糖尿病予防には生活習慣を整えることが一番
糖尿病とは、インスリンのはたらきが低下して血液中の糖が増えてしまう病気です。初期は無症状ですが、病気が進行するにつれて尿の量が多くなったり、だるさを感じたり、体重減少がみられるようになります。また合併症として、目が見えなくなったり(糖尿病網膜症)、人工透析が必要になったり(糖尿病性腎症)、手足のしびれ(神経障害)などが生じる恐れもあります。
糖尿病の治療では、食生活や運動などの生活習慣を見直すことを基本に、お薬による治療が選択されることもあります。最近はテレワークの普及によって運動不足になり、若い世代の方でも糖尿病を発症するケースが増えている印象があります。糖尿病は遺伝性によるものもありますが、多くは運動不足や過食、ストレスなどの生活習慣が原因で発症します。日頃からバランスのよい食事や良質な睡眠をとることを心がけ、適度に息抜きをするなど生活習慣を整えることが予防につながります。
- 内科小久保医院
- 小久保 透 院長 & 小久保 麻子 副院長
- 世田谷区/世田谷/松陰神社前駅
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