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玉野 博 院長

HIROSHI TAMANO

できるかぎり「抜かない」「削らない」。お口の中の健康を維持していつまでも楽しい人生を

日本大学松戸歯学部卒業。都近郊の複数の歯科医院に勤務。2021年に『アール歯科クリニック川口芝』院長に就任(JR京浜東北線「蕨駅」より徒歩7分)。日本臨床歯周病学会認定医。

玉野 博 院長

玉野 博 院長

アール歯科クリニック川口芝

川口市/芝/蕨駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●訪問歯科診療

歯周病という治療の根幹を得る

玉野 博 院長

実家は歯科医院でした。父の仕事を傍らで見ていて「腕一本で食っていく」ところに興味を抱いたのは確かなところです。もともと幼少期からプラモデルを作ったり、絵を描いたり、細かい作業が好きだったこともあります。歯科医師の仕事は、細かな職人的作業の連続ですから、その点でも自分に合っていると考えたのです。
大学卒業後は様々な医院に勤務してきましたが、その中で今現在も私の師匠である先生との出会いは大きかったですね。性格的にもウマがあったと言いましょうか、5年ほど一緒に仕事をする中で、影響を受け、歯周病の認定医を取得するまでにいたりました。歯科治療は歯周病だけというわけにもいきませんから、その後、師匠の元を離れ、様々な場所で研鑽を積んできましたが、歯周病という治療の根幹を得られたことは私にとって大きな財産となっています。

安全で安心して通える歯科医院に

玉野 博 院長

まだ乳歯しかない小さなお子さんから、80歳を超えるご高齢の方まで、あらゆる世代の方々が来院されています。クリニックではみなさんに安心して治療を受けていただけるよう、感染症対策にも力を入れています。診療の合間のタイミングで消毒をおこなうのはもちろんのこと、換気も頻繁におこない、治療室の奥には大型のバキュームを取り付け、エアロゾルが飛び交うような状況を極力制限するなどの工夫をしています。病院などに行きますと、対策に力を入れた結果、少々ものものしいところもありますよね。私も以前勤務していた医院では、体を上から下まで覆うドレープを着て診療をおこなっていたこともあります。しかし、歯医者さんはただでさえ怖いところですから、やり過ぎると窮屈な印象を与えますし、恐怖感は治療をさまたげる要素にもなります。安全かつ安心して治療を受けていただけるよう、バランスを考慮しながら体制を整えてまいります。

「抜かない・削らない」。その前に

玉野 博 院長

できるかぎり「抜かない・削らない」が治療の基本となりますが、歯周病をメインに研鑽を続けてきた私からすれば、「抜かない・削らない」の以前に、正しい歯みがきを身につけていただくことが大切と考えています。クリニックでは私自身がお口の中の染め出しをおこない、歯みがきの指導もおこなっています。どんな仕事でもそうだと思いますが、“丸投げ”ではダメだと思うんですね。自ら携わることで、例えば、このタイプの患者さんにはこうしよう、というような指針を判断できることになります。その指針に基づいて歯科衛生士が管理をおこない、逆にお口の具合を見て、治療の改善点を私にフィードバックしてくれるのです。私1人で何もかもできるわけではありません。患者さんのご理解を得ながら、クリニック全体として歯周病治療のクオリティを上げていくことを目標としています。

歯科技工所を活用し、確かなものを提供

アール歯科クリニックでは、専用の歯科技工所を有しています。被せ物や入れ歯等々、通常、歯科技工物を製作するには、まず私たちが型を取り、それを技工所に送り、歯科技工士が制作に取り掛かります。手紙なども添えますが、そもそも技工士さんの顔も力量もわからないわけですから、上手くいくときは上手くいくけれども、そうならないことも多々あるわけです。それがここでは技工士さんと直接話し、いい仕事をしていただいた時にはどこが良かったかをフィードバックし、逆にもう少し、といった所も指摘できます。その細かなすり合わせ作業が、自院内に歯科技工所を持つことの強みでしょう。やりとりの蓄積、それがあってこそ、私の細かいこだわりを再現したいわば「玉野スペシャル」を作ってもらえるのです。予後を考えても患者さんのストレスを考えても、技工所を有していることが利点になると考えています。

これから受診される患者さんへ

80年、90年、そして百年。元気に、そしてなんでも食べれてどこへでもいける、そんな人生を謳歌するには、お口の中の健康は不可欠です。ですから、痛くなくても歯科医院を定期的に訪れ、クリーニングをおこない、ご自身でお口を管理する意識を持つことが大切です。治療で苦しい思いをしなくても済むよう、気軽に歯科医院を訪れていただければと思っています。

※上記記事は2022年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

玉野 博 院長 MEMO

  • 出身地:千葉県
  • 趣味:音楽鑑賞
  • 好きな本:自己啓発/『ドラゴンボール』『ジョジョの奇妙な冒険』
  • 好きな映画:ドキュメンタリー/『ボヘミアン・ラプソディ』『エルヴィス』
  • 好きな音楽:ロック「学生時代は軽音楽部に在籍し、バンドを組んでいました」
  • 好きな観光地:ディズニーランド「街全体の作り込み方に、いつ行っても感心します」/長野、天草地方

玉野 博 院長から聞いた
『歯周病』

予防こそ何よりの治療

歯みがきができてないから歯周病になる。そう考えられる方は多くいらっしゃることでしょう。それも確かなことですが、一方で原因の1つに過ぎないということもまた確かなのです。被せ物や詰め物が合ってない、糖尿病などの全身疾患がある、などなど、歯周病の要因となるものは様々あります。さらには、飛沫感染の可能性です。今回の新型コロナウイルスの流行で、お口の中の菌がどのように空気中を移動し、感染につながるか、テレビ等でご覧になったかと思います。例えば、パートナーの方の歯周病が重度だとすると、ご家族のみなさんに移っていく可能性もあるのです。歯科医師は想定される要因を1つひとつ検証していき、その方にとって最適な治療プランを考えていくことになります。

歯周病は、痛みを感じることがほとんどありません。ですから、まったく症状のないまま末期まで進んでしまうことも珍しくないのです。身の回りの方に「口が臭い」と指摘を受け、受診される方は運が良いと言っていいでしょう。末期まで進んでしまうと、治療の選択肢は限られてしまい、抜歯を余儀無くされるケースも少なくありません。だからこそ、早め早めの段階でお口の中の検査をおこない、歯周病が隠れていないかどうかを見ていくことが何よりも大切です。お口の疾患、特に歯周病について言えば、予防に勝る治療はないのです。

グラフで見る『玉野 博 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION