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楠山 弘之 院長

KUSUYAMA HIROYUKI

開業から31年間。地元で頼られる泌尿器科クリニックでありつづける

埼玉医科大学卒業。外科系診療科に興味を持ち泌尿器科医師を志す。大学病院やがん研究会付属病院の勤務医を経て、平成3年に開業。開業以来、泌尿器科の専門医として地域の患者さんに親しまれ、近隣地域の他科医師からの信頼も厚い。現在はクリニックでの診療とともに、女性の尿トラブルや頻尿といった「ちょっと相談しにくい」部分にフォーカスした著書も出版し、自宅でできる尿もれ体操や膀胱をほぐすマッサージなどをわかりやすく解説している。

楠山 弘之 院長

楠山 弘之 院長

永弘クリニック

新座市/東北/志木駅

  • ●泌尿器科
  • ●外科
  • ●内科

泌尿器科専門医として地域の診療医からも頼られるクリニック

楠山 弘之 院長

永弘クリニックは「泌尿器科」というデリケートな診療科ながら長年地域の患者さんから親しまれ、診療を続けてきました。開業から30年経っていますから患者さんも移り変わってはいるけれど、中には長いお付き合いの方も居ますね。それだけ信頼いただいているのはありがたいことです。
開業当初も今も、日々の診療で心がけているのは「身近な存在であろう」という点でしょうか。泌尿器科として確かな治療を届けるだけではなくて、地域の方の健康管理に役立つように気負わずに来ていただけるような場所だと思っていただけたらいいですね。

開業当時、この地域には泌尿器科を診てくれる先生が居なかったんです。当院が「泌尿器のことなら何でもお任せください」というほぼ唯一のクリニックでしたね。それもあって今でも地域の他診療科の先生からの診察依頼や患者紹介が多いです。

心の安らぎと健やかな身体のためにできることを

楠山 弘之 院長

人間が好きなんです。なので、人間が辛いと感じているのをどうしたら助けられるだろう、なんとか辛くないようにできないものかと思った、というのが医師になったきっかけですね。研修医としていろいろやっていくなかで泌尿器科を目指したのは、なんとなく外科系が自分にあっているんじゃないかと感じていたからなんです。お腹の手術にも興味があったし腹部手術ができる技術が身についたらいいな、と思っていたときに泌尿器科の先生に声をかけてもらいました。

おそらく泌尿器科という診療科は「恥ずかしい」というイメージを持っている人が多いんじゃないかと思います。ただ、泌尿器科領域の症状で悩んでいる方は実は結構いるんです。内科疾患とは違ってなかなか相談しにくいんですけどね。なので診療のはじめ方として、できるだけストレスがかからないように配慮しています。たとえば、まずは一般的な内科診療のように、身体全体に関して診ていくようにするとか。いきなり診察することはなくて、まずはしっかりていねいに話を聞くようにしています。

「疑問と苦痛は置いていってください」開業時からつづく患者さんへの想い

楠山 弘之 院長

泌尿器科の診療はデリケートな内容に触れることもあって、患者さんの気持ちとしてはどうしても話すことを躊躇してしまうと思うんです。だから、診察では常にその気持ちに寄り添って接しないといけないと思っていますね。

そもそも「なぜ開業しようと思ったのか」というのも患者さんにとって一番良いと思える、自分がやりたい医療ができると思ったからなんですよ。「言いにくい、話しにくい」という理由で十分な診療ができなかったり、患者さんの本当に困っていることを解決できなかったりするのは嫌なので、診察のときにはできるだけていねいに話を聞きます。患者さんが本当に伝えたいことを伝えてもらうように接するようにしていますね。難しいですがそれができてこそ原因がしっかりわかって、正しい治療に繋げられると思っているんです。

泌尿器科の敷居を下げる。気軽に相談できる場所になるように

泌尿器科に対する敷居の高さというか、受診のしづらさみたいなものを少しでも解消できたらいいと思っています。
見方をかえれば、泌尿器科も内科も外科も同じく普通の診療なんです。他の診療科と同じで、診ていく部分や診察時の視点が違うだけです。むしろ人に言いにくい部分ですし身近な人に相談しにくいからこそ、気軽に相談できる窓口になっていかなければと思いますね。

風邪や胃腸が悪い人が内科に診てもらうくらいの気持ちで尿のトラブルや困りごとのときは泌尿器科、というように迷わず来ていただけるようになったらいいですね。

これから受診される患者様へ

『永弘クリニック』では患者さんの悩みに寄り添うことを大切に、地域の方々の健康管理に役立つような身近な存在であることを心がけています。

当クリニックは東武東上線志木駅より徒歩5分、中央通りから一本奥に入った場所にあります。
気負いなく来ていただけるような、落ち着いた雰囲気の建物なので少し目立たないかもしれませんが、パーシモンホテルを目印に来ていただけるとわかりやすいと思います。
駐車場もありますのでお車でも気軽にお越しください。

※この記事は2022年10月に取材したものです。

楠山 弘之 院長 MEMO

泌尿器科専門医

楠山 弘之 院長から聞いた
『ヒトパピローマウイルス感染症』

男性も積極的な予防を。男女ともに注意するべき「ヒトパピローマウイルス感染症」とは

ヒトパピローマウィルスというのは大人の多くが感染していると言われていて、誰にでも掛かる可能性があるウィルスなんです。症状がない人でも感染していることがありますし、症状が出る場合はがんや性感染症が起こることもあります。男女比としては女性の方が多いですね。
女性の場合は子宮頸がん、男性の場合は尖圭コンジローマになりやすいんですが、女性のほうが発がんする可能性が高いので、現在の予防接種は「子宮頚がワクチン」と言われていて女性が対象なんですね。
ただ、性行為でも感染するわけだから男性から感染するということも多いんですよ。男性の場合はは感染しても女性と比較すると症状が軽いので、あまり深刻に考えないんですが。
だから若い女性だけじゃなくて男性にも予防接種をすればいいんじゃないかな、と思っています。
治療としては薬や液体窒素で焼く方法があるけれども、がんになったら切除する必要があるので、今せっかくワクチンがあるのだからまずは予防接種をちゃんと受けて、予防することが大切ですね。

グラフで見る『楠山 弘之 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION