東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

上唇小帯付着異常(ジョウシンショウタイフチャクイジョウ)の原因

上唇小帯は発育とともに徐々に縮小し、目立たなくなっていくが、何らかの原因によってこれが不十分な場合、治らないことがある。

上唇小帯付着異常(ジョウシンショウタイフチャクイジョウ)の症状

上唇の中央から歯茎へと伸びる粘膜の「すじ」を上唇小帯と言う。上唇小帯付着異常(上唇小帯短縮症)とは、このすじが歯茎の頂点まで伸びているもの。永久歯の真ん中を閉じることができず、すきっ歯(正中離開)の要因となることもある。

上唇小帯付着異常(ジョウシンショウタイフチャクイジョウ)の治療

前歯が生えてくる時期を目安にすじを切除する外科的処置が行われる。
受診科目
小児歯科

この病気について1人の医師の見解があります。

歯科医師から聞いた
上唇小帯付着異常の対処(治療)方法

1件中1~1件を表示

永久歯が生え始めるまでの経過観察が大切!上唇小帯付着異常。

上唇小帯付着異常とは、先天性・生まれ持ったもの疾患で、程度には個人差があるます。何か病気を持っているというよりは、たまたま生まれつきそういった特徴をあったと認識した方がいいと思います。治療が必要な場合は、付着部位を切って癒着部分を移動させる必要があります。癒着したままだと、それによって唇の動きが悪くなり、食べ物が挟まりやすくなったり、歯ブラシが難しくなったりします。
ただ、全員が全員、処置が必要なわけではありません。継続的に診察をしてもらい、永久歯が映えるタイミングで治療が必要かどうか見極めてもらってください。歯茎の高さは永久歯が生えてくるときに変わってくるので、ほとんどのケースは切らなくても大丈夫です。
ただ、極端な症例では、早い段階で麻酔をしてその部分を切って位置を変えるなどの処置をします。
見つけ方としては、唇を引っ張って、そこにあるスジが歯の真ん中の部分に近ければ、歯科医に診てもらった方がいいと思います。1歳半検診や3歳検診の歯科検診で指摘され、歯科医院を受診するということが多いと思います。

小帯はいろんなところにあって、舌下にもあります。舌小帯がくっついている場合は滑舌が悪くなりますし、うまく発音できないなどの症状が見られます。そういう方は舌小帯を切って処置をしています。この上唇小帯付着異常そういったものと基本的には同じなので、もし見つかっても、あまり思い詰めず、経過観察をしてかかりつけ医と相談してみてください。

正東 脩平 院長
上福岡エスデンタルクリニック
正東 脩平 院長
ふじみ野市/上福岡/上福岡駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
1 PAGE 1/1 1