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  • 大腸がん[直腸がん・結腸がん]

便潜血検査が陰性になることも。40~50歳で一度は大腸内視鏡を

大腸がんは、男性は20人にひとりぐらい、女性は12人にひとりぐらいが生涯でかかるという統計があります。明らかに遺伝性でかかりやすい方もいますが、それ以外ですと欧米系の食事による肉や動物性の脂肪などで増えると言われています。肺がんであれば煙草という明確な原因が挙げられますが、大腸がんの原因は結局のところ体質によるものが多いです。なので、普段の生活に気をつければ完全に原因が取り除けるというものではありません。便潜血検査もすごく大切で重要視されています。しかし、進行がんであれば便潜血検査は間違いなく陽性になりますが、実は早期の大腸がんだと便潜血検査が陽性にならない人が結構います。ポリープがあった場合は1~2年以内には大腸内視鏡検査を受けるべきです。また便潜血検査が陰性だったとしても、ちょっと便秘や下痢が気になる、身近で大腸がんの罹患者がいるなどがきっかけでもいいですし、むしろ何もなくても、40~50歳のうちに一度は大腸内視鏡検査を受けることが何よりの予防策と早期発見に繋がりますよ。

川口 佑輔 院長
かわぐち内科・内視鏡クリニック
川口 佑輔 院長
台東区/浅草/浅草駅
●内科 ●循環器内科 ●消化器内科
  • 糖尿病(2型糖尿病)

ダイエット目的で処方される新薬も

2型糖尿病の治療では、ここ数年、新たなお薬が次々と出ていることがトピックと言えるでしょう。そのうちの1つに「GLP-1受容体作動薬」というものがあります。血糖値を効果的に下げる作用のあるこのお薬には、胃や腸の働きを抑制し、食欲を抑える作用もあります。それから、「マンジャロ」。こちらは世界初の「GIP/GLP-1受容体作動薬」で、当院でも処方していますが、血糖改善と体重減量に確かな効果を発揮するお薬です。
「GLP-1受容体作動薬」については、ダイエット領域で処方されることもあります。このお薬は血糖値が高いとインスリンの分泌を促してくれるのですが、血糖値が正常の場合、分泌を促すことを中断してくれる作用を持っています。昔からあった糖尿病のお薬の中には低血糖を起こしやすいものもあるのですが、「GLP-1受容体作動薬」はその特性上、低血糖に陥るリスクが非常に低く、ゆえにダイエット領域で盛んに使用されていると思われます。問題なのは、保険適応外のダイエット目的で処方されることが多く、本来必要な糖尿病の患者さんに十分に行き渡ってないことです。供給が需要に追いついてないとも言えるのですが、大きな枠での調整が必要と言えるかもしれません。

清水 宣博 院長
西新宿パークサイドクリニック
清水 宣博 院長
新宿区/西新宿/西新宿五丁目駅
●内科 ●糖尿病内科 ●代謝内科 ●内分泌内科
  • 痛風

尿酸が高い状態が続くと、より重大な結果を生む可能性がある

足の親指の付け根が腫れて痛みを持つのが典型的な症状で、人によっては肘や膝が腫れる方もいらっしゃいます。原因は尿酸です。尿酸とは、プリン体が肝臓で分解されることによって生じる最終代謝産物で、血中尿酸値という値で評価されます。この尿酸値ですが、男性は5前後、女性は4前後が平均なのですが、平均を超えていくと尿酸は結晶化します。道端で鳩のフンを見かけますよね。あの“白”は、結晶化した尿酸によって生じたものです。その結晶化した尿酸が親指の付け根の関節内などにでき、炎症を起こすのが痛風という疾患です。
痛いのは辛いですが、痛み止めで治すことができれば、見方によってはまだマシ、と言えるかもしれません。と言いますのも、尿酸が高い状況が続くと動脈硬化症の原因の1つとなると言われています。それは大きなリスクであり、だからこそ日頃から気をつけていただくことが大切です。具体的には魚卵やレバーなどのプリン体を多く含む食物を避けることがまず肝要になります。そしてもちろん、お酒もです。また、アルカリ性食品として生野菜を多く摂ることも大切ですね。

内田 俊也 院長
神田西口うちだ内科
内田 俊也 院長
千代田区/内神田/神田駅
●内科 ●循環器内科 ●腎臓内科 ●糖尿病内科 ●アレルギー科
  • 骨粗鬆症

骨粗鬆症薬は大きくわけて2種類ある

女性は50歳前後で閉経を迎えます。閉経後に女性ホルモンのバランスを崩し、更年期の症状が出ます。またそれに加え、骨の代謝(骨を作ったり壊したりすること)が低下して骨粗鬆症になります。
 骨粗鬆症の薬は大きくわけて2つあり、1つ目は「骨形成促進剤」(骨をつくる薬)、2つ目は「骨吸収抑制剤」(骨を溶かさない薬)です。たとえば、骨折しているケースや高齢で骨密度が低い方に対しては、骨を溶かさない役割よりも、骨を作る役割の方が重要です。しかし2022年現在、骨をつくる薬に内服薬はないので、注射で投与する必要があります。
骨粗鬆症の薬は数多くありますが、どのような治療をするのか、年齢や骨折頻度などを考慮して整形外科医が判断します。検診をきっかけに骨粗鬆症であることを知るケースが一般的です。そういった場合、骨を強くするために、骨形成促進剤(骨をつくる薬)を1年、ないしは2年続けて使用します。しかし、骨密度が正常な数値となっても、その後、何もしないとまた溶けてしまいます。そのため、骨吸収抑制剤(骨を溶かさない薬)の内服を勧めております。骨粗鬆症の予防法としては、50歳前後で骨密度検査を受けることです。そこで問題がなければ次は55歳、60歳で検査することを推奨します。

島田 秀人 院長
ファミリークリニック新小岩
島田 秀人 院長
葛飾区/西新小岩/新小岩駅
●訪問診療
  • 廃用症候群

バランスのよい食事と適度な運動に加えて、心が躍る「生きがい」を見つけてほしい

廃用症候群とは、筋力が衰えるのにしたがって全身の機能が低下した状態のことをいいます。
何らかの病気によって長期にわたり安静状態にあった場合に筋肉量や体の機能が低下して生じるもので、高齢の方に多くみられるのが特徴です。
人間の筋肉量は20歳頃をピークに徐々に低下するとされ、70歳ではピーク時の約半分になるといわれます。筋力が低下するのは当たり前のことと言えますが、放っておくと歩行が困難になって転倒や骨折のリスクが高まったり、嚥下(ものを飲み込むこと)機能が低下して誤嚥性肺炎を起こしたりします。いずれの場合も入院が長引けば寝たきり状態になる恐れがあるため注意が必要です。

廃用症候群は高齢者が「要介護」となる大きな要因となっていますが、今のところ効果的な治療法は確立されていません。そのため何よりも大切になるのは、廃用症候群にならないため予防対策です。毎日の食事でたんぱく質をはじめとした栄養をバランスよく取ること、適度な運動を心がけること、さらに日々の暮らしが楽しくなるような「生きがい」を見つけるといいでしょう。

大城 堅一 院長
ねりま西クリニック
大城 堅一 院長
練馬区/大泉町/大泉学園駅
●整形外科 ●内科 ●皮膚科 ●リハビリテーション科 ●リウマチ科 ●循環器内科 ●呼吸器内科 ●訪問診療
  • 頸肩腕症候群

首、肩、腕にかけての原因不明の症状

肩がだるい、手がしびれる、そして胸や背中が痛い、冷えなどの症状で受診される方で、内科的にも整形外科的にも明確な異常が見られない場合に頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)を疑います。職業や生活習慣などの詳細な聴取と頚椎レントゲンでのストレートネック所見が決め手になることが多いです。たとえば長時間のPC作業をされているオフィスワーカーや、首に負担がかかる長時間の姿勢での業務をされるネイリストさんなどに多く、当クリニックでも頻度が高い疾患の一つです。鎮静薬に加えて漢方薬などで症状の緩和します。さらに自宅でのストレッチや姿勢矯正の指導なども行なっています。症状の緩和が得られづらい場合はMRI撮影、日曜日の整形外科外来への連携も行い、しっかり結論を出すのが当クリニックのスタイルです。
診察室は救急室をイメージして設計された特殊なデザインです。レントゲン撮影や超音波検査といった各種検査も診察室から移動することなくスムーズな診察・検査そして診断と処置が可能な構造ですので、こうした内科と外科にオーバーラップする疾患へスムーズに診察が可能なのです。

市丸 秀章 院長
ひでまるファミリークリニック
市丸 秀章 院長
目黒区/目黒/目黒駅
●内科 ●外科 ●小児科 ●整形外科 ●救急科
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