三大合併症に加えて、急性合併症にも要注意
糖尿病の中でも患者数の多い2型糖尿病は、食べすぎやデスクワークによる運動不足などの生活習慣に起因して発症することが多いです。いったん発症すると治癒を期待するのは難しいため、病気と上手に付き合っていく必要があります。治療では食事療法や運動療法によって生活習慣を整え、必要があれば内服薬による治療が行われることが一般的です。
糖尿病は神経・目・腎臓に生じる三大合併症をいかに予防するかが大事です。また、お薬や生活習慣の変化によって急性の合併症が生じる可能性があるため注意が必要です。たとえば夏の暑い時期にスポーツドリンクを多量に摂取すると血糖値の上昇を招き、倦怠感や体重減少につながる恐れがあります。なお、自己判断でインスリン注射を中止することは非常に危険ですから、必ず医師の指示にしたがうようにしましょう。
- 三倉医院
- 三倉 健太朗 医師
- 川崎市宮前区/宮前平/宮前平駅
- ●糖尿病内科 ●内分泌内科 ●内科