埼玉ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

里村 仁志 院長

SATOMURA HITOSHI

『胃がん』や『大腸がん』のスペシャリストとして、地元を強く愛し、貢献し続ける

獨協医科大学医学部卒業後、NHO災害医療センターにて救急医療を学ぶ。その後、獨協医科大学第1外科、さいたま赤十字病院外科を経て、2018年に『里村クリニック』副院長就任。2021年より院長を勤めて、現在に至る。その他、校医や嘱託医、医療講演等も行う。

里村  仁志  院長

里村 仁志 院長

里村クリニック

さいたま市南区/大谷口/東浦和駅

  • ●内科
  • ●外科
  • ●胃腸内科
  • ●消化器内科
  • ●内視鏡内科
  • ●小児科
  • ●訪問診療

開業医である親の影響で医師を志し、父子2世代で診療

里村  仁志  院長

医師を志したのは、外科医として開業した親の影響が大きかったです。というのも、実家はクリニックに併設しているので、開業医というものを常に身近に感じてきました。さらに、祖母を胃がんで亡くしたという経験は、祖母のような胃がん患者を一人でも多く救いたいという思いに繋がり、結果として消化器内科の道に進む大きなきっかけになりました。獨協医科大学医学部卒業後は、東京都立川市にあるNHO災害医療センターで研修を行い、研修後は消化器外科を専攻。獨協医科大学(栃木県)第1外科では、消化管を中心とした外科医の経験を積んできました。その後、さいたま赤十字病院外科 所属を経て、父の開院した『里村クリニック』に2018年より勤務して、現在は院長を勤めています。

最近クリニックを移転した理由は、新たに消化器内科・内視鏡内科を標榜するにあたって設備を整えたかったことが一番大きいですかね。さらに、駐車場を広く完備するためでもありました。移転後のクリニック内は広々として開放感があり、患者さんにとって待ち時間も苦にならないような穏やかな雰囲気を心がけています。移転場所についてはタイミング良く、たまたま良いお話しをいただいたご縁なんですよ。

信頼関係を築きつつ、和やかな雰囲気で

里村  仁志  院長

患者さんの「生活について」聞くようにしています。病気のことだけでなく、「最近、何かいいことはありましたか?」「楽しいことがありましたか?」と話が弾むように、趣味の話や仕事のことなどプライベートな話もお伺いしていますね。病気以外の生活態度なども聞いて雑談していますよ。たまに馴れ馴れしいと言われてしまうこともありますが(笑)、あまり深く聞いて、つい長話になってしまわないように気を付けています(笑)このような話をできるというのは、信頼関係があるからこそなのですが、やはり『あそこの医者に行けば、あの先生が診て何とかしてくれるから大丈夫だ』といったように、信頼されるドクターでありたいですね。

『胃がん』『大腸がん』の早期発見を行い、死亡者数ゼロを目指す

里村  仁志  院長

専門分野は『消化器』です。さらに元々、外科医に勤めていたので、『胃がん』や『大腸がん』に関して「早期がん」から「進行がん」の治療過程まで得意としています。生存率については早期がんと進行がんでは全く異なり、早期ガン(ステージ1)で見つかれば95%助かります。逆に進行してステージ4になると、5年後の生存率は20%を切ってしまいます。つまり、早期発見のためにも、内視鏡で診ることがとても重要になるわけです。これからも当院は『内視鏡を通して、胃がん大腸がんの早期発見を行い、死亡者数ゼロを目指す』をミッションとして、日々診療を行っていきます。

ところで、「内視鏡検査は痛いのではないか?」と不安のある方もいるでしょう。胃カメラや大腸内視鏡検査の苦痛や精度は、医師の経験や技量が大きく左右します。精度の高い、丁寧で優しく、極力痛くならない方法を探しながら内視鏡検査を行いますが、正直、痛みはゼロではないと思うのです。そのため、患者さんには『1年間にたった5分だけ、我慢してください』と言っています(笑)検査中は患者さんに目の前にあるモニターを見てもらって、会話をしながら「こういう風になっていますよ」「こういう所は心配だから来年も検査しましょう」「この状態なら2~3年に1回の検査でいいかな」といった感じで、検査中にリアルタイムで患者さんに状況を説明しています。一緒に見ることで疾患に対する理解も深まるでしょう。内視鏡検査は怖いというイメージを強く持たれやすいのですが、一度でも受けてみるともう一回来てくれるようになりますよ。

地域に密着して30年余り。今後も信頼され頼りになる存在でありたい

小児から高齢者、風邪、生活習慣病、外科的処置、専門的な内視鏡検査と幅広い診察を行っています。いちばん多いのはファミリー層であるものの、子どもから100歳近い高齢者まで幅広い年齢層の患者さんがいらっしゃいます。消化器系というのもあって、腹痛や胃が痛いといったお腹関係の症状で来院される方が多いですね。

この地域(さいたま市)で育ったというのもあって、近所のおばちゃんや友達のお母さんたちが僕の小学校時代を知っています。そのため、医者になって戻ってきた時には「立派になって、よく帰ってきたね〜」と言って歓迎してくれた時はうれしかったです。みなさんの優しさをひしひしと感じます。やはり、自分の地元で開業すると仲間意識が強く、みんなが受け入れてくれる良さみたいなものを感じますね。故郷に医師として貢献できる喜びや、やりがいを感じていますよ。院内で働くスタッフを含めて、いらっしゃる患者さんの雰囲気もいいと感じていただくこともあってうれしく思います。やはり、今後も浦和という地域に貢献していきたい気持ちは強くあります。地域の皆さんに愛されるクリニック、埼玉から日本を元気にするクリニック、そして「頼れるホームドクター」として努力を重ねてまいります。

これから受診される患者さんへ

『里村クリニック』は、JR武蔵野線「東浦和」駅より徒歩15分、閑静な住宅街にあるクリニックです。東浦和駅前よりバスもご利用いただけます。お車で来院される方には、駐車場を15台分完備しています。

当クリニックでは風邪、生活習慣病、外科的処置、専門的な内視鏡検査と幅広い診察を行い、患者さんを一人ひとり大切にしたいと思っています。医療を通して地域に安心と健康を届け、埼玉を元気にしていくことを目指して、みなさんに貢献していきたいです。

食後の不快感や胸やけに心当たりがある方や胃がんの原因として挙げられる「ピロリ菌」を除菌したい方、そして内視鏡検査をまだ受けたことがない方や内視鏡検査を暫く受けられていない方は是非当院へお越しください。

※上記記事は2022年7月に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

里村 仁志 院長 MEMO

消化器病専門医 /消化器外科専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:埼玉県
  • 趣味&特技:硬式テニス、浦和レッズ
  • 好きな場所:埼玉スタジアム2002
  • 好きな言葉:感謝の気持ちを忘れない。
  • 出身大学:獨協医科大学

里村 仁志 院長から聞いた
『胃がん』

なぜ『胃がん』は早期発見が重要なのか?

胃がんの原因の99%は、ピロリ菌の発生が関与しています。ピロリ菌は3歳くらいの子ども時代に感染しています。昔は井戸水からきているといわれていましたが、現在は親からの経口で感染しているのではないかといわれているんです。

尿素を分解する酵素をつくり、アンモニアが胃酸を中和して、ピロリ菌は自分が住みやすい環境をつくります。ピロリ菌と胃壁の炎症がずっと戦っているうちに、粘膜が徐々に萎縮して炎症を起こし、胃潰瘍や胃がんの発生になります。

2013年に厚生省は、「慢性胃炎があってピロリ菌があれば、保険診療で除菌治療をしていい」と認めました。検診をするとピロリ菌がいるのがわかります。40代50代になると慢性胃炎があり、ピロリ菌がいるマークがいくつかあるんです。一度の除菌治療では、一回あたり抗生剤2種類と胃薬、朝夕1週間飲んで、93%以上成功するんですよ。しかしこれらの病状を自覚するのは不可能なので、定期的に胃カメラで検診することが大切になります。

保険診療で除菌するには、『胃カメラを行った上で慢性胃炎という診断』が必要です。もし、ピロリ菌がいないことがわかっているのであれば、毎年検診する必要はありません。一回も検診を受けたことがない場合は、ピロリ菌がいるかいないかで大違いなので、検診を受けて欲しいですね。

グラフで見る『里村 仁志 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION