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橋本 千尋 院長

HASHIMOTO CHIHIRO

下肢静脈瘤を専門としたクリニックとして、様々な足の悩みに対応。患者さんの生活の質を高めることを大切にした治療を提供したい。

獨協医科大学を卒業後、循環器内科で心疾患治療における様々な技術を習得する。その後、静脈瘤の世界を知り、自分の手技を通して患者さんに貢献したいという想いから開業。現在に至る。

橋本 千尋 院長

橋本 千尋 院長

さいたま静脈瘤クリニック

川口市/栄町/川口駅

  • ●内科
  • ●循環器内科

母の大病をきっかけに医師を志す。様々な手技を学べる循環器内科の道に進む

橋本 千尋 院長

私が中学2年生の時に母が大病し、救急搬送されて緊急手術をしたことがあります。その時、中学生の私は「もし私が医者だったら、自分が母を助けられたかもしれない」と思い、その出来事をきっかけとして医師を志しました。
母は婦人科系の病気で入院したこともあり、最初は婦人科系にも興味がありました。婦人科医になることも考えつつ、学生時代に様々な診療科を見て回りました。その時、私の先輩が循環器内科にいて話を聞いているうちに循環器内科にも興味を持つようになりました。たとえば、人が道端でパタッと倒れる原因として多いのは不整脈です。そして不整脈のような心疾患を専門に診る科は循環器内科です。又、内科でありながらカテーテル等の手技を通して治療が出来る点にも魅力を感じ、循環器内科医になろうと決めたという経緯があります。

仕事と家庭の両立を。静脈瘤の世界に惹かれ、ライフワークにしていきたい。

橋本 千尋 院長

獨協医科大学を卒業後、越谷病院の循環器内科で診療をしておりました。そこでは、急性心筋梗塞・心不全・不整脈といった様々な治療に携わることができて、とても充実した生活を送っていました。ですが、妊娠・出産を機に子どもとの生活も大切にしたいと思いまして大学病院を辞め一般内科の外来で診療を続けていました。そして、少しずつ余裕が出てきて、再び手技を通して患者さんに貢献したいという想いが強くなりました。ちょうどその時、2016年にご縁があり、静脈瘤の世界を知りました。静脈瘤は日帰りの手術で仕事と家庭を両立して働ける上に、手術で足が軽くなったと患者さんから聞いた時に、とても嬉しい気持ちにもなりました。そしてこの領域をライフワークにしていきたいと思い、静脈瘤を専門として診療を行うようになりました。

比較的若い年齢層や外国の方など、幅広い患者さんの静脈瘤治療に対応している

橋本 千尋 院長

これまで大宮の病院でグループとして診療を行っておりました。大きな母体で動くというのは、つまり医師同士が足並みを揃えて診療をするということで、裏を返せば私自身が使いたい医療機器や設備を使えないという体制でもありました。その時、自分の行いたい医療を自分が決めて行いたいと強く思い、開業することにしました。埼玉県内で土地を探していたところ、この川口駅前の眺望がとても気に入り、このエリアに決めました。
静脈瘤の患者さんはご高齢の方が多いのですが、この地域性が関係しているのか30代や40代の患者さんが比較的多く来院されます。これはこれまでの大宮エリアとは異なる患者層であると感じております。さらに、外国の方も多くいらっしゃることも特徴的ではないでしょうか。どのような患者さんに対しても、よく話を聞くことを大切にしてコミュニケーションを行っていますね。

静脈瘤の治療で改善された患者さんの喜ぶ姿は、何よりも仕事のやりがいに。

静脈瘤には、特に足に負担がかかるというよりも見た目が気になるタイプと、足に負担がかかるタイプとがあります。足に負担がかかると、足がつったり、重だるくなったりむくんだりします。静脈瘤が原因となり、潰瘍といった傷ができる場合もあります。他の皮膚科や内科で治らないと悩まれる患者さんも来院されます。当院が行う治療で、悩まれていた静脈瘤が良くなったと喜んでいただいた時は、とても嬉しい気持ちになります。また、以前当院で治療を受けて治った患者さんが、他の患者さんを紹介してくださることもあります。そのように、患者さんの口コミで当院を知っていただけることは、とてもありがたいです。

これから受診される患者さんへ

『さいたま静脈瘤クリニック』は、「川口駅」から歩いて2分の場所にあるクリニックです。
当院は、医師である私も含めてスタッフ全員が女性で構成されていることが特徴的です。静脈瘤自体では命を落とすことはない病気ですが、しっかりと診断し患者さんごとに異なる悩みに対応しております。患者さんによっては、見た目がただ心配な方や症状をどうにかして欲しい方など様々です。悩みをしっかり聞いて対応していけるように、スタッフ全員が患者さんに寄り添うことを大切にしております。
また、当院では網目・くもの巣状の静脈瘤治療にも対応しております。治療は、硬化療法とYAGレーザー治療があります。YAGレーザー治療では自費診療となりますが、この治療法を導入しているのは埼玉県内では多くありません。
このように、静脈瘤に対する治療の選択肢多いことが特徴です。まずはお一人で悩まず、足のことで気になる場合は、どのようなことでも気軽にご相談ください。できるかぎり対応いたします。

橋本 千尋 院長 MEMO

循環器専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:海外旅行、ギター、読書
  • 好きな作家:中村文則・平野啓一郎
  • 好きな映画:スターウォーズシリーズ
  • 好きな音楽やアーティスト:マテウス・アサト メラニー・フェイ
  • 好きな場所・観光地:東南アジア
  • 好きな言葉・座右の銘:継続は力なり

橋本 千尋 院長から聞いた
『下肢静脈瘤』

生活の質を下げてしまう下肢静脈瘤は、日帰り手術で治療が受けられる

下肢静脈瘤には、足に悪さをしないタイプと足に負担をかけるタイプがあります。足に負担をかけるタイプは、患者さんにとって苦痛なことが多いタイプでしょう。人の身体には、静脈血管の中に血液逆流の防止弁が存在しています。日常生活において立ちっぱなしの仕事、遺伝性、妊娠・出産により、その防止弁が壊れてしまうと、足の静脈の血液が心臓に戻らなくなり、足の下方に血液が溜まるようになります。そして、足に負担がかかるという状態になるのです。
症状としては、血管に血が溜まることで血管がふくらんだりポコポコしたりします。また、足が重い、だるい、むくむという症状も目立ちます。静脈瘤は命に関わる病気ではないため、症状が出たことで命を落としたり足を切断したり、血の塊が体内のどこかに飛び、梗塞になることもありません。ただし、足の負担が出てきて、生活の質が落ちてしまう病気です。そのため、症状があり、おつらい場合は治療を受けることをおすすめします。
治療には、まずは医療用弾性ストッキングを装着することが選択されます。また、根本治療として手術も可能です。手術は、血管内カテーテルの治療のため日帰りで受けられます。手術は片足30分と短い時間で終わるため、患者さんにとって負担が少ない治療だと言えるでしょう。治療後は、その日のうちから歩いて帰ることが可能で、家事もできます。次の日からは、軽い仕事なら可能です。
静脈瘤は、日頃の生活を意識することで予防できます。立ちっぱなしにならないように適宜足を休めることも、予防の1つでしょう。

グラフで見る『橋本 千尋 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION