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  • インプラント周囲炎

インプラント周囲粘膜炎の段階で適切なケアをすることが大切

インプラントがむし歯になることはありませんが、歯周病(インプラント周囲炎)のリスクは残ります。自分の歯であれば血流がありますので免疫がありますが、金属の塊であるインプラントには当然それがありません。むしろ免疫が働かないために、自分の歯よりも歯周病のリスクは高まると考えていいでしょう。
インプラントの周囲に菌がたまり、蓄積していくと、やがて炎症を起こして腫れを伴い、インプラントの周囲の骨が溶け、最後にはグラグラと不安定な状態となります。通常、病気の進行はゆっくりとしたものですが、中には急性的に進んでいくケースもあります。菌が入って腫れてしまっているわけですので、その場合には痛みも伴いますし、触ると出血したり、膿が出ることもあるのです。
インプラントは、骨の中に入っている下部構造と、歯ぐきの上に出ている上部構造とに分かれます。周囲炎であることが認められれば、上部構造を外し、インプラント本体だけの状態にして徹底的に汚れを取り除き、洗浄を行います。これにより、改善を図っていくのです。
インプラント周囲炎という言葉はメジャーになりましたが、その前段階としてインプラント周囲粘膜炎という病態があります。この段階で手を打つことが大切で、定期的なメンテナンスによって早期に発見し、セルフケアを含めたケアを行うことが重要になってきます。

荒川 英之 院長
黒川@歯科(黒川アット歯科)
荒川 英之 院長
川崎市麻生区/黒川/黒川駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科
  • 歯周病

正しい歯磨きと定期的なメンテナンスで歯周病を予防

歯周病とは、歯と歯茎の隙間に多くの細菌が溜まることによって起きる疾患のことです。糖分が含まれている食べ物の過剰摂取や、不十分な歯みがきが習慣化していることで、歯垢が歯の表面に定着します。この歯垢には、原因となる細菌が1㎎中あたり10億ほど存在し、これらの細菌によって炎症を引き起こすことになるのです。歯周病菌は嫌気性菌であり、うがいをしただけでは本来の原因に効果がありません。また、炎症が起きても自覚症状がないことが多く、放置していると歯周ポケットという歯と歯茎の隙間が深くなり、抜歯が必要な状態にまで悪化していまいます。
歯周病を予防するために一番大事なことは、定期的なメンテナンスとセルフケアです。歯ブラシ1本だけでは完全に磨くことは難しく、歯間ブラシやデンタルフロスと合わせたブラッシングが大切になります。それでも100%の歯磨きは不可能でしょう。歯ブラシの選び方や部位によっての使い分け、磨き方が大切なのです。
また近年は、昔と比べて虫歯は減っているかわりに歯周病のお子さんが増えてきました。中学生を過ぎてからは、歯周病予防のブラッシングを意識した方が良いでしょう。
歯周病で一番避けたいことは、自覚症状がないまま悪化してしまうことです。日々の正しい歯磨きを行い、定期的なメンテナンスを受けることでしっかりと対策してください。

永田 喜久 院長
ながた歯科クリニック
永田 喜久 院長
朝霞市/三原/朝霞台駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

初回の虫歯に対する精密な治療によって神経を温存できる

虫歯治療を何度か行うと、神経を抜く「根管治療」を行うことになります。根管治療は、虫歯治療の最後に行き着く治療です。奥歯の根管治療に関していうと、治療がうまくいかない場合は根の先に、膿のような病変を来すことがあります。奥歯の場合は、70%程度の病変発症リスクがあると言われています。神経を抜く場合、このような病変が発症するリスクが高まるでしょう。そこで、神経を抜く治療を行うのであれば、マイクロスコープ治療を行うことがベストです。ただし、神経を取ることは様々なリスクが高まります。場合によっては神経を抜きますが、温存療法も近年は可能になりました。自分の歯をより多く残す選択肢の一つとして、神経を取るか温存するか診断していきます。まずは、いかに神経を取らずに済むのか考えることがポイントとなるでしょう。1回目、2回目とった最初の虫歯治療において、精密な治療を行うことで歯が長持ちすると考えられます。つまり、虫歯治療で大切なことは最初から全力で治療を行うことであると言えるでしょう。

松田 敦士 院長
坂詰歯科・矯正歯科
松田 敦士 院長
行田市/中央/行田市駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 歯周病

『歯周病』は進行状況を把握することが重要

むし歯以外に歯を無くす最大の原因の一つには「歯周病」が挙げられます。歯周病は強い症状が出ることは稀なので、自覚症状がないうちに進行していき、気づいたときには遅い病気です。いきなり歯周病になるのではなく、段階的に進行して歯が抜け落ちていきます。そうならないためにも、20代30代からできるだけ早く歯周病の状態を把握することで、将来に歯を残せる本数や可能性が劇的に変わってきます。歯周病を予防するケアについて普段の歯磨きはもちろん大切ですが、一度ついてしまった歯石を歯ブラシで取ることは不可能なので、定期的に歯医者さんで取ってもらう必要があります。なぜ早めに歯周病を治すべきなのか?それは入れ歯が入りづらくなったり、インプラントが打てなくなったり、対応が遅れると治療の選択肢が狭まるからです。ちなみに歯周病の進行によって神経をとった後は症状が出ないため注意が必要です。歯周病予防でいちばん大切なのは『現状把握をすること』。どのくらい歯周病が進行しているか自分では把握できないため、歯医者さんへ行ってレントゲンでの診断や歯茎の検査をして、進行状況を把握することが重要です。もし歯周病が進んでいるのであればそれ以上進ませないように治療をして、全く進んでいないのであればメンテナンスをしていくことになります。

北島 潤平 院長 & 米田 春樹 先生
ひなたデンタルクリニック
北島 潤平 院長 & 米田 春樹 先生
足立区/千住/北千住駅
●歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科
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