「見えにくさ」など日常生活に支障が出ている場合は手術の検討を
眼瞼下垂とは、さまざまな要因によってまぶたが上がりにくかったり、筋肉がうまくはたらかずにまぶたが下がったりしている状態をいいます。目が開けにくくなることで上方の視野が欠ける、上のほうにあるものが見えづらい、などの症状が現れることがあります。まぶたをしっかり上げようとマッサージなどで改善を試みる方がいるものの、医学的な解決方法としては手術しか選択肢がないのが現状です。
眼瞼下垂の手術では、緩んでしまったまぶたの筋肉にアプローチします。緩んで伸び切ってしまった余分な筋肉を切って縫い合わせ、全体の長さを縮める方法が一般的です。手術後は個人差があるものの、おおむね1~2週間は患部に腫れがみられます。その後、腫れが引くにしたがって狭くなっていた視野が改善し、まぶたの重みも軽減することが期待できます。
- かつむらアイプラストクリニック
- 勝村 宇博 院長
- さいたま市浦和区/仲町/浦和駅
- ●眼科