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山田 智子 院長

YAMADA SATOKO

待たせない診療で負担なく。かかりつけ医としての役割を担う動物病院に

日本獣医生命科学大学卒業。
新卒から東武動物公園の獣医師として5年間勤務。
その後コジマ浦和動物病院に勤務医として就職、11年目の2023年3月より院長となる。プライベートでは育児中の母でもあり、休日の楽しみは「子供と遊ぶこと」
出身は福岡県。

山田 智子 院長

山田 智子 院長

コジマ浦和動物病院

さいたま市南区/白幡/武蔵浦和駅

  • ●犬
  • ●猫

「好き」がきっかけで動物医療へ。動物園の獣医師から動物病院へ。

山田 智子 院長

獣医師を目指したのは、動物が好きだったことがきっかけです。
身内に獣医師がいたわけではありませんでしたが、私が動物好きな様子を見て親が勧めてくれました。大学卒業後は、5年ほど動物園の獣医を勤めて様々な動物にふれる経験をしましたね。結婚とともに浦和に戻ってからはずっと当院で勤務しています。

心がけているのは「待たせない診療」効率良い診療で負担を最小限に

山田 智子 院長

診療では「お待たせしないこと」を意識しています。
何らかのつらい症状がある動物にとって受診は必要なことですが、日常過ごしている環境とは違うので負担なのは事実ですよね。できるだけ動物にも飼い主さんにも負担なく受診していただくために、診療の質は維持しながらもどうやって待ち時間を減らすことができるか、という効率を常に考えているんです。診療前の待ち時間だけではなく、診療後から会計を終えるまでも効率良く行うように工夫していますね。
診療の中では、一人の獣医師がマルチに診られるようにしています。
専門分野は掲げずに幅広く受け入れて診療の水準を高めることで、一度の診察中に他の症状も同時に診られるようにしています。これも待ち時間の短縮につながっているのだと思いますね。
他にも、獣医師同士がこまめに情報共有をしています。
それぞれの医師が受け持ち患者さんの診療内容を見える化しているので、担当医師が休みの場合でも別の医師が診療できます。患者さんにとっては、より早く治療が開始できますし担当医の診察日に再受診する必要も無いなどメリットにつながっていますね。
また、スタッフが職種に関わらず「お待たせしない」という意識で対応してくれるのも強みですね。皆が共感してくれているので、患者さんへの対応はもちろんですが私自身にとっても心強いですね。

内視鏡を駆使して誤飲に対応。異物除去による開腹手術を最小限に

山田 智子 院長

設備面では、内視鏡システムがあることが強みでしょうか。
なぜか当院には「異物誤飲」で来られるワンちゃんネコちゃんが多いんです。
他院では異物誤飲は月1−2件程度のところ、当院だと多い日は4件も誤飲で受診されることもありますね。
従来だと、誤飲したものを吐かせられなければ開腹手術をするしかなかったんですが、当院の場合は内視鏡による異物除去ができます。開腹手術は身体への侵襲も大きいですし、入院も長く飼い主さんにとっても様々な負担が掛かりますから、内視鏡で異物除去ができることは大きなメリットだと言えますね。
ですが、内視鏡で異物除去ができることで「異物除去=カンタン」という意識を持たれてしまうと、そこはデメリットかも知れないですね。異物誤飲を繰り返してしまうワンちゃんネコちゃんを減らすために、飼い主さんへの指導も同時に行っていく必要があると感じています。

目指すのは「動物たちの幸せ」専門分野は設けないという「こだわり」

専門分野はあえて設けていない、というのがこだわりかも知れません。
当院の役割は「正しく診療して適切な治療へつなげること」です。そのために獣医師には、専門的な知識ではなく一般的な診療の水準を高めることを求めていますね。
診療の目的は「飼い主さんと動物たちが幸せになってもらうこと」ですから、当院で治療が難しいときはできるだけ早く2次病院に送るようにしています。かかりつけ医としての役割をしっかりと果たしたいですね。
また、飼い主さんが「最終的に伝えたいこと」を聞き取る努力もしています。
診察の中ではいろいろな不安を抱えた飼い主さんが様々なことをお話してくれますが、訴えたいことは何なのか、を聞き逃さないように気をつけているんです。

これから受診される患者様へ

『コジマ浦和動物病院』はJR武蔵浦和駅より徒歩約10分、道路沿いで駐車場も完備していますので、お車での来院にも便利な場所にあります。2階にはペットショップも併設しており、お買い物ついでの健診や予防接種にもお越しいただけます。
当院が目指すのは「ワンちゃんネコちゃんのかかりつけ医」です。
ワンちゃんネコちゃんのことでなにかお困りの方は、どんなことでもかまいませんので、一度ご相談いただきたいと思います。動物たちの健康維持や治療だけではなく、飼い主さんの心配事を解決するお手伝いができたら嬉しいですね。


※上記記事は2023年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

山田 智子 院長 MEMO

  • 趣味:現代アート鑑賞
  • 好きな作家:天童荒太
  • 出身地:福岡県

山田 智子 院長から聞いた
『犬・猫の異物誤飲』

命の危険にもつながる異物誤飲。早めの受診で重症化を防ぐ

ワンちゃんの誤飲で多いのは「ウレタンのマットレスの破片」です。
一つひとつは小さなものでも、髪の毛やホコリが絡まって大きな塊になれば、胃の出口や十二指腸に引っかかって嘔吐が起こります。
ネコちゃんの誤飲で多いのは「おもちゃ」ですね。
危険なのは、異物の先に紐がついている場合です。異物の先に紐がついているおもちゃや破片の場合、紐が引っかかって腸重積(ちょうじゅうせき)になる可能性があります。腸重積から腸が破れて腹膜炎を起こす場合もありますので、できるだけ早い発見が望ましいですね。
異物誤飲の診断は、レントゲンで映らない素材など飲み込んだ物によっては時間がかかります。
ですから、何回も吐く・水を飲んでも吐くといった症状が見られる場合は、様子を見ないで早めの受診が大切です。受診の際は、誤飲したものがわかれば持参していただくと診断の助けになります。
ただし、異物誤飲は予防が大切です。普段の生活の中で、異物誤飲を起こさないような環境整備に配慮していただくのが一番です。

※ 腸重積(ちょうじゅうせき):腸管が折り重なる状態。重なった部分の血液循環が悪くなり、腸管の閉塞や穿孔をおこす。

CLINIC INFORMATION

コジマ浦和動物病院

さいたま市南区/白幡/武蔵浦和駅

  • ●犬
  • ●猫
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