新井 敬 院長
TAKASHI ARAI
精密な検査と丁寧な診査・診断をもとに、あらゆる人にご満足いただける歯科治療を
東京歯科大学歯学部歯学科 卒業。同大学臨床研修 修了後、同大学歯学研究科小児歯科学講座に入局。同講座修了後、 一般歯科医院に勤務。東京医薬専門学校言語聴覚士科 卒業。2024年に『ラクーンデンタルクリニック』を開院(東武鉄道伊勢崎線「越谷駅」西口目の前)。
新井 敬 院長
ラクーンデンタルクリニック
越谷市/赤山本町/越谷駅
- ●歯科
- ●小児歯科
- ●歯科口腔外科
- ●矯正歯科
- ●訪問歯科診療
様々な分野で修養してきたスキルを活かして
動物が好きだったものですから、初めは獣医さんになりたかったんですね。ところが、中学生の時、飼っていた犬の出産に立ち会ったところ、羊水が目に入ってしまい、それでアナフィラキシーショックを起こしてしまったのです。その後、ずっと治療は続けたのですが、アレルギーが治ることはなく、父が歯科医師だったということもあり、同じ医療系でも獣医師ではなく、歯科医師を目指したということなんですね。
歯科医師は、「大学を卒業すればあまり勉強しないものなのかな?」と思っていましたが、むしろそれからがスタートでした。元来、学ぶことが好きな性質でもありますし、学びに限界がないという意味では大きなやりがいを感じています。また、目の前で患者さんが食べれるようになったり、「痛くなくなった」と仰っていただけると、それも日々のやりがいになっていますね。
大学卒業後は母校の小児歯科学講座に入局しました。お子さんは、痛みを訴えることが難しい面もありますし、逆に何をしても「痛い、痛い」となりがちです。その気持ちを理解しながら、本当に痛いところに気がついて拾い上げていくというスキルは大学に残ったからこそ鍛えられた部分だと思っていますし、それは今も大いに役立っています。
その後は地域の開業医さんの元で勤務医を務めながら、言語聴覚士(ST)の専門学校でも学ぶ機会を得ました。今のお子さんは、発語がうまくいかないケースを少なからず目にします。加えて、ご高齢の方の摂食・嚥下の問題も含め、歯科とは目線の違う分野から学びを得たいと考えたのです。実際にリハビリテーションの現場に携わり、多くの経験を積み、学びを得ることができました。例えば、レントゲンを撮る際も、お口だけではなく、顎の関節や上顎洞の位置や広がりをチェックし、呼吸の状態に始まり、全身の状態を把握するようにしています。これはSTの勉強を積んだからこそ得られたところでしょうね。
患者さんが見てわかりやすい診療を提供
患者さんに「見ていただく」ことを大切にしています。初診時にはレントゲン撮影に加え、歯ぐきの検査、また診療台の上のライトにカメラが付いており、こちらで口腔内の画像・動画を撮影していきます。来院される患者さんに伺いますと、以前に掛かっていた医院で「治療はしてもらったけども説明が十分でなかった」「痛くないのに削られた」ということを訴える方が多いのです。なぜ治療が必要なのか、どういう処置をしたのかを実際にご覧いただくことで、患者さんのご理解が深まっていけばと考えています。
同じ画像という区分では、当院ではフェイススキャンも活用しています。フェイススキャンとは、患者さんのお顔全体をデジタルスキャンするものです。咬合平面という歯科用語があるのですが、特に義歯(入れ歯)などの場合、お口の中で咬合平面を見るのが難しいケースがあります。以前は石膏等を用いて対応していたものですが、フェイススキャンがあればそれも容易となります。私自身がデジタルが好きということもありますけども(苦笑)、デジタル技術を有効に活用することにより、患者さんにとってわかりやすい歯科医療の提供が可能になると考えています。
必要な工程を挟み、より精度高く、ご満足いただける治療を
入れ歯をお使いの場合、初診時にデジタルスキャンでコピーをとらせていただいています。入れ歯を本格的に作るとなると1ヶ月ほどの時間がかかるのですが、デジタルスキャンしたものを起こすことは数日で可能ですので、出来あがったものを治療用の入れ歯(仮歯)とさせていただき、本格的に作成する前に違和感や吐き気等がないかを確認していきます。
