食事ができない状態になる前に歯みがき習慣で歯周病予防
猫の歯周病は、罹患していることで口内炎や歯肉炎が強くなります。症状がすすむと痛みが出てくるため、よだれが止まらなくなったりご飯が食べられなくなったりという状態になります。一番大切な予防法は、小さいころから歯みがきの習慣を身につけることです。お家での歯みがきケアにより、歯周病を予防できます。特にウェットタイプのフードを好むねこちゃんは、汚れが歯に付着しやすく、歯石付着や歯肉炎が起こりやすいです。しかし痛みが出ている状態まですすむと、歯みがきをさせてくれなくなります。歯周病になった猫の治療は、ハードルがとても高いです。お口の中を診ることも難しいですし、治療としては歯を抜くしかありません。健康を害さないためには、歯みがきによる歯周病予防が大切です。
- みらいペットクリニック
- 加藤 彰朗 院長
- さいたま市岩槻区/宮町/岩槻駅
- ●犬 ●猫