埼玉ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

339件中16~30件を表示

  • 歯ぎしり(ブラキシズム)

『歯ぎしり・食いしばり』にはどんな治療法があるのか?

歯ぎしり・食いしばりは夜寝ている間に無意識のうちにやっていることが多いのですが、食いしばりの激しい方というのは結構いらっしゃって、6~7割程度の人に該当するくらい増えている印象を受けます。原因はストレスや噛み合わせの悪さが関連しているといわれているものの、正確にはまだ解明されていません。治療法には3種類あって「顎のストレッチをすること」「マウスピースを入れること」「ボトックス注射で筋肉にタンパク質を入れること」です。寝ているときに無意識にやってしまうことなので歯ぎしりや食いしばりの予防はできませんが、歯ぎしりをしても歯にダメージを与えないようにマウスピースを入れること、もしくはボトックス注射をして歯ぎしりをしないようにすることで改善されると思います。意外に思うかもしれませんが、ボトックス注射によって食いしばりをかなり防ぐことができるのです。歯ぎしりや食いしばりによって体の不調も起こりますので、何か気になる症状があれば歯医者さんに相談してください。

齋藤 大輔 院長
オーキッドJOYデンタルクリニック
齋藤 大輔 院長
川崎市高津区/北見方/二子新地駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科 ●訪問歯科診療
  • 義歯

希望を明確にして最適なものを選び、きちんとメンテナンスを

義歯(入れ歯)とは歯が抜けてしまった、抜歯せざるを得なくなったところを補うものです。入れ歯、インプラント、ブリッジなどいくつか方法がありますが、何を入れて補うかにより処置の前準備が異なるケースもありますので、可能であれば抜歯をする前に抜歯後の処置の相談ができるのが望ましいです。インプラントは外科手術で埋め込むものですが、入れ歯は患者さんご自身で取り外しができます。歯を失った状態ひとつに対しても、保険診療の入れ歯もあれば、強度が強く長持ちする入れ歯、審美性に優れた入れ歯などがあります。食事でしっかり噛むため丈夫なものがいい、人と話す機会が多いから見た目を優先したいなど、患者さんの義歯の目的や希望を明確にして最適なものを選んでいただきたいです。噛み合わせなどにより、義歯も少しずつ擦り減ったり、状態が変化していきますので、3か月~6か月に一度は定期的なメンテナンスを受けるようにしてください。特に部分入れ歯の場合は、入れ歯だけではなく残っている歯のメンテナンスも肝要ですよ。患者さんご自身での歯磨きや、歯ブラシ選び、入れ歯のお手入れも大切ですので、医師や歯科衛生士に相談し指導を受けてくださいね。

平野 哲也 院長
ひらの歯科医院
平野 哲也 院長
藤沢市/菖蒲沢/長後駅
●歯科
  • 摂食障害[食行動障害]

食べて飲み込む行為を客観的に評価し、行動を起こすことが重要

食べて飲み込む、という行為は意識的に行っていることと無意識下で行われていることに分けることができます。目で見て食べ物を認知し、口に運び、咀嚼をする。ここまでは自分の意識で行われることです。その口に入れたものをごっくんと飲んでいく。これは、無意識下、反射として行われる動作です。口の中で食べ物を留めることはできても、喉で留めておく、ということはできませんよね。これが、反射です。摂食・嚥下障害とは、この反射の部分に問題が生じてしまうものです。例えば脳卒中などが起こって脳に障害が起こってしまった場合や、認知症が進むことでそれらの障害が起きてしまうことがあります。昨今ではここに高齢者のフレイルが関わっています。フレイルも全身のそれとオーラルフレイル、つまり、口の虚弱とがあります。年齢を経てきてだんだんと体力が落ちている傾向が出てくるのは仕方がない面もありますが、それが口腔内に及ぶことで飲み込むことが難しくなってくるのです。
何をどれだけ食べられているのか。それを数値化して評価し、その評価をもとにリハビリテーション等を行い、摂食・嚥下の機能を維持していくことが求められます。

荒木 拓道 院長
たくみ歯科クリニック
荒木 拓道 院長
上尾市/須ケ谷/羽貫駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●訪問歯科診療
  • ドライマウス[口腔乾燥症]

なぜ『ドライマウス』になるの?

「ドライマウス」になる原因でいちばん多いのは、高齢者が服用している『お薬』がいっぱいあることによる「副作用」です。自覚している方もいるのですが、「もしかして薬の副作用ですか?」と患者さんから相談を受けることも。意外と歯科でドライマウスを相談するものだと認識されていません。

対処法は「唾液腺マッサージ」といって、セルフでできるので教えて実践してもらっています。それから「専用スプレー」や「ジェル」、「うがい薬」もあり、クリニックに揃えているところは多くあります。

「更年期障害」や「年齢」とともに唾液の分泌が少なくなってくるので、むし歯になりやすくなります。「自浄作用」といってよだれや唾液で口の中をきれいにする役割があるのですが、唾液が少なくなると「ばい菌」が停滞しやすくなるためです。また歯周病にもなりやすくなります。

『高血圧の薬』や『精神安定剤などメンタル系の薬』を飲んでいる方は、ドライマウスになっていることが多くあります。このようなことを歯医者さんに相談してもいいのかな?と、患者さんが思っていることの1つだと感じます。こちらからお声がけをしないと、それが原因で来院されることはありません。

青木 かなえ 院長
エンジェル歯科クリニック
青木 かなえ 院長
所沢市/元町/西所沢駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●訪問歯科診療
  • インプラント

奥歯で噛めることを最優先に。インプラント治療の意義

インプラントとは、歯を失った部分の顎の骨に人工の歯根を埋め込み、人工の歯や特殊な入れ歯を装着する治療方法です。仮に前歯と奥歯がない状態だとしたら、インプラントを優先すべきなのは奥歯のほうです。前歯は見える部分でもあるのでこちらを優先したくなる方も多いでしょうが、咬合面で重要なのは左右の奥歯できちんと噛めるようにすることです。順番を誤り、前歯だけインプラントを優先し奥歯を放置してしまうと、前歯や他の歯にも負担がかかってしまうんです。口腔内治療で大切なことは、まず奥歯で左右均等にバランスよく噛める状態を作ること。それこそがインプラントの目的なんですよ。そこがしっかり整っていれば、他の場所の治療もうまくいきます。インプラント治療で骨があるところだけ探して埋め込むのは誤りです。ここにインプラントを入れなかったら口腔内のバランスが悪くなる、見た目も悪く噛めない状態になるというところにこそ埋め込まないといけない。インプラント治療をする歯科医院はたくさんありますが、大学病院での診療に相当する治療経験がある医師を選ばれると安心ですよ。失敗症例をフォローできるくらいの技術がある医師が望ましいです。

齊藤 淳一 院長
れおファミリー歯科
齊藤 淳一 院長
川口市/東川口/東川口駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 親知らず

親知らずの抜歯はリスクの低い20~30歳代のうちに済ませてほしい

親知らずの抜歯は、歯科医師の技術力もさることながらその歯を抜くのか・抜かないのかの判断が非常に大事です。親知らずについては、嚙み合わせに参加しているか、歯ブラシがきちんと届くかといったことをクリアしていれば「残してもよい」とされることが一般的です。一方で、今の段階では問題がなくても将来的なリスクがまったくないと言い切ることはできません。私が知っているケースでは、90歳を過ぎて親知らずが腫れてきた患者さんがいらっしゃいました。

年齢を重ねていくと何らかの病気を抱えてお薬を飲んでいたり、体力的に親知らずの抜歯に耐えられなかったりする方が少なくありません。たとえば骨粗しょう症の治療をしている女性の親知らずは抜歯できませんし、術中の出血を考えれば「血液をサラサラにする薬」を服用している方の抜歯も難しいでしょう。また、若いころは多少の柔軟性がある骨も50歳、60歳になるとすっかり硬くなってしまいますので、抜歯そのもののリスクが高まっていきます。

患者さんの多くはこうした事実をご存知ではないと思いますので、正しい情報を発信していくことも私たち歯科医師の役割だと考えています。骨のミネラルが豊富でもっともリスクが少ないと考えられる20~30歳代のうちに親知らずの抜歯を検討していただけるように、一人でも多くの方に働きかけていきたいと思っています。

福島 龍洋 院長
渋谷青山デンタルクリニック
福島 龍洋 院長
渋谷区/渋谷/渋谷駅
●歯科 ●歯科口腔外科
  • 上唇小帯付着異常

上唇小帯があるか、ないかを知っておくことが大切

舌の裏側にある舌小帯と対角と言いましょうか、上唇の裏側に位置し、前歯の真ん中から歯ぐきに向かって縦走する粘膜のヒダを上唇小帯と言います。人によって位置は異なり、歯の間まできているとすきっ歯の原因となりますし、そこまでいかずとも、わずかに唇の動きを妨げますので、滑舌や食べるスピードを下げてしまうという側面があります。
現在は麻酔処置をした上でレーザーにより整形する治療が一般的となっています。レーザーのない時代にはメスで切り取るしか方法がなく、当時は腫れて大変でしたが、レーザーは傷口の処理も一緒に行えますので、腫れも少なく、それほど負担のかからない処置となっています。
上唇小帯は誰にでもあるもので、位置が異なるのは個性と言えるでしょう。成長段階で短くなることも多く、急を要するものでもないことから、様子を見ることも一般的と言えます。ただ、大人に関してもその位置によって歯周病を悪化させてしまうこともありますし、お子さんの仕上げ磨きをする際、それがあることに気づかず引っ掛けてしまうことがあります。それがあるか、ないかを知っておくことで磨き方も変わってきますので、歯医者さんでお口を診てもらう際、チェックをしてもらったほうがいいでしょう。

大曲 祐司 院長
本厚木歯科クリニック
大曲 祐司 院長
厚木市/中町/本厚木駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

むし歯予防は、酸の存在にに注目が集まってきている

むし歯の病態は、虫歯菌という細菌が糖分を摂取し、その排泄物である酸によって歯が溶けていくものです。現在は虫歯菌そのものよりも酸の存在が着目されるようになってきています。と言いますのも、お口の中が長く酸性の状態に置かれることにより、むし歯が進行してしまうと考えられているからです。その意味では、食生活習慣が大きく関係してきます。酸がよろしくないわけですので、炭酸飲料はむし歯予防という観点では好ましいものではありません。炭酸飲料に砂糖が入っていると、さらに良くない、ということになります。重要なのは、酸性の環境になってしまったお口の中の状態をいかに早く中性に持っていくかということで、それが現在のむし歯予防の考え方の根本となってきているのです。

むし歯予防ではフッ素が有効です。フッ素入りの歯みがき粉はよく見かけるようになりましたが、ここで問題になってくるのは、日本は、うがいをする文化、ということです。せっかくフッ素を取り入れても、それをきれいに洗い流してしまっては効果は望めません。お口の中にフッ素を残すことが重要な訳で、当院においてもうがいは少ないお水で1回だけ、とオススメしています。ちょっとしたことですが、それがむし歯の予防の第一歩になるのです。

植田 博歳 院長
鶴間駅前歯科クリニック
植田 博歳 院長
大和市/鶴間/鶴間駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

”削らない”の選択で⾍⻭から⼤切な⻭を守っていく

⾍⻭は噛み砕いて言うと、”⻭・バイ菌・バイ菌の餌・時間”の4つの条件が重なって出来るものです。昔は⻭磨きをしないで⽢いものばかり⾷べていた時代があったので、当時は沢⼭⾍⻭の患者様がいました。ただ、最近では⾍⻭が出来るメカニズムがわかってきていたり、フッ素⼊りの⻭磨き粉が普及して⻭の質が強くなったりしてきているので、昔よりは⾍⻭の患者さんは極端に少なくなりました。ただ、⾍⻭の患者さんが多かったのは⻭磨きの習慣だけではなく、”⻭科医の治療の⽅針”も⾍⻭の患者さんを増やすきっかけを作っていたんです。 昔は、⾍⻭が出来たらすぐに⻭を削って、詰め物を詰めるというのが主な治療法でした。しかし、⻭を削るとそこに無数のヒビが⼊り、詰め物をしてもそのつなぎ⽬やヒビからま た⾍⻭になってしまうというのが近年わかってきたのです。昔の治療⽅針は、”⾍⻭になっ て削る→ヒビからまた⾍⻭ができる→さらに⼤きな詰め物が必要になる→神経をとって被 せ物をする→被せる歯が再度虫歯になってしまったら⻭を抜く”という負のスパイラルですね。 しかし、削ることで新たな⾍⻭が出来るというのがわかってきたために、現在では⾍⻭= ⻭を削るという治療法が正解ではなくなってきています。⾍⻭であってもそのまま経過観察という選択をする⻭科医も増えてきているんです。例えば癌であっても、すぐに⼿術を せずに何年か経ってから⼿術をするということがありますよね。⾍⻭の場合もそのような 考え⽅に変わってきています。ですから、最近の学校の検診では⾍⻭の有無だけをチェク して、かかりつけの⻭科医が治療をするかどうか決めるという流れになってきているのです。⾍⻭であっても進⾏してないケースも多くあるので、必ずしも⾍⻭が⾒つかったから といって削るわけではありません。もちろん、進⾏性のものであれば治療していきます。 ただ、削ったことでヒビが⼊って状態がさらに悪化することもありますので注意が必要で す。なので、私はあえて”早期発⾒・早期治療しない”という⽅針で、それよりも⾍⻭にな らないように予防に⼒を⼊れるべきだと患者さんにお伝えしています。毎⽇の⻭磨きでブ ラッシングしにくいところは誰しもあると思いますので、そういった場所は定期的に通院 してぜひクリーニングをしてもらいたいと思います。

佐伯 永 院長
佐伯歯科クリニック
佐伯 永 院長
幸手市/中/幸手駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科
1 PAGE 2/23 23