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佐藤 彰恭 院長

AKIYASU SATO

『患者さんへの説明』に最大限注力する。「笠幡駅」すぐそばにある歯科医院

明海大学歯学部卒業。勤務医として5年ほど経験を積んだ後、1998年『笠幡歯科医院』を開院して、現在に至る。

佐藤 彰恭 院長

佐藤 彰恭 院長

笠幡歯科医院

川越市/笠幡/笠幡駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科

歯科医師を目指すきっかけは家庭教師との出会い

佐藤 彰恭 院長

実は「バイクのレーサー」になることが夢でした。しかしその分野で芽がでていたわけではなく、厳しいことはわかっていました。当時、たまたま教えにきていた家庭教師が歯科大学の学生でした。レーサーを夢見る私に、細かい作業は好きか聞き、「プラモデルなど作っていたから得意だ」と伝えると、『歯科医師になったらどうか?』と勧めたのです。バイクが好きなら趣味でやればいいじゃん。歯医者になるとお金を稼げるし、サラリーマンよりは余裕があるし、好きな趣味が何でもできるよと言われ、そういう方法もあるのかと納得したのでした。

大学卒業後は家庭教師をやってくれた先輩と同じ歯科医院へ就職したものの、性格的にも気が合わず、お互いにぶつかり合うことも多くて辞めました。その後は別の歯科医院に勤務しながら、入れ歯や外科治療など各分野の得意な先生たちのワザを盗み真似して、いろいろな治療を幅広く学んだり、往診をしたりと勉強させてもらいました。そのクリニックで働く歯科医の多くは4年〜5年くらいで開業しています。ある程度経験を積んで資金が溜まってきたところで、『笠幡歯科医院』開院に至りました。川越市で生まれ育ったこともあり、開業は地元を考えていました。しかしながら、すでに大学の同級生たちが川越にある親の医院を継いでいたり、川越に開業していたりもあって、少し外れた「笠幡」を選びました。現在は開院して20年以上経ちます。

万遍なく、幅広く診療する

佐藤 彰恭 院長

川越に住みたいけれど全体的に生活費が高く、少し離れた「笠幡」を選ぶ人もいるので意外と人口の多いエリアです。当院は笠幡駅から近い住宅地にあり、患者さんのご家族みなでご利用いただいています。おじいちゃん、おばあちゃんといった高齢者がいちばん多いものの、近隣に小学校から高校まであるので、幅広い年代がいらっしゃいます。開業した頃は小さかったお子さんも成長して、今は大人になってお子さんを連れて来院されるので、時の流れを感じますね。

当院の特徴は、『万遍なく幅広く診療していること』です。「できない治療はない、全てやりますよ」というスタンスです。知識があって自分のできることであればやりますが、逆にわからないことであればはじめからやらずに、大学病院などを紹介しています。とはいっても、基本的には保険診療は全てできます。口腔外科や自由診療においては器材の関係でできないこともありますが、抜歯など含め出血の問題がないことに関しては全て可能です。

むし歯や歯周病、根の治療やインプラント、矯正治療も行い、矯正については矯正専門医にお願いしています。他には新型コロナウイルスや予約が取れない方への対応として「オンライン診療」も実施していて、相談やセカンドオピニオンとしてご利用いただいております。オンラインで受けるメリットとしては、今やっている治療に関して、気になることがあれば聞けることです。口をあけてくれればわかるので、そのくらいの腫れだったら大丈夫など伝えてあげれば安心できるのではないかと思います。診察時間終了後に1時間程度をオンライン診療にしていますが、「相談できる場」として広げていきたいです。

「インフォームドコンセント」で患者さんへの説明を重視

佐藤 彰恭 院長

『患者さんへの説明』というところに最大限に注力しています。完全に「選ばせる治療」をしていますので、私自身が選ぶことはありません。あらかじめ可能な選択肢をご提案して、どれにしますか?と患者さんに選んでもらいます。「先生に任せますよ」といわれた時は、コミュニケーションを取りながら一緒にいい方法を考えて、『納得してもらうこと』を重視しています。

