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安達 亮 院長

RYO ADACHI

『一口腔単位』で診察をして、大切な家族のように治療する

東京歯科大学卒業後、東京歯科大学 歯科補綴学講座、歯科補綴学インプラント学専攻を経て、2014年1月に『RYO DENTAL CLINIC』を院長就任、現在に至る。

安達 亮 院長

安達 亮 院長

RYO DENTAL CLINIC

さいたま市大宮区/大門町/大宮駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

いちばん身近な職業は歯科医師

安達 亮 院長

祖父、父、母、叔母が歯科医師であるため、興味があるかないかというよりも環境から影響を受けました。美術系に行くか迷ったものの、歯科医師は職業として面白いのかなと思って志したのは高校生の頃です。大学病院に勤務する父や開業医の叔母の影響というよりも、歯科医師という職業がいちばん身近な職業だったんです。

千葉の大学病院に9年間勤務していたのですが、主に補綴(ほてつ)科でかぶせ物や入れ歯を作ったり、インプラント治療を行った後、1年ほど総合診療科にいました。大学病院を退職後、ゆくゆくは開業をしたいなと思っていました。というのも、大学病院に勤務していたときもそうですが、勤務医として診ていても辞めるときに、担当する患者さんをずっと診られなくなることや、いつかは引き継いで診てもらうことに、もどかしさがありました。だからこそ、開業をして最後まで患者さんを診てあげたいという想いが強くありました。そんな時に大学病院の入れ歯を作る「補綴科」で、父のつながりを通して院長を勤めていたOBの先生に出会い、その先生から「75歳になる前に退職したいから、患者さんを引き継いでくれないか?」という相談をいただき、2014年に開院に至りました。

『一口腔単位』で診査、診断、治療を行う

安達 亮 院長

心がけていることは『一口腔単位で診査、診断、治療を行うこと』です。ただ痛いところだけを治せばいいというわけではなく、むし歯、歯周病、噛み合わせといった「お口の中全体を一つの単位」として捉え、 どうしていくのがベストかを考えます。治療法をご提案して最後まで治療を終えた後、最終的には患者さん自身がお口の健康の大切さに気づいてきちんと管理し、時々メンテナンスをして『セルフコントロールができる状態』になるようになっていただきたいですね。

実は当クリニックには『患者さんのファンになる』という特徴的なモットーがあります。当クリニックに対して患者さん自身がファンになって


くれたら、それに越したことはありませんが、そうすると『先生が全て決めてください』となってしまい、患者さん自身で決めなくなってしまいます。やはり、患者さん自身が口の中の方向性や治療を考えて欲しいという想いもあるんです。それは「子育て」と同じことがいえると思います。一般的にはドクターのファンになってもらうというパターンが多いのですが、私は患者さんに自立して考えていただきたいため、このようなモットーを心がけています。さらに、自分の子どもに治療する場合、家族や奥さんに治療するといったときに、やはり大事な人だから一生懸命に治療を行うわけです。それと同じように、来院された患者さんに対しては『家族を治療する』というスタンスを忘れずに治療を行っています。

入れ歯であれ、インプラントであれ、大事なのは『きちんと噛めること』

安達 亮 院長

私は元々一から開業したわけではなく、前院長の後を引き継いだわけですが、高齢者に対する入れ歯の治療が多いですね。入れ歯であろうと、インプラントであろうと、きちんと噛めることが大事です。ちなみに、私の専門分野でもあり、得意としている治療は『補綴(ほてつ)』という、見た目やかみ合わせをクラウンや入れ歯など人工の歯で補う治療になります。まずは、自分の口の中に興味をもって欲しいですね。生涯自分の歯で噛めること、歯のない人は食事が不自由なくできるように、歯がない人が歯があるように噛めるようにするというのが『補綴』です。歯がない人は歯のある人のように噛めるように、歯がなくて困っている、入れ歯で困っているという方は、是非、当クリニックの治療を受けてください。

お口の中に対する健康意識の高い地域を目指して

勤務医時代にはいろんな患者さんを治療してきて、正直、治療に対する意識や心がけなど地域差は大きく、カルチャーショックを受けたこともあります。というのも、歯の欠損が多いかどうか、詰め物一つにしても金属でいいという方から、目立たない白いものがいい、セラミックスがいいといった反応までさまざまなんですね。そういった背景もあって、大宮エリアでヘルスプロモーションして気づいた患者さんをより増やしていきたいですね。つまりは、健康に意識の高い人たちが多い地域になるように、そういった患者さんを増やしていくのが目標です。だからこそ、点ではなくて線でとらえることをコンセプトにしているんです。痛いから来ます、痛くなくなったから来ませんではなく、「歯が痛いからその歯を治療した」という点から、その治療した歯が3年経った後、5年後経った後という点をたどると、悪くなっていることもあるかもしれない。「なぜむし歯になって来院しているのか?」「治療をしたけれど、どういう経緯を辿る可能性があるのか?」と患者さん自身に気づいてもらい、今まで、これから先というように「経緯」と「経過」について考えてもらいたいんです。

これから受診される患者さんへ

『RYO DENTAL CLINIC』は、JR「大宮駅」東口より徒歩3分と、大変便利なところにあります。本当に口の中のことで困っている、困ってはいないかもしれないけど興味はある(もっと知りたい)、検診であっても構わないので、そういうことを含めて当クリニックでは、一口腔単位で診査、診断、治療とご案内をします。もちろん、治療をするのかしないのかは患者さんに選んでいただき、「今どういう状態なのか?」「今後どのような問題が起きるのか?」を知っていた方がいいと思うんですね。そういったことに興味のある方はお気軽にお越しください。

※上記記事は2022年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

安達 亮 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味&特技:物を創る事、絵を描く、料理、犬の散歩、スキー、スノーボード、マウンテンバイク、キャンプ、その他
  • 好きな本:『ニュートン』
  • 好きな映画:『THIS IS IT !』
  • 好きな音楽やアーティスト:サザンオールスターズ・福山雅治
  • 好きな場所・観光地:長野県の山の中の家(築47年、同じ年齢で思い出がいっぱい!)
  • 好きな言葉・座右の銘:無い物は創る!
  • 出身大学:東京歯科大学

安達 亮 院長から聞いた
『義歯』

入れ歯は一口腔単位で診ることが重要

『義歯でお困りの人』の問題点というのは「入れ歯がうまくできていない」ことなんですが、その原因というのは「入れ歯の適切な設計ができていないこと」にあります。2つ目は、残っている歯と歯がない所(歯肉)との「バランスが上手くとれていないこと」にあります。

診察していると、バネをかける歯や他に残っている歯の噛み合わせや歯周病の治療がされていないケースもあります。つまり、入れ歯の設計の問題だけではなく、むし歯、歯周病、噛み合わせのバランスなど、一口腔単位で診る必要があるんです。

義歯は義足と同じで100%噛める、100%痛くない、100%何の不安もないということは無いと思うんですね。ただし、快適に自分の歯の様に食事ができる義歯を目指して治療をします。そして、1回でも義歯を作ったら「残っている歯は義歯にしない」「歯を失くさない」というつもりで、きちんと付き合っていく。義歯は現状維持ができるようにきちんとメインテナンスや修理、必要なら治療(むし歯や歯周病)を行っていきます。

ちなみにインプラントは入れ歯ほどは気を遣いません。自分の歯の様に、それ以上にしっかり噛めるという利点もあります。ただし自分の歯と同じようにきちんと磨いてメインテナンスを必要としますし、外科手術を行う必要があったり、自費治療で費用が高額などのデメリットもございます。その様な内容を十分理解した上で、より質の良い食事、咀嚼をお望みの方は、是非インプラント治療をお選びください。

グラフで見る『安達 亮 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION