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  • 多汗症

『多汗症』は「皮膚科」で診察し、治療できる病気です

『多汗症』になる原因は「体質」によるものです。まずは原発性なのか続発性なのかを分類しなければなりません。原発性なら特に原因はなく、続発性ならば甲状腺ホルモンが出過ぎていることがあるかもしれないので、採血をして調べます。症状については局所性ならば頭部や脇、手足などからだの一部に限局して汗が出ます。局所でなければ全身性ですが、背中のあたりに多いことや、頭も背中も汗が多いけれど手足には出ないなど症状に個人差があります。

治療法については、脇の場合には塗り薬が2種類あります。その他「イオントフォレーシス」という電気を流して汗の穴を閉じるという治療があり、複数回行うことで汗が出にくくなってきます。期間でいうと、1カ月間くらい、通院頻度は週に1回〜2回ほどになります。多汗症は完治がなく一生つきあっていく疾患なので、よくなってくれば通院頻度を減らします。

脇の多汗症で塗り薬が効かない場合は「ボトックス」を注射します。その他、自費治療になりますが汗の穴を閉じる「塩化アルミニウム溶液」を患部に塗る方法もあり、手足や顔、脇などどこでも使用が可能です。しかし「かぶれ」を起こしやすい成分なので、むやみに使うことができないということもあり、ご説明をして慎重に使用します。

全身の多汗症については汗を抑える内服薬もありますが、緑内障やその他持病がある場合は飲めません。さらに副作用で目や口が乾くため、様子を確認しながら処方しています。他には漢方を取り入れることもあります。

棟田 加奈子 院長
私の皮膚科
棟田 加奈子 院長
港区/北青山/外苑前駅
●皮膚科 ●小児皮膚科 ●美容皮膚科
  • 心不全

悪化していくサイクルを緩やかなものにしていくことが大切

以前は楽にできていたことが、同じようにやっても息切れがする。心不全の代表的な症状です。他に、足のむくみなどの症状もあり、進行すると就寝時に息が苦しくなっていきます。心不全とは、様々な要因で引き起こされる心臓の機能の低下です。年齢によるものもありますし、高血圧や糖尿病などの生活習慣病が原因となることや、狭心症や心筋梗塞などの循環器の疾患が元で機能が落ちてしまうケースもあります。
心不全の治療で重要なのは、悪くなっていく曲線をいかに緩やかなものにしていくか、ということになります。一般に、最初は1年に1回の入院だったのが、やがて半年に1回、3ヶ月に1回と、年を経ていくごとに徐々に短くなっていきます。そのサイクルを悪化させないためには、細やかなケアが必要です。設備の充実した大きな病院でそれを可能にするのは難しいでしょう。経過観察に必要な検査、その結果を受けての細やかな内服薬などの調整は地域のクリニックが適任ですし、大きな責任を負っていると言えます。

青野 豪 院長
ごうファミリークリニック鎌倉大船
青野 豪 院長
鎌倉市/城廻/大船駅
●内科 ●循環器内科 ●心療内科 ●訪問診療
  • ピロリ菌感染

胃がんのリスクが高まるピロリ菌。除菌後も定期的な受診と検査を

ピロリ菌は、生まれてから幼児期までの免疫力の低いときに感染します。昔ですと井戸水などから感染したり、あとは食べものの口移しなどで感染したりすることがほとんどです。ピロリ菌は一度感染すると胃の中でどんどん増えていき、それによって胃の粘膜が薄くなり胃炎を起こします。ピロリ菌感染がさらに進むと、菌そのものはいなくなりますが、胃の壁は薄くなった状態のままで、こうした状態の方はやはり胃がんのリスクがかなり高まります。ただ、今の50代以下の方ですと昔に比べて衛生環境がとてもよくなっていますので、ピロリ菌感染自体は少なくなっています。しかし絶対に感染しないというわけではなく、自覚症状もありませんので、ピロリ菌感染の有無を知るためには胃カメラによる検査をするしかありません。ピロリ菌が発見された際の治療は、薬の服用による除菌療法になります。ある程度薬の服用を続け、除菌ができたかを再検査して確認します。ただしピロリ菌を除菌できたといっても胃がんのリスクはゼロではありませんので、胃の検査は定期的に行い、病気の早期発見と予防に努めることが大切です。

鷹橋 伸子 院長
のばら内科クリニック
鷹橋 伸子 院長
品川区/荏原/戸越銀座駅
●内科 ●消化器内科 ●循環器内科 ●女性内科 ●老年内科
  • 新生児黄疸

精査すべき黄疸、様子を見ていい黄疸など、対応は様々

一般的に黄疸は日齢1-2以降に出現し、日齢5-7をピークに軽減していきます。
新生児は生理的に黄疸を呈しますが、その範囲を超えた場合を病的黄疸といいます。黄疸の物質ビリルビン濃度が高い場合(生まれてからの日数で決まっている)は、光線療法などの治療が必要です。当院では、退院後の黄疸のフォローも簡単に行えるよう皮膚黄疸計を用意してあります。「皮膚がかなり黄色いけど次の健診まで待っていいのかな?」なんて疑問に思うようなら、すぐ計測しにいらっしゃってください。生後1週間をこえ、普通であれば軽減していく黄疸が生後2週間以上続く場合を遷延性黄疸(せんえんせいおうだん)といいます。遷延性黄疸には体質的黄疸や母乳性黄疸、そして哺乳量不足による黄疸などがあります。いずれにせよ、一度受診いただくことをおすすめします。「母乳栄養だから」と短絡的に母乳性黄疸と判断するのも危険です。また母乳性黄疸なら、すぐ人工栄養に変更するような安易な対応も間違いです。精査すべき黄疸、様子を見ていい黄疸、少し栄養管理を変えればよい黄疸など対応も様々ですので、2週間以上続く黄疸は一度受診したほうがいいでしょう。
遷延性黄疸や、一度落ち着いたのに再び強くなってきた黄疸のなかには、肝・胆道系の疾患がみつかることがあり、早期発見早期治療が望まれます。便の色(母子手帳についている便カラーカードが有用)、栄養法、体重増加などを踏まえ、母乳性黄疸、授乳量不足による黄疸遷延、閉塞性黄疸(肝・胆道系疾患:胆道閉鎖症など)を見極める必要があります。

三浦 文宏 院長
しんつなシェルキッズクリニック
三浦 文宏 院長
横浜市港北区/綱島東/綱島駅
●小児科 ●アレルギー科 ●新生児内科
  • にきび

季節問わず保湿が肝要。時間を置かずにすぐに受診を

にきびは顔に発疹が出る症状で、命に関わる病気ではありませんが、患者さんの整容的なストレスやコンプレックスに直結するものです。にきびの原因は生活習慣の乱れが多く、ストレスや疲労、まれに化粧や洗顔の誤った方法なども挙げられます。にきびはできてすぐであれば治療がしやすく、治りやすい傾向にありますので、にきびでお悩みであれば自己判断の治療やつぶしたりせずに、すぐに受診していただきたいところです。時間が経つと直るのに何年もかかってしまうこともあります。保険診療であれば自己負担も少なく、エビデンスに基づいた治療で一定の治療効果が見込めます。美容皮膚科などの自由診療は、費用面のハードルはありますが、選択肢も豊富です。にきび原因の大部分は乾燥が関わってきます。季節的な湿度に関係なく皮膚は乾燥しますし、症状は夏に多いと言われているぐらいですので、まずは保湿をすることです。化粧を落としたり洗顔する際も顔をごしごし擦ったりせずに、皮膚への刺激はできる限り避けて優しく洗い流してあげるといいですよ。

鈴木 覚 院長
浅草橋西口クリニックMo
鈴木 覚 院長
台東区/浅草橋/浅草橋駅
●内科 ●泌尿器科 ●皮膚科
  • 片頭痛

4人にひとりが症状あり。正確な検査と診断が大切

頭痛という症状は多岐に渡り、その種類は300種類以上あります。片頭痛が人口の5~10%、緊張型頭痛が20%くらいと言われていますので、おおよそ4人にひとりは頭痛に悩まれている統計です。大きく分けて一次性頭痛と二次性頭痛があり、二次性頭痛は脳出血やくも膜下出血、髄膜炎など命に関わるものです。そのほか頭痛をきたすものとして慢性副鼻腔炎や蓄膿症、緑内障などがあり、頭痛は脳以外の疾患でも引き起こされます。なので、どのタイプの頭痛であるのかを正確に診断することがまず肝要です。片頭痛や緊張型頭痛は特に動くと痛むので「横になって休まなければ」「予定をキャンセルしなければ」と生活の質が低下してしまいます。頭痛は様々な原因が提唱されており、原因がはっきりと特定できないものもあります。片頭痛であれば、CGRP関連の予防薬を1か月に1回程度注射をするなどの選択肢もありますので、投薬のほかご自身に合った治療法をよく医師と相談することが大切です。頭痛は市販薬で鎮静化できることもありますが、大病につながる恐れもありますので、脳神経外科を受診し正確な検査と診断を受けることをお勧めします。

上野 龍 院長
宮前平脳神経外科クリニック
上野 龍 院長
川崎市宮前区/小台/宮前平駅
●脳神経外科 ●内科 ●外科
  • にきび

薬物療法が基本。ニキビ痕にも力をいれていく

にきびとは、皮膚にできる一般的な疾患のひとつです。毛穴の皮脂線に脂が過剰に分泌される、もしくは脂を分泌するバランスが悪くなると、そこが詰まりアクネ菌ができて炎症を起こす。これが、私たちがよく目にする赤いにきびになります。治療は薬物療法が基本で、炎症を抑える飲み薬、アクネ菌を殺す抗生物質を服用していただきます。同時に外用薬を塗ると、古い角質や汚れや皮脂が除去できて皮脂腺が詰まりにくくなりますので、治療と同時に予防にもなります。にきびは程度によってはかゆみや痛みの症状を伴いますので、重度の場合は皮膚科を受診することをお勧めします。患者さんご自身でできる予防として、優しく洗顔し、毛穴を詰まらせないように日頃から皮膚を清潔な状態に保つことが大切です。スキンケアをして皮膚をなるべく保湿するようにしてください。また、当院ではニキビ痕の治療に非常に力を入れております。ピーリングにはじまり、炭酸ガスフラクショナルレーザーで皮膚に細かい穴を開け、それが再生する力を利用してニキビの凹凸をなくす治療です。

伊藤 晴紀 院長
クリニックファーストエイド
伊藤 晴紀 院長
千代田区/鍛冶町/神田駅
●内科 ●皮膚科 ●アレルギー科 ●美容皮膚科
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