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林 浩一 院長

KOICHI HAYASHI

インプラント歴35年、経験豊富な歯科医による一口腔単位での治療。年間200件近く実施する七里駅前の歯科

日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。中国で国家試験を受けた後に北京で開業。帰国後は千葉の総合病院、東京、埼玉のクリニックにて院長を務める。その後『七里KT歯科・矯正歯科』にて院長を務めて現在に至る。

林 浩一  院長

林 浩一 院長

七里KT歯科・矯正歯科

さいたま市見沼区/風渡野/七里駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

かかりつけ医よりも上手い歯医者を目指して

林 浩一  院長

私自身は歯が悪くて常に歯医者へ通っていたのですが、かかりながらもその先生があまり上手ではないというのはわかっていました。だからこそ、かかりつけ医より上手い歯科医になりたいと思って目指したのです。「上手い歯医者」というのは少ないもので、私にとっての定義は長くにわたって再治療がなく、患者さんがよく噛めて美しく、長く使えることだと思っています。大学卒業後は浦和にあるインプラントで有名なクリニックにて修行しました。その後は中国の国家試験を受けた後に北京で開業しました。4〜5年して日本へ戻り、千葉の総合病院、東京、埼玉のクリニックにて院長に就任。その後『七里KT歯科・矯正歯科』の院長として勤務して現在に至ります。当院は法人として全国にある歯科医院グループの1つになるのですが、インプラント主任としてインプラント技術向上のために分院をまわり、後輩の指導も行っています。

インプラントについてはご縁がきっかけで追究することになったのですが、当時のインプラント治療はまだ普及していなくて、良いものだと認知されていませんでした。私の基礎となるインプラントは1986年にスウェーデン留学で研修してきたものです。勤務医をやる以上は他の先生ができないような専門性がないと歯科医師として生き残るのは厳しいので、トップを目指そうと本気で取り組んできました。特にインプラントは絶対に失敗してはいけないという責任があるので、確実で失敗しないインプラントを勉強してきました。インプラントに対して良くないイメージを持っている方もいますが、上手にできれば失敗はなく、当院へ来院された患者さんには最高のインプラント治療を提供しています。

インプラント歴35年の経験とスキル

林 浩一  院長

当院のインプラント手術数は年間で200件近く実施しているので、埼玉県で1番か2番目くらいに多い歯科医院です。これまでインプラントを中心とした歯科口腔外科での研鑽を積み、第一線の病院で難しい症例にもさまざま対応してきたことが強みです。他の歯科医院や先生が不得意としている分野に焦点をあて、大学病院で断られた難症例にも対応できます。スキルが全てといえるくらいに、常に勉強して技術を上げることに努めてきました。そうすることで後輩もついてきてくれ、今は彼らに全てのノウハウを教えることにも力を入れています。

さて、インプラント治療において大切なことは、まずは信頼されることです。そのため、治療する時には原因は何なのか?どんな治療が必要か?どのように管理していくのか?という説明をしっかりして、患者さんに理解してもらえるように努めています。紹介によってご来院する場合には既に信頼されているというのもあって、ゼロから細かく説明するよりも「僕に任せてください」のひと言で安心してくださる方もいるので、臨機応変に対応しています。

歯科衛生士の担当制による丁寧なメンテナンス

林 浩一  院長

当院の特徴として、メンテナンスは歯科衛生士の担当制による二人三脚の治療を行います。担当制により継続して同じ患者さんを診ることで口腔内の状況や生活習慣を把握し、効果的な予防や治療が可能です。以前はどのような状態で今はどうなのか?といった小さな異変にも早く気づけます。さらに患者さん側も個々の事情で治療をしたくないなど何度も同じ説明をする必要がなく、信頼関係を築きながら快適に通えるのではないでしょうか。インプラントの術後ケアとして、歯科衛生士が1時間くらいかけて丁寧に行っているので、どこの病院にも負けないくらい確実にメンテナンスができ、小さな変化にも気づいてあげられます。

さて日頃の診療では、患者さんに寄り添うことを心がけています。というのも患者さんには予算などの都合もありますので、こちらが良いと思っても無理強いをすることはありません。患者さんの事情にあわせて妥協点を見つけながら、時間をかけた治療計画を行うことも可能です。より精密な診断や治療を提供していくために「マイクロスコープ」を導入していますが、今の時代は当たり前だと思っています。患者さんの中にはマイクロスコープさえあればその歯科医院へ行くという方もいらっしゃるのですが、よく見えるメガネみたいなもので上手く動かせないと意味がありません。ですから、勤務医として与えられた器材を100%以上に使いこなして、患者さんに貢献できるよう日頃からトレーニングを積むことを大事にしています。結局のところは腕次第ですので、やはり治療後の結果を見てほしいなと思います。マイクロスコープは自費診療でやるのが理想ではありますが難しいようであれば保険診療でも利用し、医療人としてやるべきところはしっかりと対応したいです。

院内に歯科技工所を設置。海外からお急ぎの方に短期集中治療も可

当院では専用の歯科技工所があるので、歯科治療に使用する技工物(つめ物・かぶせ物・入れ歯など)を製作できます。院内に技工士が常駐していることで、その場で入れ歯の修理を行ったり仮歯をつくったりと時間短縮できることがメリットです。極端な話をするとその日のうちに総入れ歯をつくることも可能なくらいなんです。実際に海外から富裕層の患者さんが来院して、1日でインプラントを全て終わりたいというご要望に対応することもあります。新型コロナの影響で来日のVISAを取ることも苦労したのですが、在日大使館と連携をとって患者さんに対応しました。短期集中治療といった半日間で一人の患者さんを治療するオプションや、1日で総入れ歯を完成させることも可能で、今年からイレギュラーなオプションにも取り組んでいます。

今後の展望はもう少し矯正に力を入れていくことや、他の病院からインプラントの紹介がくるようにしていきたいですね。特に矯正についてはむし歯や歯周病の管理をしながら歯並びだけでなく機能性も大事にし、咬合や見栄えも兼ね備えた治療に力を入れていきたいです。今は安さ重視でインビザライン(マウスピース矯正)が流行っていますが、値段で比べてしまうことも多いのではないでしょうか。最終的な仕上がりは病院によって大きく異なり、一度はじめてしまうと他へ行くことができないため、噛み合わせや見栄えの仕上がりイメージを見て比べてから、病院を選んでほしいなと思います。

これから受診される患者さんへ

当院は見た目が古くてちょっと大丈夫かな?と心配される方もいるかもしれませんが、どこにも負けないスキルをもって診療をしています。まずは来て話を聞いてから、どこの歯医者にするのか選んでほしいと思います。特にきちんと治したい患者さんに来てもらいたいですね。コンビニ的な対応をする歯科医院にはしたくないので、歯医者さんで苦労してきたという人こそ、ぜひ来ていただきたいです。

※この記事は2022年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

林 浩一 院長 MEMO

  • 出身地:北海道
  • 趣味&特技:料理
  • 好きな本・愛読書:医学書
  • 好きな場所・観光地:台湾
  • 出身大学:日本歯科大学

林 浩一 院長から聞いた
『インプラント』

インプラント治療におけるクリニック選びのコツとは?

インプラント治療の診断自体は簡単なことですが、元の状態に回復するためにどのような外科治療をするのか?どの位まで骨をつくれるのか?先生の力量に差が出ます。欠損でインプラントを入れるだけなら誰でもある程度はできます。残念ながらできないにも関らず、できるかのようにサイトに掲載していることもあり、できないとは言えずにとりあえずやってみて失敗することも多いものです。インプラントは高価なものなので兄弟や親族など近い間での紹介はあっても友達同士などはなく、患者さんも病院選びが大変でしょう。クリニック選びのコツは、執刀医がどこの病院で修行してきたのか?インプラント治療にどのくらい向き合っているのか?経験年数、経歴、実績を見比べることです。やはり、インプラントで有名な先生のところで修行した先生はそれなりに上手いのではないでしょうか。インプラントが全ての人に適していると考える理由は、義歯はどんなに腕のいい医師がつくっても限界があり、デンチャーを入れることで自分の歯を悪くすることもあるためです。一方でインプラントは自分の歯以上に食べられ、且つ残っている歯を守れることがメリットです。さらにメンテナンスはほぼ不要であり、私の母親も30年使用していて2回しか実施していません。ただし、インプラントをする背景は歯の欠損によるものなので、失った原因を追求すべきです。インプラントを1本だけ入れ、残り全てが自分の歯である場合、残存歯の状態を悪化させると環境変化により、入れた1本にだけ強い負担をかけてしまって咬合が変化してしまいます。そのため、残存歯の管理や歯周病予防など口の中全体を守っていくことが非常に大切です。

グラフで見る『林 浩一 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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