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  • 上唇小帯付着異常

上唇小帯があるか、ないかを知っておくことが大切

舌の裏側にある舌小帯と対角と言いましょうか、上唇の裏側に位置し、前歯の真ん中から歯ぐきに向かって縦走する粘膜のヒダを上唇小帯と言います。人によって位置は異なり、歯の間まできているとすきっ歯の原因となりますし、そこまでいかずとも、わずかに唇の動きを妨げますので、滑舌や食べるスピードを下げてしまうという側面があります。
現在は麻酔処置をした上でレーザーにより整形する治療が一般的となっています。レーザーのない時代にはメスで切り取るしか方法がなく、当時は腫れて大変でしたが、レーザーは傷口の処理も一緒に行えますので、腫れも少なく、それほど負担のかからない処置となっています。
上唇小帯は誰にでもあるもので、位置が異なるのは個性と言えるでしょう。成長段階で短くなることも多く、急を要するものでもないことから、様子を見ることも一般的と言えます。ただ、大人に関してもその位置によって歯周病を悪化させてしまうこともありますし、お子さんの仕上げ磨きをする際、それがあることに気づかず引っ掛けてしまうことがあります。それがあるか、ないかを知っておくことで磨き方も変わってきますので、歯医者さんでお口を診てもらう際、チェックをしてもらったほうがいいでしょう。

大曲 祐司 院長
本厚木歯科クリニック
大曲 祐司 院長
厚木市/中町/本厚木駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • メタルフリー治療

メタルフリー治療とは?──金属を使わない、見た目と健康にやさしい歯科治療

歯の治療というと、銀歯を思い浮かべる方も多いかもしれません。けれど、最近では「金属を使わない治療=メタルフリー治療」が広まりつつあります。
メタルフリー治療とは、かぶせ物や詰め物などに金属を使わず、セラミックやコンポジットレジンといった白くて自然な素材を用いる治療方法です。天然の歯に近い色や質感を再現できるため、笑ったときも治療跡が目立ちません。
さらに、金属アレルギーの心配がないという大きなメリットもあります。金属の詰め物は長い年月の中で体に影響を与えることがあり、歯ぐきが黒ずむ原因になることも。メタルフリーならそのようなリスクを減らせます。
保険診療では銀歯などの金属を用いる治療が多く行われていますが、見た目や金属アレルギーへの配慮から、セラミックなどのメタルフリー素材を選ばれる方も増えています。
「銀歯を白くしたい」「アレルギーが心配」「できるだけ自分の歯に近づけたい」——そんな方におすすめの治療法です。

吉武 礼子 院長
グランティース武蔵小山歯科
吉武 礼子 院長
品川区/小山/武蔵小山駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科 ●訪問歯科診療
  • 上唇小帯付着異常

永久歯が生え始めるまでの経過観察が大切!上唇小帯付着異常。

上唇小帯付着異常とは、先天性・生まれ持ったもの疾患で、程度には個人差があるます。何か病気を持っているというよりは、たまたま生まれつきそういった特徴をあったと認識した方がいいと思います。治療が必要な場合は、付着部位を切って癒着部分を移動させる必要があります。癒着したままだと、それによって唇の動きが悪くなり、食べ物が挟まりやすくなったり、歯ブラシが難しくなったりします。
ただ、全員が全員、処置が必要なわけではありません。継続的に診察をしてもらい、永久歯が映えるタイミングで治療が必要かどうか見極めてもらってください。歯茎の高さは永久歯が生えてくるときに変わってくるので、ほとんどのケースは切らなくても大丈夫です。
ただ、極端な症例では、早い段階で麻酔をしてその部分を切って位置を変えるなどの処置をします。
見つけ方としては、唇を引っ張って、そこにあるスジが歯の真ん中の部分に近ければ、歯科医に診てもらった方がいいと思います。1歳半検診や3歳検診の歯科検診で指摘され、歯科医院を受診するということが多いと思います。

小帯はいろんなところにあって、舌下にもあります。舌小帯がくっついている場合は滑舌が悪くなりますし、うまく発音できないなどの症状が見られます。そういう方は舌小帯を切って処置をしています。この上唇小帯付着異常そういったものと基本的には同じなので、もし見つかっても、あまり思い詰めず、経過観察をしてかかりつけ医と相談してみてください。

