RYO DENTAL CLINIC
さいたま市大宮区/大門町/大宮駅
- 歯科
- 小児歯科
- 歯科口腔外科
医院情報は埼玉ドクターズ(株式会社アートブルー)が独自に収集したものです。診療科目や診療時間などにつきましては変更されている場合もございます。ご来院の際は念のため、各医院様へご確認ください。また、掲載情報の内容に誤りがある場合、もしくは情報の修正・新規登録をおこなう場合は『お問い合わせフォーム・その他のお問合わせ』よりお願いいたします。
安達 亮 院長への独自インタビュー
いちばん身近な職業は歯科医師
祖父、父、母、叔母が歯科医師であるため、興味があるかないかというよりも環境から影響を受けました。美術系に行くか迷ったものの、歯科医師は職業として面白いのかなと思って志したのは高校生の頃です。大学病院に勤務する父や開業医の叔母の影響というよりも、歯科医師という職業がいちばん身近な職業だったんです。
千葉の大学病院に9年間勤務していたのですが、主に補綴(ほてつ)科でかぶせ物や入れ歯を作ったり、インプラント治療を行った後、1年ほど総合診療科にいました。大学病院を退職後、ゆくゆくは開業をしたいなと思っていました。というのも、大学病院に勤務していたときもそうですが、勤務医として診ていても辞めるときに、担当する患者さんをずっと診られなくなることや、いつかは引き継いで診てもらうことに、もどかしさがありました。だからこそ、開業をして最後まで患者さんを診てあげたいという想いが強くありました。そんな時に大学病院の入れ歯を作る「補綴科」で、父のつながりを通して院長を勤めていたOBの先生に出会い、その先生から「75歳になる前に退職したいから、患者さんを引き継いでくれないか?」という相談をいただき、2014年に開院に至りました。
『一口腔単位』で診査、診断、治療を行う
心がけていることは『一口腔単位で診査、診断、治療を行うこと』です。ただ痛いところだけを治せばいいというわけではなく、むし歯、歯周病、噛み合わせといった「お口の中全体を一つの単位」として捉え、 どうしていくのがベストかを考えます。治療法をご提案して最後まで治療を終えた後、最終的には患者さん自身がお口の健康の大切さに気づいてきちんと管理し、時々メンテナンスをして『セルフコントロールができる状態』になるようになっていただきたいですね。
実は当クリニックには『患者さんのファンになる』という特徴的なモットーがあります。当クリニックに対して患者さん自身がファンになって
くれたら、それに越したことはありませんが、そうすると『先生が全て決めてください』となってしまい、患者さん自身で決めなくなってしまいます。やはり、患者さん自身が口の中の方向性や治療を考えて欲しいという想いもあるんです。それは「子育て」と同じことがいえると思います。一般的にはドクターのファンになってもらうというパターンが多いのですが、私は患者さんに自立して考えていただきたいため、このようなモットーを心がけています。さらに、自分の子どもに治療する場合、家族や奥さんに治療するといったときに、やはり大事な人だから一生懸命に治療を行うわけです。それと同じように、来院された患者さんに対しては『家族を治療する』というスタンスを忘れずに治療を行っています。