盛島歯科医院

盛島 美智子 院長への独自インタビュー

小児の予防歯科を中心に、大人になっても自分の歯で健やかに生活できるお手伝いを

私は、最初に成城大学文芸学部に入学しており、卒業後に同じ大学の歯学部に入り直しをしました。再び大学に入り直した理由には、自分の生涯における仕事を考えた時に、より専門的な職業に就きたいと思ったことが要因です。私の親戚には医療関係者がいたことも少なからず影響し、歯学部に入学しました。
大学では小児歯科学を専攻して大学院まで通い、博士課程を取得しました。その後、すぐに開業することになります。実際には、大学に残って教員でいることも考えました。ただ、地元であるこの東松山市で開業したいという気持ちが強くなり、地元のホームドクターを目指して開業を決意したという経緯があります。
当院は、開業してから約40年になりました。現在は、副院長である私の娘と共に、地域の歯科医療を支えています。この東松山市に密着した歯科医院として、３世代にわたり、ご家族で通院されている患者さんが多いことが特徴ではないでしょうか。小さなお子さんからご高齢の方まで、幅広い年齢層の患者さんのお口の健康をしっかりとサポートできるクリニックを目指して、日々診療をしています。

小児の予防歯科を中心に、大人になっても自分の歯で健やかに生活できるお手伝いを

私は大学の頃から小児歯科学を専攻し、日本小児歯科学会の専門医となりました。子どもの歯の健康というのは、大人になってからの口の健康にもつながります。ご高齢になっても自分の歯で好きな物を食べられるようなお口の状態、健やかな生活を送るためには、子どもの頃からの生活習慣や予防歯科が大切です。そこで、子どもの診療の中でも特に予防は重要といえます。歯磨き指導や虫歯予防の処置をはじめとする予防ケアを行い、その子が将来的に歯の健康で辛い思いをしないよう、力を入れているところです。
しかし、近年は子どもの数が少なくなり、来院される子どもの割合も減りました。それでも、やはり小児歯科を第一に治療をしていきたいという強い思いはありますね。
一方で、ご年配の方においても口腔機能を守ってあげたいという気持ちもあります。その観点から、日本口腔インプラント学会専門医となり、インプラント治療にも力を入れるようになりました。副院長の娘も同様にインプラントの専門医ですので、より一層ご高齢の患者さんのお口の健康をサポートしていきたいと思っています。

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