人間の休養の多様性を考慮し、治療を組み立てることが大切
精神的な変調をきたす“入り口”は人の数だけありますが、代表的なものをあげますと、気持ちが沈む、食生活の乱れ、それから不眠などがあります。ここで言う不眠とは、1日だけではなく、それが何日も続くという状態です。
具体的な治療となりますと、やはり原因となった環境を調整することが優先されますが、ここで考慮しなければならないのが、人間の休養の多様性です。休養は1番の薬ですが、ではその人にとって何が最も休養になるのか。本を読むことがリラックスになる方もいれば、スポーツで汗を流すことが1番という人もいます。はじめにおこなう治療の組み立てとして、まずはそこを探っていくことが大切なのです。
- 新宿よりそいメンタルクリニック
- 鈴木 康一 院長
- 新宿区/歌舞伎町/新宿駅
- ●精神科 ●心療内科