「インフォームドコンセント」として、治療について説明がわからないときも、患者さんに十分にわかりやすく説明をして、どのように治療方針をやっていくのかを決めてもらう。私が患者さんに説明したことを「スタッフ」が同じ説明し、さらに「受付」でも同じ説明をする。治したところについての話や予防についてのことなど、とにかく説明が重要だと思っているので、『たくさん言われる=大事』とわかってもらえるでしょう。このように徹底した説明を十分に行っていることもあり、クレームはありません。さらに患者さんには「当院である程度の予防はできるけれど、自分で行っていかないといけないもの」だと口を酸っぱくして言っているため、ほぼクレームはありません。患者さんの「セルフケア」にも力を入れています。

さて、当院の治療方針としては「保険診療」を中心に行っているため、基本的に自費診療を勧めていません。「どんな治療でも保険診療でできないものはない」と思っています。入れ歯であっても保険診療でできますので、保険でことが足りれば十分。自費診療で治療する必要はないと思っています。

子どもの治療を無理矢理しない

小児歯科について、子どもが口を開けない限り、絶対に頭ごなしには治療をしません。「子どもを押さえてでもいいから早く治療してほしい」という場合にはお断りしています。もちろん、忙しく働くお母さんたちもいて、今日この時間しか空いていないから早く治療してほしいということも。もし口を無理矢理に開けさせて治療することを望むなら、大学病院へ行ってほしいと伝えています。実際に無理矢理に治療して亡くなるケースもあるくらい危険です。小学生からは一人で診療を受け、幼稚園以下のお子さんであっても親が抱っこをしての診療は行いません。基本、子どもの治療は危ないため、きちんと自分で口をあけてくれるようになるまで待ちます。こちらも限られた時間内で対応する必要があるため、小さいお子さんですと、ときに泣いて治療せずに終わってしまうことも……。子どもには歯が痛くなる理由をきちんと説明してあげることでわかってくれます。痛くなるのはむし歯のせいであり、一瞬で治すというのは神様ではないのでできません、と伝えています。

これから受診される患者さんへ

『笠幡歯科医院』はJR川越線「笠幡駅」より3分とアクセスが便利なところにあります。お車で来院する場合は、専用駐車場があるのでご利用ください。

当院はキッズルームなども設置しており、アットホームな雰囲気の歯科医院です。わかりやすい説明と症状に合わせた治療法の選択を患者さんと共に考えていきます。困っていることには何でもお応えしますし、自分のできることであればいくらでも対応します。

佐藤 彰恭 院長から聞いた
『咬合性外傷』

『硬いもの』を食べるときは要注意!

咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)の症状は、『硬いものを噛んだときに痛くなること』です。手首や足のケガでいうなら「捻挫」ですね。歯ぎしりによって、その歯だけテンションが強くなってしまうことです。咬合性外傷は、基本的には歯根膜が腫れてしまうような病気なので、「噛み合わせを調節するだけ」ですぐに治まります。

気づかずにそのまま「抜歯」しようとする先生もいるので注意が必要です。まずは噛み合わせを治して、薬だけ飲みながら1週間くらい待ちます。そうすると7、8割は治ることが多い疾患です。健康な状態なのに噛んだら痛いという場合が多く、噛み合わせを直しただけで治ってしまったと驚かれることも。1週間くらいすると何もなかったかのように治ります。ですから、噛み合わせを確認してもらば、大きな治療をしないで済むケースもあるということです。

予防法は、「硬いもの」を食べるときは気をつけること。どちらかというと「たまたまなるもの」で、交通事故に遭うのと似ています。自分が何か悪いことをしてしまったというような疾患ではないのです。そのため、普段、何ともない人が急に咬合性外傷になってしまうことも珍しくはありません。むし歯でも歯周病でもないとなると、大体は咬合性外傷であることも多いですね。

捻挫は一度なるとクセになるといわれるように、咬合性外傷も噛み方にクセがあるため、多少はあると思いますよ。片方だけで噛まずに、バランスよく両方つかって噛むことが大切です。歯がなくなって放置していると、噛み合わせがずれて、口の中のバランスが崩れたときに咬合性外傷が起こります。

グラフで見る『佐藤 彰恭 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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