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白﨑 慎英 院長

NORIHIDE SHIRASAKI

かかってよかったと思われる眼科をめざして。大学病院の医療を地元でも

浜松医科大学卒業。学生時代に白内障手術を受けた患者さんが喜ぶ姿を見たことがきっかけで眼科医となる。大学病院の医局や勤務医時代に様々な眼科治療の経験を積み、平成27年にしらさき眼科医院を開院し、手術のできる眼科として地域の眼科医療を担う。クリニックのロゴは「眼科とわかるように」と”ランドルト環”がモチーフとなっており「下向きだった方が上を向きその状態を維持できるように」という思いを込めて自身が考案したもの。

白﨑 慎英 院長

白﨑 慎英 院長

しらさき眼科医院

北足立郡伊奈町/大針/羽貫駅

  • ●眼科

患者さんの体験を見て眼科医に。医療で地元に貢献したい

白﨑 慎英 院長

恥ずかしながら、当初は医師になろうとは思っていなかったんです。高校時代はサッカーに明け暮れていましたし、高校卒業時にも先の目標がなくて。何をしたらいいのか迷っていたときに当時2つ年上の兄に相談したら医学部を勧められたんです。兄の勧めでスタートした大学生活でしたが、いざ医学部で学び始めると、医師というのはとても興味深くてやりがいがある仕事だと思いましたね。今では当時アドバイスをくれた兄に感謝しています。

もともと高校・大学とサッカー部だったので整形外科などのスポーツに関わる診療科に進もうと思っていましたが、学生時代に眼科実習で出会った患者さんが印象的だったんです。白内障の手術を受けた方でしたが、術後の「見える」という体験にとても感動されていて。眼科を選んだのはその出来事がきっかけです。見えなかったものを見えるようにする、という眼科治療に魅力を感じました。

卒業後は医大の医局に入り、様々な眼科治療を学びました。症例数も多くて小児眼科も経験できたことは、今の治療にとても役立っています。
眼科医として研鑽を積むなかで、いつか開業したいと思っていました。そして開業するなら地元の埼玉がいいなと。というのも、埼玉県は医療過疎地域なんですよ。人口に対して医療が足りていないんです。実際この地区にも眼科がなかったので地域のニーズに応えるというか、せっかくなら地域に貢献したいという思いで、ここで開業しました。

大学病院の医療をここで。緊急の眼科手術にも対応できる技術と設備

白﨑 慎英 院長

当院は大学病院並みの設備を備えているので、本来なら大学病院にいかなければできない治療がここでできることが強みです。開院当初から「手術ができる眼科」を掲げていたんですが、患者さんが増えるにつれてそのニーズに応えるかたちで必要な設備をそろえて来ました。

たとえば、患者さんに説明するためのモニターなどもその一つ。もともと、眼科の治療はとても細かくて分かりづらいんです。ですが「わからない」が積み重なって患者さんの不安につながってしまうので、患者さんが理解できる説明をするためのツールとして使っています。
また、当院では手術室や回復室(リカバリールーム)を備えているので日帰りの白内障手術はもちろん、網膜剥離など緊急の手術にも対応しています。

ただ、大学病院と違うのは待ち時間が少ないことですね。当院の患者さんの滞在時間は1時間ほど。眼科としては短いほうだと思います。開院当初かなりお待たせしてしまった経験から、どうしたら患者さんの待ち時間を短縮できるのか、何を工夫したら患者さんに負担が少ないのかを考えて、改善するために必要なことは積極的に取り入れてきました。スタッフの配置や予約システムの導入、院内設備も技術も全て、患者さんに還元できるような取り組みは今後もつづけていきたいですね。

白内障手術を中心に「見える」体験を多くの人に届けたい

白﨑 慎英 院長

当院の得意分野は眼科手術です。白内障手術を主軸に、糖尿病性網膜症や網膜剥離の治療のための硝子体手術、緑内障手術や眼瞼手術まで積極的に行っています。

眼科医院が少ない地域ということもあって、ここで一通りの処置や手術ができることで患者さんに貢献したいというスタンスは開業当時から変わりません。そしてこの地域の医療のためには従来の治療を続けるだけではなくて新たな医療を届けることも当院の責任だと感じています。

白内障手術に限らず、手術を受けられた方はみなさん感動されますね。見える、ということをとても喜んでくださって「古いテレビを買い替えたようだ」とか「TVが8Kになったみたい」とか、いろんな表現で「見える」ことを伝えてくれるんです。患者さんの声はとてもうれしいですね。

ほかにも、眼鏡が手放せなかった方がメガネ不要の生活になったり、分厚い眼鏡から開放されておしゃれが楽しめるようになったり、いろいろな意味でこれまでとは違った世界を体感してもらえるんですから医者冥利に尽きますね。眼科治療というのは生活の質をあげる大切な役割があるのだと日々感じています。

お子さんの「見える」を叶えるオルソケラトロジー

お子さんの眼科に関するご相談も増えました。都心のベッドタウンでもあるこの地域には、コロナの影響もあって子育て中のご家族も移住してこられるんです。

当院では斜視や弱視の治療をはじめ、最近ですと「オルソケラトロジー」という治療にも対応しています。オルソケラトロジーというのは、寝ている間に特殊なコンタクトレンズを使用することで近視を矯正して視力の改善が期待できる、という治療法です。とくに小児を対象とした近視の進行抑制効果が証明され、注目されているんです。

今後も、年配の方からお子さんまで、幅広い年齢の方に安心して来ていただけるように様々な治療方法が提案できるように進化していきたいですね。

これから受診される患者様へ

しらさき眼科医院は埼玉新都市交通の芳賀駅と伊奈中央駅から徒歩約8−10分の場所にあります。駐車場も完備していますので、お車でもお越しいただけます。

当院が目指すのは「かかってよかったと思われる眼科医院」になること。説明用のモニターや再診の手術器材や検査機器、待ち時間を短縮するためのシステムの導入など患者さんのためになるものは積極的に取り入れています。

目に関わる症状や治療は不安なものですが、当院からお帰りになる際は「安心」を持ち帰ってもらえるよう、スタッフ一同でお手伝いいたします。目のことで困り事やお悩みがありましたらお一人で抱えず、ぜひご相談ください。

※この記事は2022年11月に取材したものです。

白﨑 慎英 院長 MEMO

眼科専門医

白﨑 慎英 院長から聞いた
『白内障』

日帰り手術で視力改善「白内障」は手術で治る

白内障は目の中の水晶体が濁ることで目の奥に光が届きにくくなる病気です。明るいところでは視界がかすみ、暗いところでは夜のヘッドライトが滲んで見えるなどといった症状が特徴です。
治療方法として白内障の進行を緩やかにする点眼薬や手術を行います。
発症し始めるのは、早いと50代からですね。少しづつ水晶体が濁ってくるのであまり気づかずに進行し、気づくと「見づらい」状態になっている事が多いです。手術の判断は水晶体の濁り具合で判断しますが、手術時間が5−10分程度と比較的短く、身体への負担も少ないため日帰り手術が増えています。

グラフで見る『白﨑 慎英 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION