さとう埼玉リウマチクリニック大宮院
さいたま市大宮区/桜木町/大宮駅
- リウマチ科
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佐藤 理仁 院長への独自インタビュー
少年時代の想いを胸に医師になり、リウマチ治療を専門に研鑽を積む
私は神奈川県でも田舎のほうといいますか、山に囲まれたのどかな場所で育ちました。両親が共働きだったため、祖父母の畑仕事を手伝いながら毎日を過ごしていたのです。リウマチを患っていた祖父は「手が痛い」「足が痛い」と言ってはクリニックにかかり、私も祖父にくっついてよく足を運ぶことがありました。思えば小さな頃から医療は身近なものでしたし、小学生のときから「医師になって祖父のようなリウマチ患者さんを治してあげたい」と考えていたように思います。
子ども心に誓った想いは成長する中でも変わらず、高校卒業後は昭和大学の医学部に進みました。もともと祖父の様なリウマチ方を治したいと医師を目指したわけですが、私が医師になった頃はちょうどリウマチの治療が大きく進化した時期でもありました。関節に対するエコー検査によって早期の診断が可能になり、新しく登場した薬のおかげで治療の選択肢も広がりをみせていたのです。そうした背景もあってこの分野を専門的に学び、医師になって10年という節目にクリニックを開業しました。
ファミリークリニックからリウマチ治療に特化した完全予約制のクリニックへ
クリニックの開業を後押ししたのは、自分が培ってきた知識や経験を踏まえて、一人ひとりの患者さんに向き合っていきたいという想いでした。当初はいわゆる「ファミリークリニック」としてスタートしましたので、かぜのお子さんを診たり、ご高齢の方から生活習慣病のご相談があったり、あらゆる病気に対応させていただくというスタイルでした。一方で私が専門にするリウマチは診察に最低10分、初診の患者さんではどうしても30分ほどの時間がかかってしまいます。ほかの患者さんをお待たせすることも心苦しかったのですが、それ以上に感染症に注意が必要なリウマチ患者さんとかぜを引いたお子さんが同じ待合室にいる状況を「何とかしなければいけない」と思いました。そのため開業から2年ほど経った頃に思い切ってクリニック名を『さとう埼玉リウマチクリニック』と改め、完全予約制でリウマチ患者さんだけを診るようになったのです。それまで通院して頂いていた内科や小児科の患者さんは、近隣の内科や小児を専門としてクリニックさんに1年かけてご紹介させて頂きました。
ひと昔前のリウマチといえば、関節が徐々に変形してしまったり、つらい痛みと一生付き合う必要があったりといったマイナスイメージが大きい病気でした。しかし医療が進歩した現在では、早期に適切な治療をすることで症状をコントロールできるようになりました。何よりも大切になるのは早期診断・早期介入ですから、手や足の指の付け根が痛む、手首に違和感があるといった場合にはお早めにご相談いただきたいと思います。
佐藤 理仁院長は私の後輩です。リウマチに特化しており、人柄が良い先生です。