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河野 亮平 院長

RYOHEI KONO

エコー検査と運動器リハビリを併用した幅広い診療が強み。患者さんと向き合い、効果的な治療の提供を目指して

東京医科歯科大学卒業後、整形外科に入局。その後、さまざまな病院で勤務医として経験を積み、2020年に河野整形外科の院長に就任。運動器リハビリに力を入れたクリニックとして移転開業し、院長として地域医療に貢献。

河野 亮平 院長

河野 亮平 院長

河野整形外科

蕨市/塚越/蕨駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科

診療体制と設備を充実させた地元密着のクリニック

河野 亮平 院長

私が医師を目指したきっかけは、やはり父の影響が大きいでしょう。当院は、1980年代前半に名誉院長である父が開業したので、幼い頃から父の仕事を見てきました。病院というと、患者さんは辛い顔をして通うイメージがあったのですが、整形外科だからということもあり、笑顔な患者さんがとても多かったです。そのような父と患者さんの姿を見て、病院に対して明るいイメージを持っていました。
2020年12月に移転し、以前の場所から100mほどの距離で新しいクリニックを作ったのは、整形外科として診療を充実させて、設備を整えようと思ったからです。ここは、昔から通ってもらっている患者さんが多く、地元密着のクリニックという立ち位置になれました。そのように私たちを頼ってくださる患者さんのために、不便な点を改善して、快適に治療が受けられるようにしたかったという想いがあります。移転を機に、私は前院長から継承し、運動器リハビリテーションに注力した整形外科を作り上げました。

理学療法士による、一人ひとりに合わせた運動器リハビリ治療が強み

河野 亮平 院長

首や腰、肩、膝などの運動を担う部分に、何らかの障がいが出てしまうと、これまでと同様の生活が送れない場合があります。その場合、専門的なリハビリテーションが必要になるでしょう。
当院では、医師と理学療法士による運動器リハビリテーションを実施しています。当院の理学療法士は、私が信頼している5名が在籍し、多くの患者さんに対応できる体制になっています。運動器リハビリを実施する上で、医師と理学療法士それぞれの立場から評価を行い、必要なリハビリを提供することが大切です。理学療法士が、患者さん一人ひとりの状態に合わせて、ストレッチやマッサージ、筋力の訓練、姿勢や動作の指導、生活指導、自宅で行える簡単な訓練の指導などを行っていることが特徴的です。さらに当院のリハビリ室は、約100㎡の広々とした空間であり、リラックスしながらさまざまな治療を実施していることが強みでしょう。

整形外科領域における診療の幅を広げるエコー検査。正確な診断と安全な治療を提供

河野 亮平 院長

整形外科の診療において、レントゲンで骨の状態を診ることは一般的です。しかし、それだけでは診断できない外傷も多く、当院ではエコーを用いることで解決しています。エコー検査では、筋肉や神経、腱、靭帯、血管などの状態と炎症をしっかりと診ることが可能です。身体に負担がかからない検査でもあり、画像とは異なりリアルタイムで診療できることがメリットでしょう。さらに、エコーを使用して行うブロック注射、ハイドロリリース、拘縮した肩に対する非観血的関節受動術(サイレントマニピュレーション)を、安全性と確実性をもって提供できるようになりました。
このエコー検査は、移転前から実施していましたが、その頃は運動器リハビリを実施していませんでした。運動器リハビリとエコー検査を組み合わせることで、より診療の幅が広がると実感しているため、今は積極的に併用して治療を行っています。さらに、エコー検査は状態を説明する際にも使用しているのですが、より分かりやすく伝わるように模型と合わせて説明しています。
このように、エコー検査の導入によって診療の幅が広がる上に、正確な診断と安全な治療の提供が当院の強みと言えるでしょう。

自身も大きなケガ、手術・リハビリを経験。患者さんに寄り添った医療が提供できる

来院された最初は、患者さんは不安な気持ちを抱えているでしょう。私たちスタッフはみんな、患者さんの目を見てしっかりと話を聞き、安心感を持ってもらいたいと思っています。私自身スポーツが趣味であり、以前はたくさんのケガや大きな手術、リハビリを経験しました。その時の痛みや苦しみ、日常生活の不自由さ、不安感は忘れもしません。あの経験があったからこそ医師としての立場だけではなく、患者さんの気持ちに寄り添えるのではないかと思います。そして、診断や治療、リハビリ、社会復帰までのサポートに役立つと実感できています。
また、治療の説明においては、患者さんの目線になり、分かりやすい言葉を使うことを心掛けてきました。そして、患者さんが必ず納得した上で治療を選べるようにサポートしています。こちら側からは、適した治療の選択肢は提案しますから、患者さんに希望に合わせながら一緒に考えます。整形外科の分野では、「この方法以外はダメだ」というものが、ほとんどありません。患者さんの年齢や希望、通院頻度、生活スタイルに合わせた治療こそ、最も効果的と言えるでしょう。
当院で働くスタッフは、接遇の講習を定期的に受けていますので、患者さん一人ひとりに丁寧な対応ができるという自信があります。そしてこれからも、しっかりと患者さんの訴えを聞き、さまざまな検査を提案・実施し、希望に沿った治療を提供していきたいです。

これから受診される患者さんへ

『河野整形外科』は、「蕨駅」から歩いて3分の場所にあるクリニックです。
今後は、運動器リハビリを充実させることに一番力を入れていき、よりリハビリ室を活用していきたいと思っています。今も多くの患者さんが利用していますが、もっと多くの患者さんが通いやすいように、医師を2名体制にできたらいいかもしれないと考えることもあります。さらに、整形外科分野における再生医療も勉強していきたいです。いづれにしても、一人ひとりの患者さんにとって最良な方法を提案したい、どのような症状の患者さんでも当院でリハビリを通して、少しずつ症状を改善させてあげたいという想いが根本にあります。
一般的なイメージとして整形外科は、スポーツをしている人や高齢に伴って肩や膝、腰などの身体の痛みが出たときに、通院し治療する場所だと考えられていたかと思います。しかし、最近は生活様式の変化により、あらゆる年齢層の方々に症状が出ることも多くなりました。痛みは我慢せずに、少しでも不調を感じたら気軽に来院していただけたらと思います。

※この記事は2022年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

河野 亮平 院長 MEMO

整形外科専門医

河野 亮平 院長から聞いた
『五十肩[肩関節周囲炎]』

適切な治療とケアにより五十肩の症状を改善させる

五十肩は肩関節周囲炎とも言われるもので、肩関節が痛み、関節の動きが悪くなる症状が特徴的です。特に、50歳前後になると痛みなどのさまざまな症状が出てきます。現れる症状には、動かす時に痛みが出る運動痛と、夜中に眠れないほどのズキズキとした痛みが多くみられます。人によって、その痛みの程度は異なりますが、肩が上がらない痛み、いつもの着替えでも辛い、肩が全く上がらないといった症状が多いでしょう。
五十肩の治療は、注射とリハビリが主になります。行う注射は、痛み止めやヒアルロン酸の注射です。また、リハビリは痛みが出にくい関節の動かし方を指導されます。自然に治る場合もありますが、日常生活に不自由が出る場合も多く、治療とホームケアが大切です。
このように、五十肩は放置していても治らない場合もあるため、早めに治療を受けることをおすすめします。

グラフで見る『河野 亮平 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION