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白内障(ハクナイショウ)の原因

老化現象でおきるもの(老人性白内障)、先天的な要因でおこるもの(先天白内障)、糖尿病などの病気によっておこるものがある。

白内障(ハクナイショウ)の症状

視力が徐々に低下し、視界全体が白っぽくなっていく。

白内障(ハクナイショウ)の治療

進行を遅らせるために点眼薬や内服薬を用いる。進行した白内障では、手術をおこない、眼内レンズを挿入する。
受診科目
眼科

この病気について4人の医師の見解があります。

医師から聞いた
白内障の対処(治療)方法

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白内障とは?初期症状から治療法まで

白内障の初期には、景色がかすんで見えたり、対向車のライトが眩しくなったり、視力が落ちてものが見づらくなったりします。原因の多くは加齢によるものですが、糖尿病やステロイドの長期服用なども原因ですね。あとは、紫外線を多く浴びると白内障になりやすかったり。

根本的に治す方法は今のところ「手術」しかありません。症状の程度にもよりますが、ほとんどの場合は白内障によってにごったレンズを交換する術式で行います。くもりガラスを透明なガラスに入れ替えるようなイメージですね。かすんだ状態がひどい方ほど視力回復を実感してもらえます。

点眼やサプリメントで進行を遅らせることはできるんですが、あくまでも症状の進行を緩やかにするための方法であって、薬やサプリメントだけで治すことは難しいんですね。
「手術」というと、怖いイメージがあったり不安が大きかったりと、少なからず抵抗があるかも知れません。とくに目の手術ということで、ナーバスになる方も多いですね。
ただ、白内障の手術というのは「手術」とはいうものの、「処置」に近いイメージでできるんです。手術時間も「処置」のレベルだと思ってもらえたらいいですね。
実際、手術ではあるけれども日帰りで行う事も多いので、入院設備のないクリニックでも行えます。むしろ、多くの方にとってはクリニックならではのメリットも感じていただけると思います。

たとえば、同じ白内障の手術だとしても、大きな病院だと入院が必要だったり、入院前の検査を行ったりすることもあります。手術を受けるための準備にも時間を確保する必要があるんですね。なので、術前の準備や術後の管理が可能な方の場合は、入院費などがかからないクリニックでの手術のほうが、金銭的にも時間的にもメリットが大きいかも知れませんね。

白内障の予防法について聞かれることがありますが、白内障の原因の多くは加齢によるものなので、基本的には予防は難しいですね。糖尿病やステロイドの使用については担当の医師の判断になります。日常生活で気をつけるとしたら、紫外線の強いところではサングラスをかける、又はバランスのとれた食事をとるということでしょうか。

田口 万蔵 院長
祐天寺たぐち眼科
田口 万蔵 院長
目黒区/祐天寺/祐天寺駅
●眼科 ●小児眼科

白内障はどんな症状?手術するかどうかの判断基準とは?

「白内障」は年齢の変化によって起こるので、多少遅かれ早かれみなさんに出る病気です。症状は、目のかすみ、眩しさ、視力の低下が起りますが、特に眩しさがあると思います。運転する人限定の話になりますが、すれ違ったときに対向車のライトで目がくらんで、真っ白く飛んでしまうような眩しさがあるときは要注意です。治療法については、初期は目薬をして進行を遅らせ、ある程度進んできて生活に不便がでてきた場合は手術で治します。白内障手術をするかどうかについて、一般的なガイドラインでは「メガネなどを使用した矯正視力で0.5〜0.7で手術をすること」を推奨しています。しかし、当院に限っていうとガイドライン通りではなく、眼の依存度が高い人には基準値を越えていても勧めています。たとえば、スポーツをする人、現役でお仕事をしている人、車を運転する人、写真や絵画などの芸術を嗜む人、手先の細かい趣味や仕事がある人などは、早めに手術した方がより快適な機能を回復できると伝えています。逆にそのような活動もなく、自宅でゆっくり過ごされている場合には、目のかすみが強くても手術をしなくていいケースもあるでしょう。気をつけなければならないことは、目のかすみや眩しさといった症状だけで白内障だと思っていたら、別の病気が潜んでいることも。症状が出てきてから治せばいいと思っていたら、治せない「緑内障」や「糖尿病網膜症」など他の病気と合併していることもあり、症状から白内障だと思い込むのは危険です。何か気になる症状があれば早めに相談してください。

萩原 直也 院長
はぎわら眼科
萩原 直也 院長
熊谷市/玉井/籠原駅
●眼科
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