被せ物もしかりですが、当院では仮歯の工程を挟まずに最終的なものを提供することはまずありません。セルフケア出来る形となっているか、発音等はどうか、仮歯の段階で確認するようにしています。この工程を挟んでおけば、形を整える作業もほぼ終わっていますから、次の来院時のチェアタイムの短縮にもつながります。よく言えば丁寧、悪く言えば慎重過ぎる、ということになるかと思いますが、精度高く、ご満足いただけるものを提供するには必要な工程と考えています。
この姿勢を評価いただき、同じく入れ歯を使用されている患者さんをご紹介いただくケースも増えてきました。昨年(2024年)亡くなってしまわれましたが、私には入れ歯を教えていただいた師匠と呼ぶべきドクターがいました。その先生からは、「入れ歯を新しくしたら、目の前で食事をされるまで帰してはならない」と教えていただきました。当院では入れ歯が完成したら、テストフードをその場で試食していただいています。入れ歯だからダメ、ということはありません。諦めることなく、ご相談いただきたいですね。
定期的にお口をチェックする習慣がより多くの方に根付くように
この春(2025年3月)よりマイクロスコープを導入する予定です。根管治療、あるいはコンポジットレジンを用いる際、大いに役立ってくれると期待しています。普段も拡大鏡を用いていますが、極力歯を削る量を少なくし、精度の高い治療を実現するためには、マイクロスコープは必須のものとなっていくでしょう。
当院では予防歯科にも注力しており、初めて来院された方に対しては、治療前にエアフローを実施しています。一般に予防歯科となりますと、超音波スケーラーという器具を用いて歯垢をとっていきますが、超音波は歯がしみたり、痛みを伴うことがあります。歯そのものにダメージを与えることもあり、そこでヒビが入ってしまうと、かえって汚れが付きやすくもなってしまうんですね。エアフローであれば、痛みもなく、歯を傷つけることなく歯垢や着色を取り除け、歯と歯の間の取りにくい部分もきれいにすることが可能です。
予防に来たのに、痛みがあるとなると、患者さんの通院のモチベーションが下がってしまうこともあると思います。エアフローの導入によって、定期的にお口のチェックをすることがより多くの方の習慣となっていけば幸いに思います。
これから受診される患者さんへ
髪を切るのと同じような感覚で歯医者さんをご利用いただければと思います。
お口にトラブルがあると、「自分が悪いから」と自らを責め、結果、受診を控えてしまうというケースが少なくないと思われます。当院では初診時に歯周病タイプなのか、むし歯タイプなのか、それともパワータイプ(噛み合わせ)なのかを分析させていただき、おひとりおひとりに合ったケアの仕方であったり、治療プランを提示させていただきます。お口のことで気になることがあれば遠慮なくご相談ください。
※上記記事は2024年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
新井 敬 院長 MEMO
- 出身地:山形県
- 出身大学:東京歯科大学
- 趣味・特技:パソコン
- 好きな映画:『スター・ウォーズ』
- 好きな場所:カフェ
- 座右の銘:「あきらめない」
新井 敬 院長から聞いた
『萌出遅延』
本来あるべき場所からしっかりと生えてくるよう誘導していくことが大切
真ん中から数えて7番目の歯である第二大臼歯も、その手前の6番目の歯に引っかかり、うまく出てこないケースがよく見られます。これが生えてこないとなると親知らずにも影響しますし、噛み合う歯がないということは、相対する歯の成長が止まらないという事態にもなります。
本来あるべき場所からしっかりと生えてくるよう誘導していくことが重要ですので、小さなうちから歯医者さんに行き、レントゲンを撮って状態を観察し、しかるべき処置をしていくことが大切なのです。
グラフで見る『新井 敬 院長』のタイプ
穏やかでやさしく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかでやさしく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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新井 敬 院長
越谷市/赤山本町/越谷駅
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