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奥 雄介 院長

OKU YUSUKE

耳鼻咽喉科専門医としての知識と技術を最大限に活かして、患者さんに還元したい。負担が少ない検査と正確な診断で、幅広い診療を提供。

大阪医科大学医学部を卒業後、さまざまな病院で耳鼻咽喉科・頭頚部外科の領域において研鑽を積む。耳鼻咽喉科専門医をはじめ、補聴器や漢方、めまいにおける多くの資格を取得。知識と経験を最大限に還元するために開業、現在に至る。

奥 雄介 院長

奥 雄介 院長

おくクリニック

さいたま市西区/佐知川/西大宮駅

  • ●耳鼻咽喉科
  • ●漢方内科

家族の影響で医師の道へ。いろいろなマネジメントができる耳鼻科医を目指して

奥 雄介 院長

私が医師を志したのは、家族の影響が大きいといえます。父は歯科医師で開業医をしている上に、親戚には耳鼻科医や医療職の人もおり、医療の世界はとても身近な存在でした。そのため、幼少期から自然に、「医師という職業がいいかもしれない」と思うようになっていたことがきっかけです。医師の他にも、動物の命に関わる獣医師の仕事に惹かれたこともあり、どのような相手でも自分の手で治療を施して、病気を治す職業に魅力を感じています。このような環境にいたことで、医師を目指すようになったのです。
大学は大阪医科大学医学部を卒業し、その後は東京慈恵医大の柏病院で研修を受けました。そして耳鼻咽喉科・頭頚部外科を専攻し、数多くの経験を積んできました。その後は、さまざまなご縁があり、2018年にこちらの土地に開業したという経緯があります。開業医は、自分一人で考えて、いろいろなマネジメントができる点が魅力でしょう。自分ができることは、何でもやっていくつもりで日々診療にあたっています。

被ばく線量が少なく、正確な診断・治療に役立つコーンビームCTを導入

奥 雄介 院長

当院では、コーンビームCTという被ばく線量が少ないCTを導入しています。一般的な病院に設置しているCTとは異なるもので、レントゲンと比較しても被ばく線量は3分の1程度で済むことが特徴的です。また、耳鼻科領域においては、副鼻腔や中耳など非常に緻密な画像を撮影できるため、正確な診断や治療方針を立てる上でも重要な役割を果たしています。実際に一般的な単純レントゲンでは、副鼻腔や中耳の状態は荒く、大雑把にしか分からないこともあり、患者さんに精密な治療を提供するためには、当院においてこのコーンビームCTは必要不可欠となっています。とても緻密な画像であるため、患者さんへの説明時にも画像を用いて、正確かつ具体的に状態をお伝えできるでしょう。患者さん自身も、ご自分の状態をしっかり確認できるのは、メリットではないでしょうか。このように、当院で導入しているコーンビームCTは、正確な診療の提供ができる上に被ばく線量が少ないことから、患者さんにとってメリットが大きい検査機器だと思っています。
この機器を導入しているクリニックは、そこまで多くはないこともあって、ご自分で調べて他県から来院される患者さんもいらっしゃいます。

さまざまな専門資格をもとに、耳鼻科領域を中心として総合的な診療を行う

奥 雄介 院長

当院は、耳鼻科領域を専門として診療を行っているクリニックですが、患者さんの全身状態を見て総合的に診療を提供することを大切にしています。私は、これまでさまざまな病院で一般的な耳鼻科領域の疾患や悪性腫瘍、稀な疾患にいたるまで、数多くの症例や手術を経験してきました。これらの経験から、耳鼻咽喉科専門医だけではなく、補聴器適合判定医師や相談医、難聴認定医、漢方専門医など、実に多くの資格を取りました。
これらの資格を活かして、当院は耳鼻咽喉科を中心として幅広い診療が提供できるようになっています。たとえば、高齢の方や難聴の方においては、補聴器調整の技能を持ったスタッフと一緒に補聴器外来を行っています。診察から補聴器の貸出し、フィッティング、アフターケアまでフォロー体制を整えました。また、漢方治療は嗅覚や味覚障害、めまいなどの症状を始め、さまざまな不定愁訴にも有効な場合があるため、患者さん一人ひとりに合わせてオーダーメイドの治療を提供しています。
この他にも、舌下免疫治療や上咽頭炎のBスポット療法は当院でも力を入れている診療です。ホームページをご覧になった患者さんが他県や遠方から来られることもあり、年間を通して多くの患者さんの診療を行っています。
この地域だけではなく県外からの来院が多いことは、当院が掲げている診療内容を見て「ここで治療を受けたい」と思ってもらえているということだと思い、心からやりがいを感じています。

幅広い経験と熟練した技術を最大限に活かし、責任を持った診療を提供したい

私は、これまで耳鼻科の一般外来や手術、漢方専門外来や舌下免疫治療など幅広い診療に携わってきました。耳鼻科領域においては、副鼻腔やアレルギーを中心にたくさんの治療や手術を行い、しっかりと知識と技術を身につけてきました。当院では、私ができることは最大限、患者さんに還元したいと常に思っています。これまでの技術と知識をすべて使って、できる範囲のことをやっていくという理念を持っています。
その理念を持ち、患者さんと接する際はしっかりと訴えに耳を傾けるように心掛けいます。診察から始まり、必要な検査や所見から、患者さんの状況の変化に合わせて対応していくことは大切です。患者さんお一人にじっくりと時間をかけて診療していますので、他の患者さんをお待たせすることは多々あるでしょう。しかし、患者さんをお待たせしている分、丁寧な対応としっかりと診させてもらうというスタイルで診療をしていますので、ご安心いただければと思います。
このように地域のみなさんのかかりつけ医として、すべての患者さんに責任を持ち、当院で化膿な処置や手術は積極的に行っていきます。ただ、当院での治療が困難な場合は、適切な病院をご紹介していますので、診察や検査を受けに来院していただきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

『おくクリニック』は、「西大宮駅」から歩いて約35分の場所にあるクリニックです。徒歩の他に、「大宮駅」からはバスの利用も可能です。
当院の診療は、生まれたばかりの赤ちゃんからご高齢の方まで幅広い患者さんを対応しています。来院される患者さんの中には、当院のホームページを見て他県から来られる方も多いことは、とても嬉しく思います。特に、鼓膜穿孔の閉鎖術や処置、舌下免疫療法など比較的新しい治療ができるという情報を見つけてくれているようです。今後も、医学の進歩に遅れないように研鑽を積み、新しい治療法があればしっかりと習得し、患者さんに還元していきたいと思っています。また、耳鼻科の領域は季節の移り変わりによる影響が受けやすいものです。重症化しやすい疾患もありますので、違和感がありましたら早めに受診することが大切でしょう。
当院はこれからも地域のみなさんのかかりつけ医として、引き続きしっかりと診療を行っていきます。何か不安なこと、困りごとがありましたら、早めにご相談に来院していただければと思います。

※2022年10月に取材したものです。

奥 雄介 院長 MEMO

耳鼻咽喉科専門医

  • 出身地:大阪府
  • 趣味&特技:釣り
  • 好きな本・愛読書:サスペンス・ホラー
  • 好きな映画:サスペンス・ホラー
  • 好きな音楽やアーティスト:Mr.Children
  • 好きな場所・観光地:海
  • 出身大学:大阪医科大学

奥 雄介 院長から聞いた
『滲出性中耳炎』

完治に時間がかかる滲出性中耳炎は早期受診が大切

子どもの滲出性中耳炎は、鼻かぜが原因で発症しやすい病気です。幼稚園や保育園での集団生活が始まる、3~6歳の子どもに多くみられます。急性の中耳炎の場合は、痛みや発熱などの症状があるため、親御さんが異変に気づきやすいでしょう。しかし、滲出性中耳炎は、痛みや腫れなどの症状はほとんど起こらず、聞こえにくさだけが継続してみられます。ただ鼻水が長引いているだけと思い、知らないうちに中耳炎になっていたということもあるでしょう。つまり、外から見ても滲出性中耳炎であると分からない上に、子どもは耳の聞こえが悪くても気付かずに訴えにくいことが特徴的です。
また、滲出性中耳炎は完治できるまで長い時間がかかる病気です。しっかりと治療をしないと、難聴になったり中耳の発育にも影響したりといった深刻な状態になる場合もあります。そのため、鼻かぜが長引き、なかなか鼻水が止まらないという場合は、中耳炎の可能性を考えてしっかりと検査を受けることが大切です。

グラフで見る『奥 雄介 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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