みやぎクリニック

宮城 長靖 院長への独自インタビュー

訪問診療を柱に、地域医療の一端を担う

自分にとって理想の医師像は“患者さんの全身を診られる医師”でした。そのため大学卒業後は救急病院の外科を皮切りに総合内科、精神科などを幅広く学び、知識と経験を高めました。転機になったのは、訪問診療を柱にしたクリニックで診療部長を務めたことでした。さまざまな背景をもつ患者さんを中心にした医療を行いながら、地域医療の一端を担いたいと考えるようになったのです。
埼玉スタジアム近くのこの場所に『みやぎクリニック』を開いたのは2018年でした。最寄り駅の浦和美園駅周辺は都市開発が進められていて、幅広い年齢層がお住まいになっているエリアです。そんな新しく生まれ変わる町に根ざしたかかりつけ医として、地域の方々の健康を支えていきたいと考えています。外来では完全予約制にて美容メニューにも対応しておりますので、何か気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

24時間365日体制で患者さんとご家族を支える

訪問診療では通院が困難な方や自宅療養中の患者さんのもとを定期的に訪れ、診察、検査、注射、処置、薬の処方などを行います。「訪問診療はできることが限られるのでは……？」と心配なさるかもしれませんが、当院ではポータブルエックス線、エコー、心電図などを活用することでクリニックと同等レベルの医療をお届けすることが可能です。点滴、中心静脈栄養、酸素療法、人工呼吸器の導入などのほか、予防接種や健康診断にも対応しておりますのでご相談ください。
住み慣れた自宅にいながら医療を受けられる環境があることは、療養されているご本人はもとより、患者さんを支えるご家族にも安心感をもたらすものです。診療の際は患者さんやご家族のお話に丁寧に耳を傾け、療養生活における悩みや負担が軽減するように努めています。とはいえ私一人ががんばっているわけではなくて、一緒に働いてくれる医師や看護師、医療事務スタッフなどと連携して患者さんやご家族の暮らしを支えています。長期に及ぶ療養生活において訪問診療が果たす役割は大きなものがありますので、ご家族だけで問題を解決しようとせずに当院をご活用いただけたら幸いです。

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