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鈴木 王洋 院長

KIMIHIRO SUZUKI

細胞性免疫・自然免疫の活性化によりアレルギー体質の改善を図る。トラベルワクチン。豊富な画像診断。他病院との連携強化による、最適な医療の提供。

防衛医大を卒業後、大学病院にて膠原病やアレルギー内科の臨床・研究に従事。医学博士・ 総合内科専門医・リウマチ専門医。多数の論文、講演などの業績があるスペシャリスト。長年の経験を土台として2009年開業、現在に至る。

鈴木 王洋 院長

鈴木 王洋 院長

すずひろクリニック

さいたま市大宮区/天沼町/さいたま新都心駅

  • ●内科
  • ●リウマチ科
  • ●アレルギー科
  • ●皮膚科

リウマチ・膠原病やアレルギー疾患を中心に研鑽を積む。長年の経験を活かし開業

鈴木 王洋 院長

私が医師を志したのは、高校生の頃にある医師にお話しをお伺いしたことが契機です。その先生は、医師でもあり研究者でもある先生でした。臨床を行う上で、研究者としてマインドが大切であることを教えて頂きました。
大学では、リウマチ・膠原病やアレルギー疾患を中心にしておりました。多くの内科疾患・皮膚疾患についての経験も積んできました。一区切りついたところで開業することを決めました。長年、大学病院で経験を積んだことや、アレルギー体質の改善についての方向性が見い出せたことも要因の一つでした。
近くの大宮駅(埼玉県)は交通の便がとても良いことが魅力です。知り合いの先生からお声をかけていただき、この土地で開業することができました。交通の便が良いおかげで、全国から患者さんが来院されています。新幹線の停車駅があることがメリットです。最寄りのさいたま新都心駅(在来線)は、大宮の隣駅です。患者さんの多くは、地元の方々ですが、関東全域の他、東北・北陸・中部地方など遠方からも来られています。当院の特徴としては、対症療法だけでなく、軽減・治癒を目指せる疾患は、それを目指していくことを目標にしています。

細胞性免疫・自然免疫の活性化によりアトピー性皮膚炎やアレルギー体質の改善を目指す

鈴木 王洋 院長

当院では、アトピー性皮膚炎、慢性湿疹、アレルギー疾患の軽減・治癒を目指しています。掌蹠膿疱症も口腔ケア・扁桃摘出などの病巣感染のコントロールにより、治癒を目指しています。対症療法は、とりあえず病苦の軽減を行うことであり、その施行自体は、良いことです。しかし、完治を目指せる疾患であれば、目指すほうが、より合理的と考えています。当院が提供する治療は、大学病院時代や開業後の臨床経験や、論文等からの絶え間ない情報収集等を基礎として構築されています。患者さんは、治したいという思いを持ち、インターネットで検索して来院されますね。また、実際に、当院で症状が軽快した方を間近に見て来院される方も多くおられます。アトピー性皮膚炎、慢性湿疹、アレルギー体質の改善は、努力が必要です。富士山に、一歩では登頂できないのと同じです。症状の軽減を目指し、当院で指導した通りに、各ステップにおいて行うべきことを行い続けた方だけが目標を達成することができます。そのため、ある程度以上の理解力と、継続力がともに必要となります。
来院される患者さんは、皮膚疾患の方が6割ほどです。その中でも、アトピー性皮膚炎、慢性湿疹などのアレルギー性皮膚疾患や、掌蹠膿疱症、しゅさ、ざ瘡などが多いです。いぼ、水いぼも多く診療しています。軽減・治癒を目指せるのであれば、目指すことが大事だと考えて治療を提供しています。
細胞性免疫は、がん細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃したりする免疫系です。自然免疫は、病原体が体内に侵入したときに、最初に反応する免疫系です。現代の日本の都市部のような、清潔な環境の中で暮らしていると、細胞性免疫や自然免疫は活性化されにくい「眠ったまま」の状態となり、アレルギー体質になったり、COVID-19などにかかりやすくなったりします。自己免疫疾患や、がんが増えている要因ともなっています。1960年より以前の生活環境では、自然から0円で受け取れていた適度な免疫刺激・感染刺激が、現代では、無菌生活に近づくことによって、受け取れていなくなっています。この事実は、非常に重要です。無菌生活は、とりあえず「楽」なので、それが問題だと認識されることはあまりありません。適度な免疫刺激を、どのようなタイミングで行っていくか、どの位の回数を行っていくかが、現代の清潔な生活環境の中で、健康を保つ上で重要なポイントとなっています。
なお、各種トラベルワクチンも取り扱っています。

早期に発見・治療を開始できるよう検査データを確認し迅速にアクションを

鈴木 王洋 院長

当院では、合理的な診療に力を入れております。患者さんにとって、当院で治療を行うことが適しているのか、大学病院などの大きな病院で治療を受けた方が良いのかを判断し、必要であればただちに紹介しています。年間およそ、1000例は紹介していますね。また、予約制の診療体制であり、お待たせする時間が少ないこと、スタッフも働きやすいことが当院の特徴の1つでもあります。
患者さんの採血をした場合は、翌日には、看護師が採血データをチェックし、医師がこれを確認する体制を取っています。緊急性の高いものはすぐに患者さんへ電話をかけています。貧血がひどい、異常な細胞が出ている、肝臓の数値が悪い、血糖値が高いなどのデータはすぐに当院で治療を開始するか、大病院の専門医に紹介するなどの対応をとっています。直ちにアクションを起こすことが、患者さんのためになると考えています。
また、最近は亜鉛が不足している患者さんが多くいらっしゃいますね。当院の採血では、女性8割、男性7割ほどが亜鉛欠乏です。亜鉛が不足すると、味覚障害、肌や頭髪の具合がよくない、疲れやすい、COVID-19にかかりやすく重症化しやすいなど、多彩な症状が現れます。そこで、その人の亜鉛の量に応じて、サプリメントをお奨めしたり、薬を用いた治療を行っています。現代の生活スタイルには、亜鉛補充の他、適度な免疫刺激、腸内環境を整える、ほどほどに日光を浴びる、といった観点が大切です。診察をしたり、検査データを見ながら、病気にかかりにくい身体を作っていくことが大切ですね。

院内スタッフや他病院の連携を強化し、適切な医療をベストなタイミングで提供

当院では、診察室に患者さんを呼び入れて、診察後に送り出すまで、医師である私が対応しています。診療の前日に、予約されている方の電子カルテを開いて、患者さんの情報をしっかりと確認するという事前準備を大事にしています。治療方針を再確認し、必要な診療情報提供書は予め準備しています。
スタッフ全員の連携がスムーズであり、異常があればすぐに医師に伝えてくれることも特徴の一つです。また、大学病院や周りの大病院、専門のクリニック等との連携を図っており、医療機関ごとにどのような診療がなされているか把握していることも強みですね。当院からの診療情報提供書に対する返書の内容は詳細に把握しています。
医学・医療は常に進歩し、アップデートし続けるものです。そこで、新しいお薬や治療法などの情報を得て、クリニックレベルで取り入れられるものは導入しております。当院では対応が難しい場合は、実施している医療機関に紹介しています。
当院は、総合診療的な機能も果たしているクリニックです。必要な場合にはさいたまメディカルタウン3階の『さいたまセントラルクリニック』に依頼して、各種の画像診断を行っています。同じ医療モール内にあるため、連携がスムーズです。
患者さんには検査データのお渡しもしております。専門的項目は、簡単な説明書をお渡しし、何の目的でこの項目を検査したのか、どのように解釈できるか、わかるようにしています。今後も、現在のような体制で診療をしていきたいと考えております。

これから受診される患者さんへ

『すずひろクリニック』へは、「さいたま新都心駅」からさいたまメディカルタウンの通院車のご利用が便利です。駐車場もあります。
患者さんには、ご自分の健康に関心を持っていただきたいですね。現時点で病気のレベルには至っていなくても、放置すると将来的に病気の芽になるという状態はあります。それは黄色のゾーンです。ここでアクションを起こす患者さんは、健康寿命が延びると考えています。アクションというのは、食事の回数・食材、運動、睡眠、お酒・たばこなどの嗜好品、といった生活習慣を見直して修正することです。定期的に歯科受診して、口腔内を良い状態に保つことも大切です。将来の健康のために今できることは何か、当院では、診察、検査データ、必要に応じて画像診断、などをもとに、アドバイスしますのでご自分で修正できることから始めてみましょう。病気になってからではなく、一見すると健康な状態のときから始めることがポイントです。20~30代は、一生の中で、最も健康状態がよい時期です。しかし、この年代でも、親知らずを放置している方が多くいます。親知らずの放置は、やがて健康を害していく大きな要因となります。単に歯並びに影響を与えるだけではなく、智歯周囲炎を生じることにより、さまざまな疾患の発症・増悪因子になりえます。このように、ご自分で健康を保つために、軌道修正できる時期から、私たちが健康をサポートするお手伝いができればと思っています。
当院は、より良い診療を提供するために予約制にしています。予約制により、さまざまな準備を十分行っておくことができることをご了承ください。

※上記記事は2022年7月に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

鈴木 王洋 院長 MEMO

総合内科専門医 /リウマチ専門医

  • 出身地:広島県
  • 趣味&特技:テニス
  • 好きな本:医学に関連する本
  • 好きな場所:自然の豊かなところ
  • 好きな言葉:今できることを直ちに行う
  • 好きな音楽:Marika Takeuchi

鈴木 王洋 院長から聞いた
『皮脂欠乏症(乾皮症)』

皮脂欠乏症は細胞性免疫・自然免疫の活性化による根本的な治療が大切

皮脂欠乏症は、皮膚のあぶら分が不足している状態のことです。現代の都市部のお子さんは、ほとんどが皮脂欠乏症です。肌がカサカサした状態であり、常に保湿剤を塗る必要があります。肌がカサカサした状態を放置すると、水いぼやいぼが広がりやすくなったり、肌から抗原が侵入してアレルギーが発症・進行しやすくなったりします。さまざまな病気の元になりますので、皮脂欠乏症は放置しないことが大切です。
当院を受診して、ご自分のお子さんの肌がカサカサな状態であると指摘され、初めて認識されることも少なくありません。一方、東南アジアなど、自然の豊かな場所で育っている子供の肌は、ツヤツヤしています。その違いは、日頃から適度な免疫刺激・感染刺激が入っているかどうかに起因しています。東南アジアでは、自然から0円でそれを受け取ることができます。現代の日本の都市部は、無菌室に近い清潔な生活環境となっていますので、適度な免疫刺激・感染刺激は、自然には入りません。
毎日、保湿剤を塗ってあげることも大切ですが、対症療法だけでは限界があります。当院では、細胞性免疫・自然免疫を活性化することをお奨めしています(自費診療です)。お子さんが低年齢であるほど、すみやかに、肌がもっちり・しっとり・つやつやの肌に変わっていきます。

グラフで見る『鈴木 王洋 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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