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大西 久仁彦 院長 & 大西 和彦 副院長

OONISHI KUNIHIKO & OONISHI KAZUHIKO

充実した医療機器で「すぐに検査・診断」できるから治療開始も早い。「命請負人」として患者さんを長生きさせる

【久仁彦 院長】
千葉大学医学部卒業後、ニューヨーク市のブロンクス米軍病院、マウントサイナイ大学医学部付属病院に勤務。帰国後に千葉大学の内科助手、埼玉医科大学の助教授を経て、1999年に『大西内科』を開院して院長を務める。肝臓疾患のスペシャリスト。医学博士取得。

【和彦 副院長】
昭和大学医学部卒業後、千葉大学医学部消化器内科に入局。同大学附属病院や関連病院、千葉の総合病院にて肝臓を含む消化器内科を中心に経験を重ね、2018年より『大西内科』にて勤務して副院長を務める。医学博士取得。

大西 久仁彦 院長 & 大西 和彦 副院長

大西 久仁彦 院長 & 大西 和彦 副院長

大西内科

鶴ヶ島市/五味ヶ谷/若葉駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●胃腸内科

親子ともに父の背中を見て育ち、自然と医師を志す

大西 久仁彦 院長 & 大西 和彦 副院長

【久仁彦 院長】
北海道で父が開業医をしていたのですが、子どもの頃からよく往診について行ったので、父の背中をみて自然と医師を目指すようになりました。千葉大学医学部を卒業した後は米国医師国家試験に合格したので、ニューヨーク市の軍病院やマウントサイナイ医科大学の付属病院で3年半勤務したのち、日本へ帰国しました。そのあとは千葉大学にて内科助手、埼玉医科大学の助教授を務め、肝臓疾患のスペシャリストとして研究を続けていき、1999年に『大西内科』を開院することに。それ以前は埼玉医大の助教授をしていたのですが、大学病院のベッド数はかなり限られていました。そのため、特に経過観察が必要になるような患者さんをたくさん抱えられない現状があり、私の受け持っていた患者さんが入院したくてもできないという問題があったのです。ならば自分で開院したら解決できると思って、19床の入院施設を備えて、治療から入院まで対応できるクリニックを開院することに至りました。「鶴ヶ島市」なら大学病院で診ている患者さんも通いやすいというのもあったのです。さらに開院した当初はまだ肝臓がんの治療ができる医師が少なかったので、日本全国や海外からも肝臓疾患の専門的な治療を求めて患者さんがいらっしゃって。飛行機で東京に下りて、そこから電車や車でアクセスしやすくて便利なところだと思ったのです。

【和彦 副院長】
私も父(院長)の背中を見て育ったので、ごく自然に医師を目指しました。やはり父の影響が大きかったかなと思います。当時は父がアメリカに勤めていたので生まれはニューヨーク、育ちは千葉です。昭和大学医学部を卒業して研修を終えた後は、千葉大学医学部消化器内科に入局しました。関連病院をまわりながら消化器病、肝臓病領域を中心に経験を重ね、研究施設にいって研究をするなどいろいろな経験をしてきました。父が開業していたものの、一緒に働くまでに何か特別なきっかけがあったというよりも、働き方などいろいろと環境が変わっていく中で、ある時期からだんだん父親と一緒に仕事をしていきたいという気持ちが芽生えていき、2018年から大西内科で勤務して、翌年から副院長を務めています。

早期診断・早期治療で健康に長生きさせる 

大西 久仁彦 院長 & 大西 和彦 副院長

【久仁彦院長】
当院の最大の特徴は『早めに検査・診断をして、早めに治療につなげられること』です。大学病院などの大きな病院であると、外来を受診して検査は別日になるため、診断がつくまでに時間がかかるという欠点があります。ところが当院では、できる検査をその日のうちに行い、検査自体も早めに組むようにしているので、早く診断をつけて、早い段階で治療を開始できることが大きなメリットです。患者さんの病変の一部を採って、顕微鏡で詳しく調べるといった「生検」であると話が別なので1週間くらいかかりますが、がんの有無や広がり、他の臓器への転移がないかなどを調べるCT検査であれば、その日に撮ってその日のうちに説明しています。基本的に別の日に来院不要なので、患者さんにとって時間のロスや手間がありません。

患者さんと接する際に心がけていることは、「患者さんの命を請け負うこと」「その人をいかに健康で長生きさせられるか」ですね。人の命を預かっている「命請負人」として、常に責任感、使命感を持って仕事をしています。末期がんのように進行したがんは治りませんが、早期発見できればきちんと治るということです。よって早期診断、早期治療を大切に、肝臓だけでなく、頭がふらつく、めまいがするということであればすぐに頭のCTを撮る。もしタバコを吸っているなら肺がんになるかもしれないので肺のCTを撮る。男性ならば1年に1回は前立腺がんのチェックをするといったように、全身のがんについて早期発見できるように力をいれています。

