加齢とともに患者数が増加する「前立腺肥大症」とは?
前立腺肥大症とは文字どおり、前立腺が大きくなることでさまざまなおしっこの症状が現れる病気です。前立腺の中央付近には尿道が通っているため、前立腺が大きくなればなるほど尿道が狭くなり、尿を出しにくい、すぐにトイレに行きたくなる、残尿感がある、などの症状を引き起こします。
前立腺肥大症の明確な原因は分かっていないものの、長期にわたり男性ホルモンに曝露(ばくろ)されることで発症すると考えられています。治療では尿道を広げる作用のある内服薬、あるいは前立腺を小さくする内服薬を使用することが一般的です。また、薬物治療で症状をコントロールできない場合には手術が選択されることもあります。
- 亀戸あしかりクリニック
- 芦苅 大作 院長
- 江東区/亀戸/亀戸駅
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