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中田 代助 院長

NAKADA DAISUKE

「医療で地元に貢献したい」地域の声に応えて幅広い診療にも対応できる病院に進化

埼玉医科大学卒業。
大学病院の整形外科に入局、整形外科全般の研鑽を積む。
2012年に院長に就任以降、整形外科診療を基盤とし健康診断の周知活動に従事。地域の声に応え小児科や在宅医療部門を拡大してきた。
健康講演会や老人会での出張講演などを積極的に行い、現在まで地元の医療に貢献し続けている。

中田 代助 院長

中田 代助 院長

中田病院

  • ●内科
  • ●リウマチ科
  • ●外科
  • ●消化器内科
  • ●循環器内科
  • ●小児科
  • ●整形外科
  • ●形成外科
  • ●皮膚科
  • ●リハビリテーション科

整形外科医だった父の姿。人のためにという志を引き継いで同じ道へ

中田 代助 院長

医師になったきっかけは父です。
整形外科医として地元の方のために尽力している姿を見て「医師というのは人のためになる仕事だな」と感じていました。父のように人を助けることをしてみようと思いましたね。

父が開院したのは今から70年ほど前になるんですが、まだ世の中に整形外科という分野が認知されていない時代でしたから、整形外科の単科病院としては大変だったと思います。世間での一般的な「外科」のイメージはというと「手術のできる医師」でしたから、求められれば盲腸の手術などにも応じていた様です。父が子供のころ、この地域で骨折の治療のための「ほねつぎ」の治療のため東京まで行っていたことも聞きました。そういう事で整形外科を医療として知ってもらう努力も必要でした。脊椎カリエスの患者さんを往診してレントゲンを撮ったり整形外科以外の診療も受けたり、という地道な診療を続けてきたからこそ現在があると思っています。ですから、地域の方にできる限り寄り添うという姿勢は現在もしっかりと引き継いできたいですね。

医療で地元を支えたい。地域の方のニーズに応え診療科を拡大

中田 代助 院長

整形外科として多く診ているのは、高齢の方の変形性関節症などの運動器疾患や外傷、スポーツ障害などですね。
お子さんから年配の方まで幅広い年代の方に対応しています。小児の整形外科にも対応しています。

現在では、整形外科を中心に診療していますが、内科や小児科にも対応できる病院になりました。
診療科を増やしたのは意図的にではなく、地域の方の要望に応えていったら必然的に増えていったという感じです。もともと整形外科単科で患者さんに対応していましたが、その方たちが復帰して社会に帰っていく姿を見て、この地域の方を医療で支えるためにはもっと対応できる間口を広くする必要があると感じたんですね。現在は退院後まで続けて支援できるように訪問看護でもサポートしています。

充実したリハビリテーション。早期の社会復帰を実現する設備と環境

中田 代助 院長

設備面の特徴はリハビリ施設が充実していることです。
整形外科の患者さんにはご高齢の方も多いので、転倒による骨折や関節置換術などの手術後、日常生活へ復帰するためにはリハビリに時間がかかります。現在117床ある病床のうち60床は回復期といってリハビリが必要な方が入院されていますが、その方たちの目標はご自宅で日常生活が送れるレベルになって退院していただくこと。1階のリハビリ室とは別に病棟と同じフロアにもリハビリ設備を設けて患者さんそれぞれのリハビリテーションに丁寧に対応できるように体制を整えています。

また、入院中からリハビリを続けた方が実際にご自宅に戻られてからも支援できるよう、訪問リハビリでもフォローしています。ご自宅に戻ってみて実際の生活の場所で困らないように、また再転倒を予防するような見守りやアドバイス、補助具や生活スペースの工夫なども訪問リハビリで行っています。訪問の需要は年々増えていて、訪問看護も含めて対応していますがスタッフが足りなくなるくらい。言い換えれば、それだけ多くの方がご自宅に復帰できているということになりますので、今後も在宅支援まで途切れることなくサポートできるよう体制を強化していきたいと思っています。

患者さんと同じ目線で。コミュニケーションを大切に

患者さんの対応では丁寧にコミュニケーションをとることを心がけています。
基本的に「医師と患者さんは対等な関係であるべき」という考えで診療していますね。

患者さんが受診されるときは何らかの体調不良や痛みなどを抱えていらして、誤解を恐れずに言うならば病院に来る時点で弱い立場にある状態とも言えるわけですよね。医師の役割としては治療や検査の指示を出したり服薬などで指導も行うこともありますが、基本は患者さんと同じ目線で治療をしていくことが大切だと思っています。患者さん一人ひとりに寄り添って対応できなければ病院の敷居は高くなってしまいますし、安心して相談していただけません。
これまでも地域の方に様々なご意見をいただきながら診療を続けてきましたので、今後もその姿勢を変えることなく地域の方に愛される病院でありたいですね。

これから受診される患者様へ

『中田病院』は東武伊勢崎線「加須駅」より徒歩約5分、お車ですと東北自動車道「加須インター」から加須市街方面へ 約10分ほどでお越しいただけます。駐車場も広くご用意しています。
当院は開院以来、地域の皆さんのニーズに応えながら少しずつ形を変えて今日まで診療を続け、関連医療施設との連携もとりながら、患者さんにとって最善の医療を提供できるような体制も整えてきました。
今後も地元の皆さんの健康づくりを支援し、当院の役割をしっかりと果たして信頼に応えられるような病院であり続けたいと思っています。



※上記記事は2023年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中田 代助 院長から聞いた
『フレイル(老衰)』

筋肉量を維持するため「たんぱく質」の摂取を心がけてほしい

フレイルとは、加齢などによって心身の機能が低下している状態を指します。主な原因は食事の量が減って栄養不足に陥ることで、高齢者では骨折などをきっかけに寝たきりの状態になり、フレイルにつながることが少なくありません。

フレイルかどうかをチェックする簡単な方法に“指輪っかテスト”というものがあります。このテストでは、両手の親指と人差し指で作った“輪っか”が、ふくらはぎの一番太い部分と比べて大きいか/小さいかによってフレイルのリスクを確認します。もしも“輪っか”とふくらはぎの間に隙間ができるようでしたら、フレイルに陥っている可能性があるため注意が必要です。

フレイルを予防するためには適切に栄養をとることが大切になり、中でも「たんぱく質」を積極的にとって筋肉量を落とさないことが大事です。食べやすさで選ぶなら「お粥」ではなく「甘酒」や「アイスクリーム」がオススメで、糖尿病などを気にするよりも“口から栄養をとる”ことを重視していただくとよいでしょう。また一人で食事をしている場合(個食)は、ご家族などと楽しく食事をする時間を持つことなどを意識していただきたいと思います。

グラフで見る『中田 代助 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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