【和彦 副院長】
早い段階から病気を見つけることができれば、命を落とさずに済むと思うので、何も症状のない時点で病気を発見したいですね。日頃の診療では、患者さんの話を良く聞いてコミュニケーションを大切にしています。なぜなら、意外と患者さんの話の中から、なりそうな病気や原因などの情報が見つかるきっかけになることがあるからです。そういうことに対して見落とさないように、早めにアプローチしたいなと思っています。患者さんの中には病院にくると医者と話しづらいと感じていたり、今までかかっていたところでは医者が忙しくてあまり話を聞いてくれなかったりという声も多いので、できるだけしっかりと話を聞いてあげたいと思っています。

充実している検査機器、2人体制の診療でより正確な診断ができる

大西 久仁彦 院長 & 大西 和彦 副院長

【久仁彦 院長】
大学病院では肝臓や肺など専門しか診ていないのですが、当院では他の臓器もすべて調べることが異なる点です。検査機器を日頃からずっと使い続けていることで、使い慣れていることも重要だと考えます。というのも医大を卒業してから検査機器を使う機会がないとスキルも落ちていきます。それはパソコンやスマートフォンを急に渡して使いこなせるか?といえば、普段から使っていない人には簡単には使いこなせないのと同じことです。

開業以来、19床のベッドがあって年間300人は入院していました。最初の10年くらいは一人で診療していたのですが、外来も入院も、夜間も含めてすべて1人でやらなくてはならないため、10年も1人でやってくると死にそうなくらい疲れてしまって(笑)。息子(副院長)に一緒にやらないか?と誘ったのです。副院長と2人体制になってからは、患者さんの話をしっかりと聞いてあげられる余裕ができました。また1人の患者さんを2人体制で診ることで見落としが起こりにくくなって、より適格な診断ができるようになりました。親子というのもあるかもしれませんが、患者さんの病気を早く見つけて、早く治してあげたいという意識や目指す方向性も同じであることから、チームワークよくできていると感じています。

【和彦 副院長】
当院では一般的なクリニックにくらべると検査機器が充実していて、大学病院の消化器病棟が一つのクリニックをやっているようなイメージですね。超音波、胃カメラ、大腸カメラというところまではよくありますが、当院には全身のがんの有無、広がりなどを調べられるCT検査もできます。もしCTを撮った時点で肝臓がんが見つかれば、院長は肝臓疾患のエキスパートなのですぐに治療ができます。当院では全身のがんを見つけることも特別な話ではないので、何も症状が出ていない早い段階で病気を見つけてあげて、すぐに治療をすれば亡くなることはありません。埼玉医大の国際医療センターや近隣の大学レベルの病院などと連携して、早めに治療をすることに力をいれています。

肝臓がんから消化器領域を専門に、生活習慣病など幅広く診療する 

【久仁彦 院長】
力を入れている診療は肝臓がんの治療を主としてはじめたのですが、現在は消化器領域や他の疾患に対しても幅広く治療できるように診療しています。それから生活習慣病についてもですね。食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深くかかわっています。また高脂血症や頸動脈に血栓がないか、血管性脳梗塞にならないか、など注意深く診ています。

【和彦 副院長】
患者さんの年齢層は基本的には通える人、通院できる体力のある人になります。年齢構成的には60歳以上の方が多いのですが、健康診断の数値で引っかかってしまった現役世代の人たちや、普段からお腹の調子が悪いといった症状で困っている方など、幅広い年齢の患者さんが来院しています。院長は20年くらい前だと、肝臓がんの第一人者としてトップランナーで診療していたので、日本全国、海外から患者さんが来ていました。これまでに肝臓がんの患者さんは6000人くらい診てきたので、それ以上診たという人はいないのではないかと思います。

最近はよく「かかりつけ医」という言葉を聞くようになりましたが、当院では昔からずっとその診療スタイルでやっています。患者さんの全身管理をかかりつけ医が責任をもって診ていき、ずっと診ているうちに思いがけない病気や悩みごとなどが出てくるわけです。かかりつけ医は自分たちで対応できることは処置していき、必要があれば適切な医療機関に依頼することになります。すなわち、患者さんとの付き合いが非常に長いということでもあるのです。病気の3本柱といえば「がん」「生活習慣病」「感染症」ですので、これらをきちんと治療していくこと、予防できるように早期診断をしていくことが大切ですね。予防できるものに対してはしっかりと予防をして、なるべく患者さんが無駄に命を落とすことのないように心がけています。

これから受診される患者さんへ

【久仁彦 院長】
私たちは「命請負人」ですので、信頼してここへ来ていただければ、がんで死なせることはありません。積極的に生活習慣病も診ているのですが、薬を使うのではなく、まずは生活習慣の改善ができるようにアドバイスをしています。食生活についてはご飯を食べずに痩せるのではなく、運動療法として筋トレや軽いランニング、ウォーキングなど定期的な運動をしていくことが大切です。私自身もきちんと食べながら、筋トレやウォーキング、ランニングをしているので太ることはありません。このような生活習慣を心がけているので、昔あった体重もちょうどよく減っていき、今がいちばん元気かもしれませんね。

【和彦 副院長】
いかに元気で長生きできるかを一緒に考えていくようにしています。治療はもちろん、予防も大切なので、小さなことでも相談したいことがあれば、いつでも気軽にご相談ください。



※上記記事は2023年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

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