や加齢などが挙げられます。治療法は、急性期であればカテーテル治療といって、詰まった血栓を取り除き、ステントという金属の筒を入れる方法が一般的です。生存率や予後は治療までの時間が大きく関係しており、6時間がゴールデンタイムと言われています。時間が経ちすぎると心筋の壊死が始まり、カテーテル治療を施しても心臓の動きの改善が見込めなくなってしまいます。心筋梗塞の予防は生活習慣病にならないこと、生活習慣病を治療することが一番で、適度な運動とバランスの良い食生活が大切です。持病がある方は投薬治療を続け、動脈硬化の進行を見ていくことも肝要ですよ。

若倉 真吾 院長
若倉診療所
若倉 真吾 院長
横浜市神奈川区/六角橋/岸根公園駅
●内科 ●循環器内科 ●消化器内科 ●胃腸内科 ●内視鏡内科 ●代謝内科 ●内分泌内科 ●小児科 ●美容皮膚科 ●訪問診療
  • 適応障害

こころの不調は我慢せず、医療の力を頼ってほしい

一口に「ストレス」といっても体によい影響を与えるものもあれば、悪い影響を与えるものもあります。適応障害の場合は後者が原因になり、過度なストレスが蓄積されてメンタルに不調をきたすようになります。そしてメンタルの不調と周囲の環境が相互に作用することにより、さまざまな症状を引き起こすのです。

適応障害の方にみられる症状としては、動悸・発汗・手のふるえといった自律神経にまつわるもの、気分の落ち込み・無力感・涙がこぼれるなどのうつ症状のほか、不安や恐怖心から人と会うことを避けるようになることも特徴です。また症状が進むと通勤中の電車内などで過呼吸になり(パニック障害)、欠勤・遅刻・早退が増えるなど社会生活が困難になることもあります。

気分が落ち込むなどの自覚症状があれば、心療内科や精神科を受診なさることもあるでしょう。一方で、動悸や手のふるえといった身体的な症状からこころの不調を疑う方はまだまだ少ないのが現状です。しかし、目の前が真っ暗になるようなこころの不調も、適切な治療によって大きく改善するものです。「眠れない」「ドキドキする」といった小さなサインを見逃さず、気になることがあれば遠慮なくご相談いただきたいと思います。

渡邉 功 院長
iこころクリニック日本橋
渡邉 功 院長
中央区/日本橋堀留町/小伝馬町駅
●精神科 ●心療内科 ●訪問診療
  • アトピー性皮膚炎

一見治っているように見えても、再発をしやすい病気。日常的に身体的・精神的に正しいケアが大事。

アトピー性皮膚炎とは、皮膚のバリア機能が低下し、外部からの刺激やアレルゲンに過敏に反応し、痒み・赤み・腫れ・乾燥・湿疹を起こしやすくなることです。この病気は、アトピー素因という、遺伝的な要素が関与していると考えられており、赤ちゃんの頃に発症するケースもあれば、成人して発症するケースもあります。また、環境汚染や免疫系の異常も関与している可能性があり、乾燥した季節やアレルゲンに接触した場合など、特定のトリガーが引き金となってしまう場合もあります。治療法としては、いくつか方法がありますが、一般的なのは塗り薬や飲み薬で、保湿剤や抗ヒスタミン薬・ステロイド軟膏などを処方し、その人に合った治療法を模索していきます。予防策としては、子どものうちから正しいスキンケアや、乾燥を防ぐために適切な保湿を心がけることが重要です。また、ストレス管理や健康的な生活習慣を守ることも役立ちます。アトピー性皮膚炎は再発をしやすい病気のため、医師の指導の下で適切に管理し、周囲の人々に対しても理解とサポートを求めることで、上手に付き合っていけるようにしましょう。

渡辺 雪彦 院長
横浜金沢文庫皮膚科クリニック
渡辺 雪彦 院長
横浜市金沢区/泥亀/金沢文庫駅
●皮膚科 ●小児皮膚科 ●アレルギー科
  • 伝染性単核球症

思春期に多い病気『伝染性単核球症』とは?

日本人の98%は親が子どもにキスをするので、親の唾液を通して自然とEBウイルスに感染します。しかしながら、たまに子どもにキスをしない親もいるので、思春期、成人になるまでEBウイルスを持たないケースもあるのです。年間に数名だけ見つかるような病気ですが思春期の頃に発生することが多く、キスをきっかけになることから別名キッシングディシーズ(kissing disease)と呼ばれます。診断には立ち入った質問をする必要もあり、思春期のお子さんに彼氏ができましたか?と聞くと「できました」といい、キスをしましたか?と聞くと「しました」と答えて発覚するのです。症状は熱、喉の痛みになりますが、喉を診ると腫れて白苔(はくたい)という白い膿ができることから、子どもなら溶連菌、今ならコロナも考えられます。しかしそれらの病気と違うことは、伝染性単核球症はリンパ節がボコボコと腫れることです。話をよくお伺いして血液検査をすることで診断できるのですが、中には溶連菌であると診断されてペニシリン系の抗生剤を処方されることもあり、EBウイルスの感染症に使うと発疹が出ます。最初の診療でペニシリン系の薬を飲んでいたので、別の病院では薬疹の影響だと思い、抗アレルギー剤を出しても一向に良くならず、当院へ来院して伝染性単核球症だと発覚したケースもありました。伝染性単核球症は抗生剤が効かないので、自然治癒を待つと大体はきちんと治ります。しかし慢性的な肝炎やリンパ腫を起こしたり、脾臓(ひぞう)が腫れてぶつけたりすると破裂して命を落とすため、特に中高生くらいの男の子にはじゃれ合って脾臓をキックしないよう注意喚起をしています。

柏村 琢也 院長
オーク内科クリニック
柏村 琢也 院長
富士見市/ふじみ野西/ふじみ野駅
●内科 ●小児科
  • アトピー性皮膚炎

保湿剤、ステロイド軟膏の外用に加え、注射薬も新たな治療選択肢に

アトピー性皮膚炎とは、かゆみを伴う皮疹が全身に現れ、皮膚症状は良くなったり悪くなったりを繰り返すことが特徴の皮膚疾患です。アトピー性皮膚炎では、皮膚の"バリア機能"(外界のさまざまな刺激、乾燥などから体の内部を保護する機能)が低下していることや皮膚に炎症があることが分かっています。外からアレルゲンなどの刺激が入りやすくなっており、これらが免疫細胞と結びつき、炎症を引き起こします。また、かゆみを感じる神経が皮膚の表面まで伸びてきて、かゆみを感じやすい状態となっており、掻くことによりさらにバリア機能が低下するという悪循環に陥ってしまいます。

アトピー性皮膚炎の治療は、
①スキンケア(皮膚の清潔を保ち、うるおいのある状態を保つこと)
②薬物治療(皮膚の炎症を抑える治療)
③環境整備(環境中の悪化因子をみつけ、可能な限り取り除くこと)の三本柱を中心にした治療により、寛解導入(症状を改善させ湿疹のないすべすべのお肌にすること)を行います。

これまでアトピー性皮膚炎の治療は、保湿剤、ステロイド軟膏の外用が主でしたが、中等症以上の方に使用できる生物学的製剤という抗体を利用した注射薬も使われるようになってきました。

河原 紗穂 院長
よこはま すみれ皮ふ科
河原 紗穂 院長
横浜市保土ケ谷区/宮田町/天王町駅
●皮膚科 ●小児皮膚科
  • 多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群:卵の質が悪いと誤解しないで!適切な予防と治療が大切です。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は10~20人に1人にみられる疾患で、卵巣内に多くの卵胞が存在することで、様々な症状を引き起こす病態です。通常は生理開始から約2週間かけて卵子が成熟すると排卵しますが、PCOSの方は排卵する卵子を選ぶまでに時間がかかってしまいます。原因は、卵巣のホルモンバランスの乱れにより男性ホルモンが多くなることで排卵機能が低下することや、インスリン抵抗性や高血圧・糖尿病などの代謝異常が挙げられます。症状は、主に無月経や月経不順・不妊・ニキビ・多毛症・脂漏性湿疹などが見られます。診断は、件の症状の有無のほか、卵巣から分泌されるエストロゲン・プロゲステロン・男性ホルモンの数値の検査、卵巣の超音波検査などを実施し総合的に判断されます。PCOSと診断された多くの方は「卵子の質が悪いんですね」とネットの誤った情報を見て誤解されるのですが、実際に生殖補助医療で卵を育ててみると、たくさんの質のいい卵が取れますので、実際は「宝の山」だと思ってください。生殖補助医療を行うときに卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクがありますが、上手に刺激をすれば副作用をほぼ起こすことなく良質な卵子を得る事ができます。当クリニックは、豊富な経験から多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも質のいい卵をとる技術を心得ていますのでぜひご相談くださいね。治療は患者さんのニーズに合わせて排卵誘発剤・体重管理・ホルモン注射・経口避妊薬・手術などを試みます。治療後は定期的な医師による検診と経過観察を欠かさないようにしましょう。予防法に関しては明確なことはいえませんが、食生活を整えること・規則正しい生活を心がけること・ストレスの少ない生活を送ることが効果的です。

大野 基晴 院長 
北千住ARTクリニック
大野 基晴 院長 
足立区/千住/北千住駅
●婦人科
1 PAGE 11/36 36