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  • かぜ[かぜ症候群]

医療機関を受診する目安は38℃以上の発熱が12時間以上続く場合

風邪をひくと咳や鼻水が出たり、喉の痛みを感じたり、上気道を中心にさまざまな症状が現れ、腹痛が生じることもあります。風邪はウイルス性疾患の一種であり、細菌を殺す作用のある抗生剤(抗菌薬)は有効ではありませんが、風邪をこじらせて気管支炎などが生じた場合にはこの限りではありません。

お子さんが咳をしたり鼻水が止まらなかったりすると、親御さんとしては「早く治して楽にさせてあげたい」と思われることでしょう。しかし、たとえ風邪の症状があったとしても、早期受診することが、必ずしも早いタイミングで治療できるわけではありません。まず風邪の場合は大半がウイルス性であり、特効薬もないため、症状緩和をしながら自力での回復を待つことが基本になるからです。また熱が出たからとすぐに受診しても、検査のタイミングの問題で正確な診断に結びつかないケースもありますし、発熱後数時間などですと、発熱とのどの痛みなどのごくわずかの初期症状しかない場合も多く、そのほかの感染症の可能性を考えつつも、ひとまず風邪としか言えません。医療機関を受診する目安は38℃以上の発熱が12時間以上続く場合ですが、例えば一度発熱しても翌日解熱していて、状態も元気そうだという場合には基本的に大きな問題はないと考えられます。発熱が髄膜炎や尿路感染などの重大な感染症によるものであったり、感染症とは別の疾患を想起するのは38度以上の発熱が3~4日続く場合が多いです。
そうはいっても心配だという方やひとまず熱を下げたり楽にする薬がほしいという方もいらっしゃるでしょう。そういった方はもちろんいつでも受診いただけます。そのような方のために我々はおります。

佐々木 小百合 院長
LeMon おとなとこどものクリニック
佐々木 小百合 院長
戸田市/新曽/戸田駅
●内科 ●小児科
  • ケロイド

症状の出る前から、予防のためのスキンケアが大切

ケロイドとは、傷が治る過程で、皮膚が赤く盛り上がっていく状態です。ケロイドは、時が経つとだんだんと大きくなるものもあり、かゆみを伴うことがあります。また、毛嚢炎(モウノウエン)のように、表面上は傷がないように見えるのにできることもあります。ケロイドと聞くと、やけどをイメージされる方も多いでしょう。やけどの痕(あと)は瘢痕ケロイドとも言い、厳密にはケロイドではないのですけども、一般的にはケロイドの一形態として認識されています。
ケロイドは、部位の大きさや程度によって治療方法は変わってきますが、手術によってケロイドを切除する手術療法と、薬物療法やレーザー療法などがあります。ただし、ケロイドは切除したとしても、再発するケースが珍しくありません。瘢痕ケロイドについては、部位を切除し、皮膚を移植する方法が一般的です。専門的な内容になりますが、皮膚の移植では皮弁(血流のある皮膚・皮下組織)が用いられることもあります。
部位の場所、大きさによって異なりますが、治療の方法を判別するには、熟達した医師による診断が必須となります。しっかりとしたキャリアのある医師に相談された方がいいでしょう。

百束 比古 院長
スクエアクリニック形成外科美容外科
百束 比古 院長
千代田区/神田三崎町/水道橋駅
●皮膚科 ●形成外科 ●美容外科 ●美容皮膚科
  • 睡眠時無呼吸症候群

「睡眠時無呼吸症候群」にはどのような治療法があるのか?

「睡眠時無呼吸症候群」の原因は、肥満、小さい顎、加齢による喉や舌の筋力低下、飲酒、幼少期に硬いものを咀嚼していたかどうかも影響しています。症状は日中の眠気、集中力の低下などがあり、いびきや無呼吸で苦しくて夜中に起きたり、ご家族からの指摘で気づいたりするケースもあります。さらには仕事中に寝てしまって会社から睡眠時無呼吸症候群ではないか?と指摘されて来院することも。治療法は対症療法になり、重症であれば「CPAP療法」という睡眠時に専用のマスクを鼻や口に装着して鼻から空気を流し、喉の筋肉低下により下降して閉塞したところへ空気圧で気道を確保する方法もあり、有効性・安全性が高く全世界で最も普及している治療法です。簡単なものだとマウスピース(スリープスプリント)を使うことで下顎が前に釣れるので気道が落ちなくなります。枕の高さも関係していることもあって、仰向けで寝ると無呼吸になることが多いので横向きで寝るといいでしょう。扁桃腺が大きい人や喉の高さが低い人なら広げる手術をすることもあります。新しい手術法であれば「舌下神経電気刺激療法」があり、下がっていた舌の筋肉を上げるために舌に電気刺激を与えることで舌根(舌の喉に近い部分)を上がらせて、上気道が塞がらないようにする治療法もあります。予防法は生活習慣を改善すること、筋力トレーニング、舌の筋肉を鍛える機械、「あいうべ体操」を取り入れるなどです。

廣津 幹夫 院長
小岩駅前みみはなのどクリニック
廣津 幹夫 院長
江戸川区/南小岩/小岩駅
●耳鼻咽喉科 ●アレルギー科 ●小児耳鼻咽喉科
  • 嚥下障害

食べにくさ・飲み込みにくさを感じたら専門家に相談を

嚥下機能障害(嚥下障害)とは文字どおり、嚥下(ものを飲み込んで胃の中へ送ること)機能に問題が生じている状態です。原因としては老化、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)発症後、パーキンソン病をはじめとした神経難病などのほか、歯が抜けたり、口の中に病気があったりすると生じることがあります。

治療では、障害を引き起こしている原因を取り除くことが第一選択肢となり、たとえば歯が抜けてしまって噛んだ食べ物をうまくまとめられなくなった場合まとめられなくなった場合には入れ歯(義歯)を作成・調整します。また脳卒中で麻痺が残ってしまった場合や老衰で飲み込む力が衰えた場合には、喉の筋肉のトレーニング(リハビリテーション)などが行われます。

嚥下機能障害は人生を送る中で誰もがいつかは経験するものですが、「口から食べる」ことは筋力をはじめとした心身の健康維持において重要な役割があります。ご自分やご家族について気になることがありましたら、専門家にご相談いただくとよいでしょう。

天本 健司 総院長
ホームクリニックえにし
天本 健司 総院長
練馬区/石神井町/石神井公園駅
●訪問診療 ●内科 ●呼吸器内科 ●循環器内科 ●脳神経内科 ●血液内科 ●糖尿病内科 ●精神科 ●耳鼻咽喉科 ●皮膚科 ●眼科 ●リハビリテーション科 ●整形外科 ●リウマチ科 ●放射線科
  • ピロリ菌感染

ピロリ菌の除菌で様々な疾患のリスクが軽減

ピロリ菌は幼少期、まだ免疫が十分ではない頃に唾液等から感染すると言われています。ピロリ菌で問題となるのは、やはり胃がんです。胃がんになっている人を10人集めると9人はピロリ菌に感染している、もしくは過去に感染していた人という割合になります。ピロリ菌の感染は、現感染と過去の感染とに分けられます。現在感染している方は次第に胃の粘膜が萎縮していき、胃がんのリスクが増大していきます。また過去にピロリ菌に感染し、除菌を終えた方もリスクは減少するものの、感染がない方に比べ胃がんのリスクが高いことに変わりはありません。だからこそ、定期的な内視鏡検査で早期に病気を見つけることが大切なのです。ピロリ菌の感染者には胃がん以外にも様々なリスクがあると言われています。胃潰瘍もそうですし、指定難病の特発性血小板減少性紫斑病(ITP)も、ピロリ菌を除菌することで症状が改善するという研究結果も出てきています。お身内に胃がんを患った経験のある方や、ご両親がピロリ菌の保菌者だった方は、一度チェックされることをお勧めいたします。

川合 真令 院長
かわい内科 胃と大腸内視鏡クリニック上石神井
川合 真令 院長
練馬区/上石神井/上石神井駅
●内科 ●消化器内科 ●内視鏡内科 ●健診・検診
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