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澤田 晶夫 院長

AKIO SAWADA

保存療法のリハビリテーションでいかに痛みを緩和するか。患者の思いを汲み取り、かかりつけの地域医療として長く寄り添う

東京慈恵会医科大学卒業後、千葉県内の大学で10年以上の研鑽を積む。その後独立し『和光整形外科内科』開院。

澤田 晶夫 院長

澤田 晶夫 院長

和光整形外科内科

和光市/本町/和光市駅

  • ●内科
  • ●整形外科
  • ●皮膚科
  • ●リハビリテーション科

患者数の多い整形外科で長く医療に貢献することを目指して

澤田 晶夫 院長

私は代々医者の家系で育ちました。父は内科医で、親類には外科医など他にも医師が多いのですが、整形外科を標榜する者は私の他にはおりませんね。なぜ私が整形外科を目指したかというと、やはり患者さんの数が圧倒的に多いからです。学生時代はスキー部に入っていまして、体育会系の顧問の先生の指導の元で運動をしていました。そんな毎日ですから体を酷使することも多く、整形というものに少なからずご縁がありました。それに人は必ず年老いていきますし、日本の高齢化は今後も加速していくことも懸念されています。多くの患者さんに長く医療で貢献したいと思ったことが、今こうして私のモチベーションとなっています。医大卒業後、研修を終えてから10年以上千葉県の大学で幅広く診療に携わってきました。この和光市駅はもともと土地勘があったわけではなかったのですが、開業する際に自分なりに調査しこの地で開院するに至りました。和光市駅は有楽町線の終着駅でもあり、乗客数も多い東武東上線沿いのターミナル駅です。通勤、通学で利用する方はもちろん長く住まわれている方も多いので、年齢層も幅広く人口密度の高い地域という印象です。

痛みをいかに緩和するか。患者の今を把握し最適な療法で診る

澤田 晶夫 院長

この『和光整形外科内科』は骨折なども含め、スポーツでの外傷による患者さんも多く来院されます。リハビリテーションは物理療法、運動療法、マッサージを行う手技療法などやり方がいくつかあり、時には併用してリハビリテーションを行います。『和光整形外科内科』では患者さんのお話をよくヒアリングさせていただいたうえで、治療やリハビリテーションの方針も決定します。痛みの緩和、スポーツの外傷による機能の回復、怪我から日常への復帰などの目的に合わせ、当院スタッフがリハビリテーションを行っていきます。手技療法はストレッチをしたり、患者さんがご自身でできるような運動の指導をしたりします。物理療法や運動療法のように機械で行うのではなく、人の手で行うことで患者さんお一人お一人に最適な治療を提供します。来院される患者さんも多いので、スタッフ同士で患者さんのリハビリテーションの成果や進捗を共有できるようにし、患者さんがいつ来院されても確実に対応ができるような体制にしています。リハビリテーションも診察同様に、患者さんの訴えをよく聞き、コミュニケーションを密に取ることに気を配っています。痛みをいかに緩和するかがリハビリテーションで大切なことで、そのために患者さんが今どう感じているのか、私たちもきちんと把握することが何よりです。

地域のプライマリーケアとして、内科や皮膚科も広く対応する

澤田 晶夫 院長

整形外科やリハビリテーションのために『和光整形外科』に来院される患者さんはご高齢の方が少なくありません。そういった患者さんの中には整形外科の症状だけではなく、内科の疾病と両方を抱えて困っている方もよくいらっしゃいます。当院では内科、皮膚科も診療しており、院内で複数の症状の治療に対応できるようにしています。特に内科に関しては整形外科の症状と影響し合うこともあります。例えば体の痛みが原因で発熱したり、風邪などでしばらく寝込んで腰や背中を痛めてしまったり。交通事故に遭った後、頭痛や吐き気などが起こることもあります。皮膚科に関しても、外傷の治療中に皮膚炎が出るケースもあります。そういった場合も院内で連携して診療ができるようにしています。当院内でワンストップの医療を提供することで、痛みや複数の疾患を抱えた患者さんが他の病院や医院にかかる心身への負担をできるだけ軽減できればと思います。

患者さんの話をよく聞き、気持ちを汲み取り寄り添う

『和光整形外科内科』は病院ではなくクリニックという形態なので、手術療法で治すわけではありません。保存療法でいかに痛みを緩和するかが重要で、診療方針として特に心がけていることは、とにかく患者さんの訴えをよく聞くということです。どこがどんなふうに痛いのかを詳しくおうかがいするのですが、痛みの感じ方は人それぞれ違いますし、患者さんの中にはその痛みをうまく言葉で表現できない方もいます。リハビリテーションは長期的に通って頂くケースも多いので、うまく言葉にならない患者さんの気持ちをできるだけ汲み取り、寄り添っていくことを大切に考えています。また診療もできる限り患者さんの待ち時間がないように配慮しています。自分がもし患者だとしたら、痛みを抱えて来院しているのに待合室でずっと待っている、というのは辛いですし不安になるものです。混み合って来たら待ち時間が多少はできてしまうものですが、それが当たり前という認識にならないようスタッフ間でも意識を徹底しています。

これから受診される患者さんへ

『和光整形外科内科』は、東武鉄道和光市駅南口より徒歩8分ほど、ビルの1階にあります。平日は19時まで、土曜も13時まで診療しており、駐車場もありますのでお車での来院も可能です。特に交通事故に遭われた場合、その時は特に痛みがなくても、後から痛みが表れることがよくあります。二次的障害に発展する可能性もありますので、痛みがないから大丈夫と思わずにまずはご相談ください。院内で的確な診断と治療、リハビリテーションを行います。ご来院いただければ私たちスタッフ一同で最善を尽くします。みなさまのかかりつけ医として地域医療を担って参ります。どうぞご自身のお身体を長く大切にしていただくためにも、痛みでお困りの方はお気軽にご来院ください。


※上記記事は2022年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

澤田 晶夫 院長 MEMO

整形外科専門医

  • 好きな本:歴史系の本
  • 好きな音楽:クラシック
  • 好きな言葉 座右の銘:臥薪嘗胆
  • 出身大学:東京慈恵会医科大学

澤田 晶夫 院長から聞いた
『腰部脊柱管狭窄症』

間欠性跛行は危険サイン。「休めば大丈夫」と思わずに受診を

腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管が腰の部分で狭くなる病気です。症状としてはまず腰の痛みや足への放散痛が表れます。また間欠性跛行といって、しばらく歩くと徐々に足の痛みや痺れが強くなって歩行が困難になり、少し休むと治まるという繰り返しで、間欠的に休みながらでないと歩けなくなる症状が出ます。腰部脊柱管狭窄症の原因は加齢の影響もありますが、一番大きい理由としては脊柱の変形が背景にあります。特徴としては男性の高齢者に多く、過去に非常な重労働をしてきた、長時間座る仕事をしてきたなどが挙げられます。治療法としては、リハビリテーションと投薬、人によっては手術療法になります。しかし手術をして一時的に良くなっても、再発をするケースもあります。できれば手術に至る前の段階で、リハビリで緩和していきたいところです。腰部脊柱管狭窄症は日常生活にもかなり影響が出てしまう病気なので、腰の痛みや痺れがあればまず医師に相談してほしいです。間欠性跛行の症状が出たら「休めば大丈夫だから」と看過せずに、一度すぐに病院で診ていただくことが望ましいです。

グラフで見る『澤田 晶夫 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION