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廣瀬 健 院長

KEN HIROSE

矯正治療の先にある本来のゴールを見据えて患者の治療方針を定める。負担や痛みを軽減し、極力歯を残す自然な矯正治療を提案

長崎大学卒業後、東京医科歯科大学矯正講座で研鑽を積む。徳島大学歯学部助手、医院勤務を経て2005年『にこっと矯正歯科』開院。

廣瀬 健 院長

廣瀬 健 院長

にこっと矯正歯科

川口市/戸塚/東川口駅

  • ●矯正歯科

より健康でベストな状態にする矯正治療に惹かれて

廣瀬 健 院長

学生時代は得意科目が古典や英語でした。古典の中でも特に漢文が好きで、どちらかと言えば理数系よりも文学の方が好きだったんです。そんな私が医療の道を志したきっかけは、家族や親類の影響が大きいです。身内に医師や歯科医、病院長職を務める医療関係者が何人かいまして、人を救う医療の仕事について関心を持っていたんです。進路を考え始めた頃、医療関係の道に進みたいという気持ちは自然と湧いてきました。自分なりに考え、悩みぬいて、最終的には歯学の道を目指そうと決めました。歯学部は6年生になって患者さん対象の実習が始まるのですが、実習の経験を重ねていくうちに歯科の中でも特に矯正に惹かれました。歯の悪い状態の始末というよりも、健康な状態になっているものをよりベストな状態にしていくことです。臨床研修医を経て東京医科歯科大学で9年ほど矯正について研鑽を積み、その後は徳島大学歯学部の助手として勤め、愛媛県の矯正歯科で院長の補佐として勤めました。特にこちらの矯正歯科は開業医としての生きざまを学ばせていただきました。大学病院勤務と開業医とはまったく違うものですから、両方の働き方を経験していなかったら、私はまた別の苦労があったのではと思っています。2005年の3月、ご縁があってこちらの東川口で『にこっと矯正歯科』を開業するに至りました。クリニック名の「にこっと」は、矯正治療で笑顔になれる、笑顔で次の行動に移せるようにという意味を込めました。

小児矯正治療でお子さまの身体的・精神的成長に寄り添う

廣瀬 健 院長

『にこっと矯正歯科』ではお子さんの矯正治療も特に尽力している診療のひとつです。お子さんの発育、つまり身体的な成長だけでなく、精神的な成長にも寄り添えることを心がけています。親御さんの中には、半年か1年程度で治療が終わるかなと期待されている方も中にはいらっしゃいます。しかし矯正治療は長期間を要するもので、症状により2年以上かかるケースも多いです。お子さんのケースですとやはり歯並びに関して、あとは受け口といって上の前歯よりも下の前歯が前に出ている症状で来院される方が多いです。
患者さんもお子さんなのですから、もちろん不安もあるでしょう。小さなお子さんとは最初に少し一緒に遊ぶ時間をとったりして、安心してもらえるように気を配っています。最初からいきなりお子さんをコントロールすることはありませんし、何よりお子さんの言うことを否定しないこと。多くのお子さんと信頼関係を構築できていますし、矯正治療の変化をお子さんご自身で実感して「もっときれいになると、もっと良くなるね」と言って、自分から楽しみに通ってくださる子もいます。親御さんもどのような処置をしているか不安でしょうし気になると思いますので、処置の後は必ず親御さんにもその日の処置と今後の展望についてお話ししています。

患者の負担を軽減する。痛みの少ない、目立たない矯正治療を提案

廣瀬 健 院長

『にこっと矯正歯科』では、極力目立たない、患者さんの歯に負担の少ない矯正治療を心がけています。ワイヤーやブラケットを使った矯正装置も、歯の色に近い白色のものであれば、従来の矯正装置に比べ見た目の違和感が少ない矯正治療が可能です。患者さんの生活スタイルなどもよくお伺いし、治療段階で痛みを感じる場合は慎重に調整をしながら進めていきます。治療を急ぐことはしませんので、患者さんが痛みや負担を感じないよう配慮しています。患者さんの本来の歯を活かすことを大切にしており、可能な限り抜歯はしない方針です。また当院では安定した矯正治療、自然な矯正治療を提供するためマクローフリンシステムを採用しています。これはアメリカのマクローフリン医師が構築した手法で、現在広く使われている治療法です。ワイヤーに混ぜ込みを入れず極力真っすぐな状態で、金具のほうに角度などの情報が入っています。患者さんご本人の歯列を大きく変えようと矯正しても、治療後は安定しません。マクローフリンシステムでは、患者さんの本来の歯並びをできる限り尊重しながら理想に近い角度に歯を動かしていきますので、歯への負担が少なく、治療後も安定性が持続します。

矯正治療本来のゴールを見据え、患者さんの治療方針を設定

『にこっと矯正歯科』では、患者さんのご希望をよくお伺いし、治療のゴールを設定することに時間をかけています。患者さんの口内の状態は千差万別で、患者さんご本人がどうなりたいかという意思や希望もそれぞれ異なるものでしょう。矯正という専門分野では、ここの歯の角度は何度であるとか、何ミリにするといったような数値があります。しかしその数値が必ずしも患者さんの症状に適切とは限らないものです。専門的な数値を度外視することは論外ですが、そこにこだわるあまり患者さんの治療に支障をきたしては本末転倒です。特に、矯正治療は美容整形とは違います。これは私が長く勤めていた病院で伝統のように伝えられていたことです。見た目を美しくするという目的は確かに同じかもしれません。しかし目を二重にしたからといって、劇的に目が良くなるものではないですし、鼻を高くしたからといって、それまで以上に呼吸ができるというわけでもありません。歯の矯正治療は、歯並びをきれいにすることで正しく噛めるようになり、食べる際の負担の軽減や、喋る際の発音の改善につながります。これが矯正治療の本来の目的なんです。患者さんの症状はもちろん、生活スタイルや、成長・発育などを判断し、患者さんのゴールを見据えて治療方針を決定していきます。

これから受診される患者さんへ

『にこっと矯正歯科』はJR・埼玉高速鉄道東川口駅より徒歩1分、線路沿いのビルの2階にあり、オレンジ色の看板が目印です。近隣にコインパーキングが多数あり、土曜も19時まで診療しています。できる限り抜歯をしない医療を提供し、患者さんの痛みや負担をかけないことを大切にした矯正治療をご提案します。矯正治療中でも虫歯や歯周病予防を徹底していますので、今後は効率的な歯磨きの指導や、歯並びに関係する姿勢、生活習慣、食習慣や体の使い方なども指導していきたいと思います。待ち時間もほぼない状態にするため、ご予約の時間も配慮しています。矯正治療は長い期間を要するものですが、まず患者さんのご希望をよくお伺いして治療方針を定めていきます。小さなお子さんも、大人の方も、きちんと治したい方はぜひ一度会ってお話ができればと思います。ご高齢の方の矯正治療も対応していますし、セカンドオピニオンも行っていますので、気になることがあれば当院にご相談ください。

※この記事は2022年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

廣瀬 健 院長から聞いた
『埋伏歯』

抜歯するか、抜かずに矯正するか。生えてこない歯は医師へ相談を

埋伏歯とは主に歯が正しい位置に生えてこずに骨の中に留まっている状態を指します。これは歯のできる元の部分、歯胚の位置が最初からおかしいという場合や、顎の骨が小さく成長してしまうことで歯胚が誤った方向にできあがってくることなどが原因です。これは生まれつきによるケースがほとんどです。または歯の周りに嚢胞という袋状の病変ができた場合、歯が生えてくることが邪魔されてしまうことも埋伏歯の理由のひとつです。埋伏歯は一般歯科や口腔外科では手術で摘出することが多いですが、矯正歯科はまず埋伏歯が正しい位置に生えてくるよう、その位置に隙間を作ります。それでも望ましい変化が見られない場合は、口腔外科で歯を露出させ正しい位置に引っ張り出すという治療があります。矯正歯科では歯を残すことに重点を置きますが、矯正治療は長い期間を費やすことにもなります。その間に埋伏歯が誤った方向へ生えていってしまい、周りの歯に悪影響を及ぼすこともあるので、早く処置をしたほうがよいという場合もあります。歯を残すか、抜いたほうがよいかの判断は患者さんでは難しいものですから、ある程度の年齢になっても生えてこない歯がある場合は、一度歯科医師にご相談ください。

グラフで見る『廣瀬 健 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION

にこっと矯正歯科

川口市/戸塚/東川口駅

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