埼玉ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

312件中196~210件を表示

  • 歯の外傷・損傷

子どもに多い歯の外傷。症状がなくても速やかな受診を

低年齢のお子さんというのはどうしても大人に比べて転倒のリスク、転倒した際に歯をぶつけてしまうリスクが高いです。それに伴いぶつけてしまった後のケアが大人よりも大事になってきます。特に多いのは、上の前歯を受傷するケースです。歯が抜けてしまったり、欠けてしまったり、埋まってしまったりと症状は様々です。それ以外にも、見た目には大きく変わらないというケースもあり、そのときの対応によって歯の予後が大きく変わってくることがあります。なので、ぶつけた際は症状がなくても歯科医院を受診するということがすごく大事ですね。ぶつけてしばらく経ってから症状が出てくることもあるんです。後から痛みが出たり、歯茎が腫れてしまったり。歯の神経がだめになってしまうようなケースが多いんです。それは歯科医師としてはできれば避けたいところですので、やはりぶつけた際は見た目が変わらなくても歯科医院を受診し状態をチェックしてもらうことが肝要ですよ。症状の出方によってどういう処置をするかはやはり様々になってくるので、医師の話をよく聞いてその後の治療方針を相談してくださいね。

巻 淳一 院長 & 巻 竜也 副院長 & 巻 祐太 医師
まき歯科医院
巻 淳一 院長 & 巻 竜也 副院長 & 巻 祐太 医師
さいたま市見沼区/東新井/大宮駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 歯ぎしり(ブラキシズム)

歯ぎしりは病気ではない!

歯ぎしりに関しては寝ている時にギリギリと歯がすり減ってしまい、うるさくて嫌なイメージを持たれている方が多いように思います。“私は歯ぎしりしていない!“とおっしゃる方もいます。そもそも歯ぎしりとは何のために行われているのでしょうか? 歯ぎしりにはカチカチ歯をぶつけるタッピング、ギューっと食いしばるクレンチング、皆さんがよくイメージするギリギリこすり合わせるグライディングがあります。この3つを組み合わせて行っているのが歯ぎしりです。これは日中のストレスをコントロールするために睡眠中に誰もが行っている生理的な現象です。動物は歯で噛むことによって情動をコントロールしますが、人間は理性があるため日中に噛んでストレス発散することはありません(例外もありますが…)。日中のストレスが増加すると夜間の歯ぎしりは増えます。日中に食事などで歯と歯が接触する平均合計時間は約17分ですが、歯ぎしりは一晩で40分を超えることもあります。ストレスマネージメントに必要な歯ぎしりですが、とても強い力が歯や顎関節に加わるため、歯並びやかみ合わせに問題があるとうまく歯ぎしりができず、知覚過敏、歯の破折、顎関節症など様々な問題を起こすことがあります。矯正治療をする際は見た目のためだけではなく、うまく歯ぎしりができる噛み合わせを考えることも大切です。

川上 健太郎 院長
川上歯科クリニック祖師ヶ谷大蔵
川上 健太郎 院長
世田谷区/砧/祖師ヶ谷大蔵駅
●歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 上顎前突[出っ歯・反っ歯]

幼少期の癖が“出っ歯”の要因に

歯を噛み合わせた際、上顎の歯列が下顎の歯列に対して大きく前方に出ている状態が上顎前突(じょうがくぜんとつ)です。原因はいくつかありますが、1つは骨格的な問題です。上顎の大きさが平均値より大きい場合、あるいは下顎の大きさが平均より小さければ、その形になっていきます。また、歯並びによる上顎前突もあります。例えば上の前歯が外側に傾いている状態でも、いわゆる“出っ歯”になることがあります。もう1つの主たる要因として、幼少期の癖に因るものが考えられます。例えば、下唇を前歯で噛む癖があったりとか、あるいは鉛筆を噛んでしまう癖などがあったりすると、歯の性質と書いて「歯性」の問題による上顎前突となってしまうリスクがあるのです。
歯性に因るものであれば、原因である癖を改善し、矯正治療によって症状は大きく改善します。原因が骨のアンバランスに因るものの場合、ワイヤーによる矯正治療だけでの改善は難しく、外科手術とワイヤーによる矯正治療を併用して治してくことが一般的です。

榎本 光夫 理事長
代官山アールデンタルオフィス
榎本 光夫 理事長
渋谷区/猿楽町/代官山駅
●歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 歯ぎしり(ブラキシズム)

『ブラキシズム』とは?あなたも無意識にやっているかも?!


「ブラキシズム」とは、歯ぎしりや食いしばり、噛みしめなど口やその周辺器官にみられる習慣的な癖のことをいい、その習慣がある人をブラキサーといいます。「歯列接触癖」THO(Tooth Contact Habit)があると、顎関節症、歯周病、入れ歯、歯のひびによる虫歯、治療後の脱離など歯科全般にかかわる大元ともいえる、治療前の項目に影響すると思ってください。歯列接触癖というのは日中起きている間、歯が常に接触してしまっている状態のことです。普通は歯が離れていて、歯列接触癖のないノーマルな人を検査すると、24時間中に歯が接触している合計時間は17分といわれています。緊張したりストレスがあったりするとその癖はより強くなり、レントゲンを撮ると見た目からもわかる欠損です。歯科治療や歯ブラシ、歯磨き粉、歯の治療、セラミックという話以前に、まずはブラキシズムがなくならない限り、どんな治療も失敗します。ですから患者さんには、「歯医者に行くことや歯ブラシよりも重要なことがあります。まずはブラキシズムを治しましょう」と伝えています。電車に乗っている時、パソコンをしている時、スマホを見ている時、歯がくっついていませんか?ブラキシズムを治せるのは本人しかいません。くっついていることに気づいたら離しましょう。

角田 武也 院長
アイデンタルクリニック
角田 武也 院長
所沢市/緑町/新所沢駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 親知らず

親知らずの抜歯はリスクの低い20~30歳代のうちに済ませてほしい

親知らずの抜歯は、歯科医師の技術力もさることながらその歯を抜くのか・抜かないのかの判断が非常に大事です。親知らずについては、嚙み合わせに参加しているか、歯ブラシがきちんと届くかといったことをクリアしていれば「残してもよい」とされることが一般的です。一方で、今の段階では問題がなくても将来的なリスクがまったくないと言い切ることはできません。私が知っているケースでは、90歳を過ぎて親知らずが腫れてきた患者さんがいらっしゃいました。

年齢を重ねていくと何らかの病気を抱えてお薬を飲んでいたり、体力的に親知らずの抜歯に耐えられなかったりする方が少なくありません。たとえば骨粗しょう症の治療をしている女性の親知らずは抜歯できませんし、術中の出血を考えれば「血液をサラサラにする薬」を服用している方の抜歯も難しいでしょう。また、若いころは多少の柔軟性がある骨も50歳、60歳になるとすっかり硬くなってしまいますので、抜歯そのもののリスクが高まっていきます。

患者さんの多くはこうした事実をご存知ではないと思いますので、正しい情報を発信していくことも私たち歯科医師の役割だと考えています。骨のミネラルが豊富でもっともリスクが少ないと考えられる20~30歳代のうちに親知らずの抜歯を検討していただけるように、一人でも多くの方に働きかけていきたいと思っています。

福島 龍洋 院長
渋谷青山デンタルクリニック
福島 龍洋 院長
渋谷区/渋谷/渋谷駅
●歯科 ●歯科口腔外科
  • 下顎前突[受け口・しゃくれ・反対咬合]

矯正と手術の併用は患者さんがどこを気にするかがポイント

歯をかみ合わせた際に、下顎の歯列が上顎の歯列に覆いかぶさるような状態を指します。前歯の下の歯が上の歯の外側にきている状態ですね。この症状の原因としましては、上顎が小さい場合、下顎が大きい場合、上顎下顎ともに標準的な大きさでも下顎が前方に出ている場合などが挙げられます。治療方法としては、矯正治療だけで治せるケースと手術を併用しなければならないケースの両方があります。どれくらいの症状で手術を併用したほうがよいのかというのは、患者さんがどこを気にしていらっしゃるのかが大事なポイントです。矯正で治す場合は歯並びを治せてもお顔の見た目は治らないので、歯並びだけではなくお顔も整えたいという場合は手術が必要になります。手術を併用するのであれば、手術前の1年半から2年程度の矯正をして、手術後にまた半年から1年程度の矯正をしていただくので、トータル3年ほどかかるようなイメージになります。しっかりと時間をかけて治療をして、みなさんきれいに治されていますよ。

岡安 麻里 院長
すみれ矯正歯科 本郷
岡安 麻里 院長
文京区/本郷/本郷三丁目駅
●矯正歯科
1 PAGE 14/21 21