正東 脩平 院長
上福岡エスデンタルクリニック
正東 脩平 院長
ふじみ野市/上福岡/上福岡駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 咀嚼障害

頬杖や就寝時の癖が咀嚼障害を引き起こす可能性も

患者さんが「噛めない」「噛みづらい」と感じたのであれば、それがすなわち、咀嚼障害、ということになります。咀嚼障害の原因は多岐に渡ります。補綴物の不調和もそうですし、歯並びなどの先天的な問題も原因となります。また、頬杖を付いたり、どちらかに体を傾けて寝るなど、生活習慣における態癖も要因となります。矯正治療は力を加えることで歯を動かすものですが、態癖も力を同じ方向にかけ続けてしまうことで噛み合わせなどが変化してしまうのです。
咀嚼障害の治療としては、原因に応じた治療を個々におこなっていくことになります。もう1つ、咀嚼障害を引き起こす要因となるものに、欠損が考えられます。欠損とは歯を失うことですが、アメリカではむし歯や歯周病などと並列して、欠損を病気と捉えることが一般的になっています。というのも、欠損に対してアプローチをしていかないと、欠損部位以外の歯や噛み合わせに悪影響をもたらすからなのです。ひとまず噛めるからいい、ではなく、それがもたらす影響もお考えいただければと思います。

矢作 達也 院長
桜新町駅前歯科・矯正歯科
矢作 達也 院長
世田谷区/桜新町/桜新町駅
●歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科
  • 歯周組織再生療法

守りの治療から攻めの治療の時代に

歯周病は歯ぐきの炎症にとどまらず、歯を支える骨や歯根膜といった歯周組織全体を壊していく病気です。これまでの治療は「進行を止める」ことが中心で、失われた組織を取り戻すことは難しいとされてきました。歯周ポケットを浅くし、清掃しやすい環境をつくることで進行を抑える、いわば守りの治療が主体だったのです。

しかし近年、「歯周組織再生療法」という新しい治療法が登場しました。代表的なのが「リグロス」という薬剤で、これはもともと医科で開発されたものを歯科に応用したものです。リグロスを用いることで骨や血管、歯肉などが再生され、歯周組織を取り戻すことが可能になりました。これにより、歯周病治療は単なる進行抑制から「再生を目指す」攻めの治療へと大きく変化したのです。

実際の治療では、失われた部分に人工骨などと併用してリグロスを応用し、組織の再生を促します。これは人工物を単に埋めるのではなく、患者さん自身の組織の回復力を引き出す点が大きな特徴です。まさに、従来では考えられなかった「元の状態に近づける」ことができる治療といえるでしょう。

今では保険診療としても認められており、限られた医院ではありますが、積極的に取り入れることで多くの患者さんの生活の質を改善しています。歯周組織再生療法は、従来の「守りの治療」から一歩進んだ、未来志向の歯周病治療といえるでしょう。

藤野 健正 代表理事
きょうどう歯科・大袋
藤野 健正 代表理事
越谷市/袋山/大袋駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科 ●訪問歯科診療
  • 頬部蜂窩織炎

進行すると命に関わる事態にも

蜂窩織炎は蜂巣炎とも呼ばれます。むし歯が進行し、神経にまで達すると痛みや腫れといった症状が出てきますが、中には自覚できる症状がない人もいます。症状が出ない人はどうなっているかというと、膿がたまり続けるのです。お顔の中には、隙(げき)、つまり隙間があります。その隙に膿がたまり続けていき、何かの拍子に大きく腫れ、激烈な痛みが生じます。その1つが、頬部蜂窩織炎です。
対応としては抜歯等、原因を取り除くことがまずあげられ、その前に膿を出してあげたり、抗生剤等を点滴によって投与する処置が行われます。重要なのは、むし歯を放置しない、ということです。たとえ症状がなくとも、定期的に検診を受けることによって隠れた病気の発見につながり、大きな疾患を防ぐことにつながります。「隙」は隙間ですから、重力に従い、膿は次第に下へ下へと落ちていくことになります。それが首を越えて胸にまで及んでしまうと命に関わることもありますので、気になることがあったら歯医者さんに行かれたほうがいいでしょう。

宍戸 孝太郎 院長
中目黒BIANCA歯科矯正歯科
宍戸 孝太郎 院長
目黒区/上目黒/中目黒駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
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