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福岡 昌利 院長

MASATOSHI FUKUOKA

手の症状を専門的に診る「手外科専門医」として。子どもから大人までご家族みなさんに寄り添っていく

慶應義塾大学医学部卒業。整形外科医として母校の大学病院や関連病院にて診療にあたる。手外科や小児整形外科を中心に幅広く経験を積み、2代目院長に就任。

福岡 昌利 院長

福岡 昌利 院長

福岡整形外科

さいたま市南区/別所/中浦和駅

  • ●整形外科
  • ●リウマチ科
  • ●リハビリテーション科

父と同じ整形外科医になり、「手外科」を中心に経験を積む

福岡 昌利 院長

父が開業医だったこともあり、私が同じ職業を志したのも自然な流れだったように思います。とはいえ子どもの頃からひたむきに医師を目指していたわけではなく、高校に入って自分の進路を決める段階になって、徐々に医学部進学を意識するようになったという感じです。
大学卒業後は父と同じ整形外科医となり、大学病院や関連病院で経験を積みました。この間、整形外科の中でも特に「手外科」について専門的に学ぶほか、お子さんたちの診療でも多くの症例を経験しました。そのため当院においても手外科や小児整形外科、リハビリテーションを柱に診療し、少しでもつらい痛みにお悩みの方々のお役に立ちたいと考えています。

セルフケアや適度な運動によって「痛みの出ない体」へ

福岡 昌利 院長

『福岡整形外科』は1985年の開設以来、地域密着型の医療を行ってきました。そして2021年の10月、私が院長を引き継ぐのに合わせて新しい建物で診療するようになりました。父から私へと代替わりはしたものの、当院の基本的な診療方針が大きく変わることはありません。医療機関として患者さんの体を治すのは当たり前のことですが、同じ症状を繰り返さないためにも「痛みの出ない体づくり」をサポートしていきたいと考えています。
父は以前から、患者さんご自身によるセルフケアやご自宅での運動などをご指導していましたが、現在はリハビリ指導を専門職である理学療法士が担い、セラピストと連携しながら患者さんの運動機能の維持・向上をお手伝いしています。建物をリニューアルする際にはリハビリ室を拡張し、より充実したケアやトレーニングを受けていただけるようになりました。ご自宅で取り組んでいただけるストレッチなどは、スタッフがYouTubeに動画をアップしておりますのでぜひご覧ください。

指や手首などの手の症状を専門的に診る「手外科専門医」として

福岡 昌利 院長

来院される患者さんは近隣にお住まいの方を中心に、茨城県や栃木県など近県からお越しになる方も少なくありません。私が専門医の資格をもつ「手外科」は、慢性的な手首の痛みなどにお悩みの方が多く存在する一方、専門的な知識をもつ医師が少ないため、適切な治療を受けられないでいる方がたくさんいらっしゃいます。長年つらい痛みに悩まされている方、治療をしてもなかなかよくならないという方が、インターネットなどで当院を見つけて足を運んでくださるのです。
指や手首など手のまわりの症状については、私が大学病院にいたころから専門的に学んできた分野です。手外科の専門医はまだまだ数が少ないのが現状で、ご自分に適した治療に巡り会えずにお困りの方が少なくありません。たとえば、骨折をして手術をすすめられているケースでも、場合によっては手術以外の選択肢をご提案できるケースがあるものです。こうした判断については専門的な知識や経験が必要になるため、当院においても他院から患者さんをご紹介いただくことが多くあります。どれだけ医学が進歩しても、手術をしないでよいなら、それに越したことはありません。手にまつわる症状にお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談いたいと思います。

ご家族みなさんに寄り添い、子どもたちの健やかな成長を支えていく

医師としてうれしく思うのは、患者さんから「よくなりました」などの喜びの声をいただくときです。直接声をかけていただくほか、お手紙を頂戴することもあるのですけれど、そんなときは本当にうれしく思いますし、医師になってよかったと思います(笑)。整形外科では患者さんの痛みを和らげるほかに、痛みが出ないよう予防的な対策をご提案することが多いです。そうした日々の診療に加えて、お子さんたちの健やかな成長をサポートすることも私たちの大事な役割の一つです。
小児整形外科では小児科が担当する年齢のお子さん、おおむね生後数か月から中学生くらいのお子さんを診療します。生まれたばかりのお子さんでは指や足の先天性異常が疑われるケースがあったり、歩き始めた頃からは歩行障害やO脚・X脚を心配する親御さんがいらしたり。思春期の女子にみられる側弯症の場合は適切な時期に介入する必要がありますので、学校健診などでチェックが入った場合はお早めにご相談いただきたいと思います。最近は子どもたちの運動能力低下が懸念されており、一人ひとりに適した運動指導がいっそう求められています。体幹の弱さから姿勢が崩れているお子さんがいきなり運動を始めても、かえって体に支障をきたすこともありますので、ぜひ専門家の意見を求めていただきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

当院では手の症状に対する治療やリハビリテーションを中心に、小さなお子さんからご高齢の方までそれぞれに異なる症状に対応しています。また、大学病院や関連病院で身につけた技術をいかして、痛みのある部位に直接アプローチする「神経根ブロック」にも対応しています。これは、レントゲン画像で痛みのある部位を確認しながらお薬を注射するもので、みなさんから「長年の痛みが和らいだ」といった喜びの声をいただいています。このほかにも、長く患っている症状に対しても何らかの解決策をご提案できるかと思いますので、どうかお気軽にご相談ください。

※上記記事は2022年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

福岡 昌利 院長 MEMO

  • 出身地:さいたま市浦和区
  • 趣味&特技:映画鑑賞
  • 好きな映画:『ロードオブザリング』
  • 好きな場所・観光地:オーストラリア

福岡 昌利 院長から聞いた
『骨粗鬆症』

毎日の生活を見直して、骨粗鬆症の予防につなげましょう

骨粗鬆症は骨密度が低下して骨折しやすくなっている状態のことをいいます。女性ホルモンが低下する高齢の女性に多くみられるほか、甲状腺の病気や糖尿病、ステロイド薬の服用歴なども発症に関わっているといわれます。骨密度が低下してもこれといった自覚症状がないため、見過ごされてしまうケースが少なくありません。しかし骨粗鬆症を放置していると圧迫骨折や大腿骨骨折を招き、背中が曲がって強い痛みが出たり、歩けなくなってしまったりすることがあるため注意が必要です。

骨粗鬆症の治療は薬物療法が基本となり、患者さんの状態に合わせて「骨が壊れるのを防ぐお薬」または「骨がつくられるのを促すお薬」が選択されます。一部のお薬にはわずかな確率で副作用が報告されているものの、1年間で約20万人の高齢者が大腿骨骨折を負っているという報告(2020年度)と照らし合わせてみても、積極的な治療がすすめられるでしょう。

繰り返しになりますが、骨粗鬆症は自覚症状に乏しいため、治療のモチベーションを保ちにくい患者さんが少なくありません。そのため、まずは骨粗鬆症にならないための対策を生活の中に取り入れていただくとよいでしょう。ご自分でできる対策としては、たんぱく質やビタミンD・K、カルシウムを多く含む食品を積極的にとっていただくこと。人工的につくられたサプリメントではなく、普段の食事から栄養をとっていただきたいですね。また、こうした栄養素が体内で上手に活用されるように、1日15分程度の日光浴や適度なウォーキングなどを心がけてください。

グラフで見る『福岡 昌利 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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