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昆 敏明 院長

TOSHIAKI KON

患者様の歯を救うことを通して、患者様の人生を幸福にするお手伝いを続けていきたい

獨協大学外国語学部ドイツ語学科を卒業後、歯科医師になるという異色の経歴。親からの金銭的援助一切なしで、入学から卒業まで6年間家庭教師や塾講師のアルバイトをやりながら勉学し、国立東北大学歯学部を卒業。他院で抜歯と言われた歯を助けるをコンセプトに銀行から担保無し、コネ無しの信用貸しだけで融資を得て理想の医院を設計。尊敬する飯塚哲夫先生の口腔研クリニックのコンセプトを導入。手術室、歯内療法室、回復室を備えた歯を助ける医療中心の歯科クリニックを設立。他院で抜歯と言われた患者様が東京、神奈川、千葉、埼玉などの関東圏だけではなく、遠くは飛行機で来院されるほど患者様からの厚い信頼を獲得。歯を抜かずに助ける歯科医療を広め、次世代に引き継げる活動を続けている。

昆 敏明 院長

昆 敏明 院長

あおば歯科クリニック

狭山市/広瀬東/狭山市駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科

患者さんの歯を助けるべく、120%の全力投球を可能にする体制を実現

昆 敏明 院長

獨協大学時代、就活していく中で組織の中の1人としてやっていくのは、性格的に向いていないと感じていました(苦笑)。なので、何かしら手に職をつけ、自分でやっていける仕事を目指すべきと考えたのです。小さい頃はプラモデルを作るのが得意で、もともと手先は器用でしたので、歯学部への進学は自分を分析した結果の選択だったのです。そうは言っても文系から理系転向、しかも国立です。獨協大学卒業後、塾の講師をしながら、自分の生徒に負けないよう必死にやりました。
東北大学卒業後は東北大の先輩が歯科科長を務める総合病院に勤務しました。歯科は一科という言葉があります。歯科は補綴科、保存科、矯正科、口腔外科、小児歯科、歯内療法科、予防歯科など細分化されています。本来は全ての科に精通して初めて歯を救うことが出来るのです。ですが一人のドクターで全科を出来る先生はあまりいません。そんな中、その先輩は保存から矯正、口腔外科まで一人で出来るドクターだったのです。歯科は一科という現在のスタイルはその時代に先輩の後姿を見て獲得したものです。その後、医療法人の分院を任され、10年にわたって分院長を務めました。この10年間で「他院で抜歯と言われた歯を助ける」という医療コンセプトを確立しました。またこの間、近代口腔科学研究会を主催されている飯塚哲夫先生との出会いがありました。飯塚哲夫先生は、私が歯学部に入学して以来考え続けた、歯科医療とは何か、という問いの答えを導いてくれた方です。歯を助ける事が歯科医師本来の役目だとさらに確信を得ました。飯塚先生は「口腔研クリニック」という診療所を構えておられるのですが、そこは普通の歯科医院ではないのです。手術室だけでも3つ、そのほかに根管治療を専門に取り扱う独立した部屋もあったり、入院設備まで備えているまさにミニ大学病院という趣きです。口腔研クリニックのような病院を設立するというのが私の目標になりました。
そして2005年6月、手術室、歯内療法室、外科的歯内療法室を備えた歯を助けるための『あおば歯科クリニック』をここ狭山の地に構えるにいたりました。

歯を助けることこそが歯科医師の本分

昆 敏明 院長

歯科医療とは何か。医科を例に考えてみましょう。例えば眼科の先生であれば、目の病気を治すことが本分ですよね。メガネは売りません。耳鼻科の先生であれば、耳や鼻、喉の病気を治すことです。補聴器は売りません。とすれば当然、歯科医師の役割とは、歯の病気を治すことであり、歯を助けることがその役割で、入れ歯を売ったりインプラントを売ったりすることではないはずです。しかし、現実を見れば、そうなっていないことがわかります。ガンの専門医が増えればガンで亡くなる方は少なくなるはずです。同じように歯科医師の数が増えればインプラントやブリッジ、入れ歯はどんどん少なくなるはずですが現実はそうなっていません。歯科医師の本来の役割が歯を助けることであるならば、インプラントや入れ歯は減っていかなければなりません。
医師にとって究極の目標は、白内障にもならず、高血圧や糖尿病にもならないよう、患者さんを導いていくことでしょう。歯科医師にとっては、インプラントや入れ歯、ブリッジ、詰め物もしなくて済むようにするのが本来の役割です。『あおば歯科クリニック』は、「他院で抜歯と言われた歯を助ける」ことを目標とした歯科医院なのです。

歯を救うための根管治療

昆 敏明 院長

歯を失う2大要因は、歯周病とむし歯です。歯周病は現在では治る疾患です。ただ現実に、今でも治らないと言っている歯科医師は少なくありません。またむし歯は、むし歯によって抜かれる歯はほとんどなく、むし歯に端を発した病気によって抜歯へといたってしまうケースが大多数なのです。むし歯は神経まで細菌が侵食すると、神経を取る処置(根管治療)がおこなわれます。この根管治療、実際はそんなに簡単なものではありません。歯の根のすべてを清掃しなければならないのですが、その処置を適切に行わなければ、のちのち、根の先が化膿してしまう「根尖病巣(こんせんびょうそう)」という疾患へといたってしまいます。この疾患が歯を抜く大きな原因の1つであり、その多くが治癒することが出来ず、抜歯になっているのです。歯周病にしても根尖病巣にしても失った骨を再生させなくてはなりません。条件が良ければ自然に骨が再生するケースもあります。しかし現在ではより積極的に骨を再生させる最新の技術材料があります。人工骨、そしてエムドゲインと呼ばれる歯周組織の再生を促す薬剤、さらにメンブレンと呼ばれる人工膜です。現在日本で一番使用されている人工骨がサイトランスグラニュールというGC社から発売されている人工骨です。このサイトランスグラニュール人工骨の使用量が、当院は大学病院を含めた関東甲信越地域で12番目、大学病院を除くと6番目、埼玉県内に限れば1番なのです。メンブレンに関しても、GCメンブレンで関東甲信越地域で4番目、埼玉県内では1番です。(2023年時点)。しかも人工骨は、一般にはインプラント治療でGBRという骨を増やすために使われていることがほとんどで、歯を助けるために使われているわけではありません。その事実1つを持ってしても、いかに多くの歯を私たちが救ってきたことがおわかりいただけるのではないでしょうか。

歯の病気にならないための専用ルーム

当院はメンテナンス専用ルームを備えています。まだ病気になってない方、あるいは病気が治った方の再発を防ぐための処置を専門におこなう部屋です。むし歯や歯周病の治療が終わったら、もう歯科医院に通う必要はないと思われる方が少なくないことでしょう。ですが、痛くなってから歯医者さんに行く、では手遅れになることがあります。こちらではお口の専門的な清掃をおこなうのと同時に、定期検診の必要性とご自宅での日々のケアの仕方について、丁寧に説明をおこなっていきます。
また0歳児からの専用のお部屋も用意しています。より正確に言えば、0歳児のお子さんを持つお母さん、お父さんにいらしていただくのです。子どものむし歯の責任は、子ども自身ではなく、そのケアをおこなう親御さんにあります。我が子をむし歯にしないために、親子でそのノウハウを学んでいただくためのお部屋です。小さなお子さんたちがお父さん、お母さんのお膝の上で話ができるような環境にしています。

これから受診される患者さんへ

他院で「抜歯」と言われたら、その決断にいたる前に私どもへご相談ください。私たちは30年間そうしたケースで多くの歯を救ってきた実績があります。諦めることはありません。ぜひご相談ください。

※上記記事は2024年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

昆 敏明 院長 MEMO

  • 出身地:新潟県
  • 出身大学:獨協大学外国学部ドイツ語学科、国立東北大学歯学部
  • 趣味・特技:釣り、マラソン、トライアスロン
  • 好きなこと:「歯を救うこと」
  • 好きな場所・観光地:秋田県、ハワイ

グラフで見る『昆 敏明 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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