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棚橋 孝之 院長

TAKAYUKI TANAHASH

「行きたくない場所」という歯科のイメージを払拭したい。歯周病と噛み合わせに注力し、患者さんが安心できる医療を徹底する

鶴見大学歯学部卒業後、東京医科歯科大学歯学部病院入局。勤務医を経て歯学部博士号取得後、2014年『棚橋デンタルオフィス』開業

棚橋 孝之 院長

棚橋 孝之 院長

棚橋デンタルオフィス

所沢市/日吉町/所沢駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●矯正歯科

子どもの頃、歯科に長く通院した経験を経て歯学部へ

棚橋 孝之 院長

親類が歯科医師をしていたこともあり、幼少期から医療というものに関心を持って育ちました。少々やんちゃな小学生の頃、プロレスごっこをして前歯を折ってしまった経験があります。頭まで痛くて、その事故から1年ほど痛みが取れなかったのですが、歯医者さんにお世話になったことも自分の中では大きな出来事です。中学高校と学生時代を過ごしながら、私の将来について父も真剣に考えてくれました。習い事など色々させてもらい、手先を活かす仕事をしたいと思い、周囲の後押しもあって歯学部を目指しました。医学部卒業後は医局員、勤務医を経て分院長なども経験してから2014年12月に『棚橋デンタルオフィス』を開院しました。尊敬する開業医の師匠の姿を見ていたこともありますが、やはり予備校に通う前から、研究職より患者さんと向き合う歯医者さんのイメージがありましたね。開院し9年近くが経過した今も、本当に幅広い世代の患者さんにご来院いただき、治療内容も多岐に渡ります。地元の球団の方も来てくださるほか、千葉、栃木、神奈川や新潟など遠方からお越しの方もいます。遠方の患者さんの場合は来院されるタイミングも考慮して、治療計画をプランニングしていきます。

患者さんの恐怖をできるだけ軽減した治療に努める

棚橋 孝之 院長

歯科医師と患者さんという関係である前に、人としてどう接するかというのは大きなところです。そこが信頼関係に大きく影響してくるものですし、信頼していただけないと、たとえ自信がある治療であっても私たちは充分に力が発揮できないと思います。挨拶ひとつにしても、患者さんが緊張せずに安心してお話しできるような場の空気を作ることは心がけています。診察に関して言えば、自分あるいは自分の大切な人を治療するようにと意識しています。痛みは人の主観で、数値化できるものではありません。人によっては痛くないことが他の人にはひどく痛く感じることもありますので、完全に痛みのない治療というのは難しいものです。だからこそ、患者さんが安心して治療を受けられる環境にしようにと努めています。首から上の治療は患者さんの目に見えませんから不安になりますし、キーンという治療の音が余計に怖く感じるものです。ですので、治療中に「ちょっと響きますよ」「ちょっとチクッとしますよ」と私からお声かけするようにしています。耳から入ってくる情報で安心できれば、患者さんの恐怖が軽減できますから。患者さんに安心していただくのに特別な道具なんて一切ありません。人として、自分というものを客観視できれば、患者さんへの接し方も見えてくるものです。

丁寧なインフォームドコンセントで安心していただく

棚橋 孝之 院長

患者さんと向き合う際には、相手がどこまで望むのかということもすごく大切なことで、押しつけがましくなるのはいけません。患者さんがどういった治療を望むのかをきちんと把握することで、患者さんの満足度も上がります。『棚橋デンタルオフィス』は患者さんへのインフォームドコンセントを丁寧にすることを心がけています。治療法や処置に使う材料など、患者さんの知らないこともたくさんありますので、わかりやすくご説明します。「いくつかの選択肢があり、こちらの治療法だとよく噛めますよ」など具体的にお伝えしています。患者さんが治療の方針を決めたら、こちらもそこを目指して一生懸命になるのですから、患者さんの想いをよく理解することが肝要ですね。特に、あらゆる診療科の中でも歯科は嫌煙される場所だと思います。誰だって歯医者さんという場所は、行きたくない組織ナンバーワンじゃないですか。私はそこのイメージを変えたいと思っています。できる限り丁寧に説明し、患者さんに安心していただき、ご納得いただいた上で治療をしていきます。

歯の全般に影響を及ぼす、歯周病と噛み合わせに注力

『棚橋デンタルオフィス』では一般歯科はもちろん、予防歯科、小児歯科のほか矯正治療やインプラント治療まで幅広く網羅しています。その中でも特に、歯周病治療と噛み合わせが重要だと考えます。なぜかというと、このふたつは歯の治療全般に影響が及んでくるからです。例えば入れ歯を作るにしても、噛み合わせが安定し歯茎が落ち着いていないときれいに型も取れません。被せ物を作るにしても、歯周病でぐらついている歯に被せても痛みを伴いますし、被せても噛み合わせを調整してないとバランスよく噛めません。ちゃんと噛むためにはきちんとした土台が必要です。歯みがきのご指導もして、しっかり磨ければ歯茎の状態も治まりますので、仮歯を作り形成して処置をしていきます。私たちが型を取ったものが技工所へ送られ、技工士さんが型を作成してくださるわけですから、まず私たちが寸分狂わず良い状態にする、そのクオリティをけして下げずに保ち続けます。

これから受診される患者さまへ

『棚橋デンタルオフィス』は西武線所沢駅より徒歩3分、ビルの2階にあります。むし歯や歯周病治療などの一般歯科から、根管治療、小児歯科、口腔外科のほか、矯正歯科、インプラント、審美歯科などの自由診療まで幅広く対応しています。「歯科医は天職だね」とお声かけいただくこともありますが、私は自分が進んだ場所で最大限の努力をしていくことを大切に、常に研鑽を重ねています。歯の治療って恐ろしい、不安だというイメージをお持ちの方も多いですが、当院はそのイメージが変わると思っています。今後もこの地域で、患者さんもスタッフも笑顔でいられる場所を提供し続けること、将来私がいなくなったとしても、ここがそういう場所であり続けることが願いです。どうぞ、口内のお困りごとはお気軽にご相談ください。

※上記記事は2023年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

棚橋 孝之 院長 MEMO

  • 出身地:東京都荒川区
  • 趣味&特技:絵、漫画、サッカー、野球、バスケ、映画、プロレス
  • 好きな映画:ドミノ、SISU
  • 好きな言葉 座右の銘:ありがとう、感謝

棚橋 孝之 院長から聞いた
『不正咬合』

常に調整が必要。調整の仕方も異なるので定期チェックを

噛み合わせが悪くなる原因は実は色々とあり、治療した後に噛み合わせが狂うことがあります。例えば奥歯に被せ物をして、その歯しか当たっていなければ、他の歯できちんと噛めていないことになります。被せ物が少し高くても噛み心地が悪いのですが、それに本人が気づかなかったとしたら、半年後や1年後に根っこを支える部分が骨吸収でなくなってしまったり、膿ができたりします。そうすると気づかないうちに、無症状のまま状態がどんどん悪くなってしまいます。噛み合わせに関与した歯を治療した経験がある人は、随時メンテナンスをしたほうがよいです。詰めたものがセラミックなのか、治療した医師のクオリティなどが大きく関わってきます。歯周病の場合はこの被せ物は硬すぎるから入れ替えた方がいい、この箇所に負担がかからないように就寝時はマウスピースを使うなど、噛み合わせは頻繁な調整が必要です。入れ歯も自歯ほど噛めないので、それまでと同じような噛み合わせではいけません。噛み合わせはどんな処置をどんな条件でやったかにより、調整の仕方も全然違います。当然、擦り減り方も人によって違うので、定期的なチェックを欠かさないことが大切ですよ。

グラフで見る『棚橋 孝之 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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