航空公園クリニック
所沢市/喜多町/航空公園駅
- 心療内科
- 精神科
- 脳神経内科
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石井 正宏 院長への独自インタビュー
患者さんのメンタルヘルスに直接的に関われる精神科医の道を選び、開業
地方の国立大学を卒業た後、東京に戻り、都内の大学病院で勤務医として働きました。都内の大学病院では、精神科医を専攻にしました。精神科領域を選んだのには、理由があります。私は、昭和61年に大学を卒業したのですが、その5〜10年前に内科の一つとして心療内科ができました。心療内科では、身体面とメンタル面のどちらも診療する領域です。しかし、当時はできたばかりの分野であり、不十分なことが多くありました。そこで、ダイレクトにメンタルだけを診療できる、精神科を選択したのです。
そして、大学病院で勤めているときに、これからの進路をどう進めていくのか考えるタイミングがありました。そこで、複数の選択肢があったのですが、その中でも患者さんにより身近で関われるクリニックの開業医を選択したという経緯があります。実際には、当時メンタルクリニックで開業する医師は少なかったのです。そのため、このエリアではメンタルクリニックが少なく、周りのご縁もあって開業に至りました。
うつ病の症状には薬物療法を中心に行い、病気前の適応レベルまで戻すことを目指す
当院を含めて、ほとんどのメンタルクリニックはうつ病相の患者さんが多く来院されます。これまでは、うつ病は稀な病気だと考えられていました。しかし、近年では「心の風邪」とも言われることが多くなり、誰でもかかる可能性のある病気になりました。そこで、当院では来院される患者さんの訴えを傾聴し、丁寧な診察を心がけています。
また、メンタルヘルス疾患は脳の病気と考えられるため、当院では薬物療法を中心に行うことが特徴的です。やはり、うつ病の治療には、抗うつ薬の投与が欠かせません。病気の最終的な治療目標は、病気になる前の適応レベルまで戻すことです。そのレベルに向かうためには、どのような治療が必要か考えていきます。患者さんご本人の生涯にわたるQOLを保つために、病気の治療を行うとともに再発しないことを重要視しています。ただし、再発はよくあることです。当院では、薬物療法を中心に行なっていますが、場合によっては心理療法と併用することもあります。薬物療法によって、脳の機能が回復できると良いのですが、8章前から適応力が低い方もいるのです。その場合は、心理療法を組み合わせて治療を行なっていきます。