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  • 睡眠時無呼吸症候群

「睡眠時無呼吸症候群」にはどのような治療法があるのか?

「睡眠時無呼吸症候群」の原因は、肥満、小さい顎、加齢による喉や舌の筋力低下、飲酒、幼少期に硬いものを咀嚼していたかどうかも影響しています。症状は日中の眠気、集中力の低下などがあり、いびきや無呼吸で苦しくて夜中に起きたり、ご家族からの指摘で気づいたりするケースもあります。さらには仕事中に寝てしまって会社から睡眠時無呼吸症候群ではないか?と指摘されて来院することも。治療法は対症療法になり、重症であれば「CPAP療法」という睡眠時に専用のマスクを鼻や口に装着して鼻から空気を流し、喉の筋肉低下により下降して閉塞したところへ空気圧で気道を確保する方法もあり、有効性・安全性が高く全世界で最も普及している治療法です。簡単なものだとマウスピース(スリープスプリント)を使うことで下顎が前に釣れるので気道が落ちなくなります。枕の高さも関係していることもあって、仰向けで寝ると無呼吸になることが多いので横向きで寝るといいでしょう。扁桃腺が大きい人や喉の高さが低い人なら広げる手術をすることもあります。新しい手術法であれば「舌下神経電気刺激療法」があり、下がっていた舌の筋肉を上げるために舌に電気刺激を与えることで舌根(舌の喉に近い部分)を上がらせて、上気道が塞がらないようにする治療法もあります。予防法は生活習慣を改善すること、筋力トレーニング、舌の筋肉を鍛える機械、「あいうべ体操」を取り入れるなどです。

廣津 幹夫 院長
小岩駅前みみはなのどクリニック
廣津 幹夫 院長
江戸川区/南小岩/小岩駅
●耳鼻咽喉科 ●アレルギー科 ●小児耳鼻咽喉科
  • 腰部脊柱管狭窄症

重症化は外科手術の適応。痛みは自己判断せずに受診を

脊柱管とは神経の通り道のことで、中には黄色靭帯があり、加齢と共にその黄色靭帯が分厚くなり腰部の脊柱管の通り道が狭くなってしまう、これが腰部脊柱管狭窄症です。典型的な症状としてはお尻から太ももの裏の痛みや痺れ、あとは歩くと痛みが出て少し休むと回復する間欠性跛行があります。いわゆる神経痛で、足自体が悪いのではなく、神経の通り道が狭いことで足の方に痛みが発生しているという症状です。治療方法は神経の周りの血流をよくする薬の服用、腰の牽引療法、リハビリテーションなどが挙げられます。理学療法士との運動療法で筋肉を鍛えることで、腰の負担が減って症状が改善することもありますし、症状に応じてブロック注射をすることもあります。腰部脊柱管狭窄症が重症化すると、膀胱直腸障害といって尿が出にくくなる、排泄の感覚がわからなくなることもあり、足の麻痺で体の動きが悪くなるというケースもあります。そうなると外科手術の適応となってしまいます。重症化させないためにも、痛みがあれば自己判断せずに受診すること、筋力アップの体操の指導を受け日々実践していくことが大切です。

丸山 博史 院長
丸山整形外科
丸山 博史 院長
練馬区/東大泉/大泉学園駅
●整形外科 ●リウマチ科 ●リハビリテーション科
  • PMS(月経前症候群)

月経前の女性ホルモンの急激な変動が原因。症状と生活スタイルに合った漢方薬で緩和を。

PMSとは月経前症候群とも呼ばれ、生理前の時期に出る不定愁訴のことで、頭痛・便秘・下痢・肩こり・肌荒れ・むくみ・情緒不安定など、人によってさまざまな身体的・精神的な症状が出ます。PMSに精神的な困難さが顕著になったものをPMDDすなわち月経前不快気分障害と呼びます。これらは、排卵後に「エストロゲン」「プロゲステロン」という女性ホルモンの急激な変動により起こります。生理が始まるとともに楽になることが多いのですが、平均28日~40日周期でやってくる症状は生活に支障をきたすため、酷いケースですと痛み止めや抗うつ剤などで和らげたいと考える患者さんがほとんどです。西洋医学であれば、主にピルや抗うつ剤を処方するところを、東洋医学では漢方によるアプローチをしていきます。当院では、患者さんの症状に合わせたオーダーメイド治療なので、例えば、血の巡りが悪いもしくは血が汚れている「汚血(おけつ)」が原因であれば、加味逍遙散、桂枝茯苓丸、温経湯などの駆於血剤を処方するというような治療をしていきます。汚血→精神不安が伴えば、理気作用のある半夏厚朴湯、抑肝散化凍皮半夏、香蘇散、手足の冷えには当帰四逆加呉茱萸生姜湯、胃腸機能には六君子湯エキス顆粒、生理痛・排卵痛は芍薬甘草湯エキス顆粒など。生理周期による不快症状は、成人女性のみならず成長期のお子様も経験することなので、よりいっそう慎重になるのではないでしょうか。漢方は副作用が少なく、長期的なスパンでみると免疫力の向上や体質改善も期待できるので、どんな些細なことでもご相談ください。悩んだままで過ごすことが、最も女性ホルモンに悪影響ですから。

齋藤 竜太郎 院長
東西医学ビルクリニック
齋藤 竜太郎 院長
さいたま市中央区/上落合/大宮駅
●内科 ●心療内科 ●皮膚科 ●アレルギー科 ●整形外科 ●婦人科
  • ロコモティブシンドローム

立つ・歩くことが難しくなったら「ロコモ」の可能性も

ロコモティブシンドロームとは年齢を重ねるにしたがって、立つ・歩くなどの運動機能が低下する状態を指します。骨、関節、筋肉、神経など運動器の機能に問題が生じると、自分で立ったり歩いたりするが難しくなります。放っておくと筋肉量が減ったり、骨がもろくなったりする「サルコペニア」につながり、車いす生活や寝たきりになってしまう可能性があるため注意が必要です。

ロコモティブシンドロームの予防には簡単な運動を継続することが有効ですが、「毎日一万歩を目途に歩けばよい」というものではありません。運動時に心肺機能や筋肉に負荷がかかっているかどうかによって、運動の成果が大きく変わってくるからです。また、ロコモティブシンドロームの背景には骨粗鬆症、変形性疾患、腰痛症などの病気が隠れている可能性もあり、原因を正しく特定したうえでそれぞれの病気にアプローチすることが大切です。ご自分の健康状態に不安があるようでしたら、整形外科やリハビリテーションの専門家に相談なさることをおすすめします。

森岡 宣伊 院長
横浜プライベートメディカルプラクティス
森岡 宣伊 院長
横浜市西区/みなとみらい/みなとみらい駅
●内科 ●外科 ●麻酔科 ●美容皮膚科
  • 蕁麻疹

蕁麻疹は内服薬を継続することにより症状を抑えることが大切

蕁麻疹は発症してからの期間が6週間以内のものを急性蕁麻疹、6週間を越えたものを慢性蕁麻疹と呼びます。原因としては、食物や薬剤に対するアレルギー反応として生じることもありますが、感染症に伴うものや疲れやストレスなどを背景や悪化因子として生じ、原因がわからないものも多いです。急性蕁麻疹は1か月以内に治ることが多いのですが、慢性蕁麻疹では原因がわからないことが多く、数か月から5~6年など年単位で病気と付き合っていくケースも多いです。

症状は、かゆみを伴うボコボコとした膨疹と呼ばれる発疹を生じることが一般的です。治療は抗ヒスタミン薬の内服が第一選択となりますが、症状の改善がみられない場合には他の薬剤への変更や、増量が可能な薬剤では倍量に服用量を増やしたり、他の薬剤の併用したりします。慢性蕁麻疹の場合は、内服薬を服用することで症状の発症を予防しつつ、徐々に薬の量を減らしていくことが大切です。

特に慢性蕁麻疹では多くのケースで原因を特定することができず、そのような場合には明確な予防策も存在しないのが現状です。まずは薬物療法により皮疹の出現を完全に抑制し、そして内服を継続することで病勢を落ち着かせ、徐々に内服薬を減量し中止していくことが重要となります。したがって、治療期間が長引いても諦めずに根気よく飲み薬を続けることが大切です。

屋代 正晃 院長 屋代 未佳 副院長
こどものくに皮膚科
屋代 正晃 院長 屋代 未佳 副院長
横浜市青葉区/奈良/こどもの国駅
●皮膚科 ●小児皮膚科 ●美容皮膚科
  • ギラン・バレー症候群

手足のしびれを感じたら、早めに医療機関を受診してほしい

ギランバレー症候群は、本来は外敵から自分の体を守る自己免疫システムの異常によって、脳からの電気信号を筋肉に伝える運動神経(末梢神経)に障害を及ぼす病気です。はじめは手足にしびれが生じ、徐々に全身へと麻痺が広がっていくことが一般的です。

原因の一つとされているのが、カンピロバクターなどの細菌に感染して食中毒を起こすことです。体内に侵入した細菌を排除しようとして作られる「抗体」が誤って末梢神経に作用してしまい、ギランバレー症候群を引き起こすのだと考えられています。

ギランバレー症候群の治療には、血液中の成分(血漿)を正常なものに置き換える「血漿交換療法」のほかに、誤ったはたらきをする免疫を血液中から取り除く「免疫吸着療法」などがあります。また、正常な抗体と同様のはたらきをする「免疫グロブリン」を大量に投与(点滴)することにより、免疫反応を抑えて症状を軽減させる治療法が選択されることもあります。ギランバレー症候群には明確な予防法がないため、少しでも体の異変を感じたら早期に医療機関を受診することをおすすめします。

平田 郁雄 院長
すわのもりクリニック
平田 郁雄 院長
新宿区/高田馬場/高田馬場駅
●内科 ●呼吸器内科 ●脳神経内科 ●アレルギー科 ●糖尿病内科 ●健診・検診
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