胸が痛い・押されている感じがする「狭心症」とは?
狭心症とは心臓の筋肉に十分な酸素が行き届かないことにより、胸の痛みや圧迫感が生じるものを言います。原因としては加齢や生活習慣がもたらす動脈硬化のほか、冠動脈が一時的に狭まる冠攣縮(かんれんしゅく)があります。治療法としては、薬物治療、心臓カテーテル治療、冠動脈バイパス手術などがあり、患者さんの状態に応じて適切な治療法が選択されます。
狭心症は加齢が原因で発症する病気だと考えている方も多いですが、冠攣縮は年齢に関係なく誰にでも起こり得るため注意が必要です。狭心症につながる動脈硬化を予防するためには、血圧やコレステロール値を適正に管理すること、喫煙・肥満・運動不足などのリスク因子を排除することが大事です。
- 荻窪たいようクリニック
- 手塚 太陽 院長
- 杉並区/荻窪/荻窪駅
- ●内科 ●循環器内科