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受診科目
整形外科

この病気について1人の医師の見解があります。

医師から聞いた
腰部脊柱管狭窄症の対処(治療)方法

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間欠性跛行は危険サイン。「休めば大丈夫」と思わずに受診を

腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管が腰の部分で狭くなる病気です。症状としてはまず腰の痛みや足への放散痛が表れます。また間欠性跛行といって、しばらく歩くと徐々に足の痛みや痺れが強くなって歩行が困難になり、少し休むと治まるという繰り返しで、間欠的に休みながらでないと歩けなくなる症状が出ます。腰部脊柱管狭窄症の原因は加齢の影響もありますが、一番大きい理由としては脊柱の変形が背景にあります。特徴としては男性の高齢者に多く、過去に非常な重労働をしてきた、長時間座る仕事をしてきたなどが挙げられます。治療法としては、リハビリテーションと投薬、人によっては手術療法になります。しかし手術をして一時的に良くなっても、再発をするケースもあります。できれば手術に至る前の段階で、リハビリで緩和していきたいところです。腰部脊柱管狭窄症は日常生活にもかなり影響が出てしまう病気なので、腰の痛みや痺れがあればまず医師に相談してほしいです。間欠性跛行の症状が出たら「休めば大丈夫だから」と看過せずに、一度すぐに病院で診ていただくことが望ましいです。

澤田 晶夫 院長
和光整形外科内科
澤田 晶夫 院長
和光市/本町/和光市駅
●内科 ●整形外科 ●皮膚科 ●リハビリテーション科
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