小松 禎子 院長
SACHIKO KOMATSU
循環器(心臓)の病気を中心に内科全般を診療。治療と予防を軸に、一人一人の健康をサポート
獨協医科大学医学部卒業後、研修を経て同大学埼玉医療センター 循環器内科へ。大学病院や総合病院で経験を積み、2024年10月に『かえでハートクリニック』を開設。

小松 禎子 院長
かえでハートクリニック
越谷市/上間久里/せんげん台駅
- ●循環器内科
- ●内科
両親の背中を追って医療の世界へ

私の家は両親が共に薬剤師をしていて、小さな頃は父や母の足元に隠れるようにしながら患者さんとの会話に耳を傾けていました。どんな症状に対して、どんなお薬が処方されるのか……といった話を聞いたりするうち、自然と医療に興味を抱くようになり、子供の頃から人体や病気の本をよく読んでいました。また私自身も高校生の時に、祖父母の診療で医師と接する機会があり、両親とはまた違うアプローチで人に関わっていきたいと思うようになり医師を志しました。
獨協医科大学医学部を卒業後、自分の専門として選んだのが心臓や血管の病気を診る「循環器内科」でした。循環器内科は急性心筋梗塞などを発症した患者さんに対するスピーディーな処置が求められる一方、お薬による治療で症状を安定させて「患者さんが笑顔で過ごせる時間」が少しでも長くなるようサポートすることもできます。患者さんの体調の変化に柔軟に対応しながら、日々の生活を支えていくことにやりがいを感じ、循環器内科医としてキャリアを積むことになりました。
循環器(心臓)の病気を中心に内科全般を診療

大学病院や総合病院で20年近く経験を重ね、『かえでハートクリニック』を開いたのは2024年の秋でした。これまで長く越谷市や春日部市の医療に携わってまいりましたが、これからは患者さんにより近い場所で「身近な健康相談所」としての役割を担っていきたいと考えています。
当院では風邪や腹痛などの日常的な病気に幅広く対応することに加えて、私の専門である循環器の病気に対する専門的な診療を行っていることが特徴です。また、狭心症や心筋梗塞につながる動脈硬化を予防する意味から、糖尿病・高血圧症・脂質異常症などの生活習慣病の治療にも力を入れています。「胸が痛い」「動悸がする」「息切れがする」など循環器症状はもちろん、何かご心配なことがありましたら遠慮なくご相談ください。
治療と予防を軸に、一人一人の健康をサポート

大学病院などで診療していた頃は、循環器疾患の中でも狭心症や心筋梗塞の診断・治療を専門に、患者さんの命を救う医療を行っていました。一方で、開業した今は生活習慣病を適切に管理することで大きな病気を未然に防いだり、命に関わる病気を早く見つけて適切な医療につなげたりすることが私の役割と言えます。そのため院内にはレントゲン、心電図、エコー(超音波)をはじめとした検査機器を導入し、小さな異変を見逃さないように努めています。もしもより専門的な検査や治療が必要な場合には、設備が整った大学病院などへご紹介いたしますのでご安心ください。
私が女性医師ということもあって、日々の診療では女性の患者さんからさまざまなお悩みが寄せられます。女性はライフステージによってホルモンバランスなどに変化が現れますから、その時々に必要とされる医療をご提供できたらと考えています。お一人お一人の悩みに寄り添い、話しやすい雰囲気づくりを心がけておりますので、どのようなことでも遠慮なくご相談いただきたいと思います。
患者さんの暮らしに寄り添い、「笑顔の時間」を支えていく
来院される患者さんは高校生くらいから90代の方まで幅広い年齢層がお越しになり、かれこれ20年近くのお付き合いになる患者さんもいらっしゃいます。ご家族の誰かがクリニックを受診され、パートナーやご両親に受診をすすめてくださったり、親しいお友だちに当院をご紹介くださったり。家族構成や生活環境などを踏まえたオーダーメイドの治療をご提供できるのは、地域に根ざしたクリニックならではのことと言えるでしょうか。
私たちにとって何より嬉しいのは、患者さんが笑顔になってくれることです。胸が痛かったり苦しい時、人は笑うことができません。治療によって症状が改善し、笑顔を見せてくださった時が私たちにとってなによりの喜びです。医療機関を受診することは緊張を伴うことかもしれませんが、私たちは地域の方々がお困りのときに、気軽にご相談いただけるようなクリニックでありたいと思っています。スタッフみんなで患者さんを優しく丁寧にお迎えしておりますので、何かあったときには「かえでハートクリニックに相談してみよう」と思っていただけたら幸いです。
これから受診される患者さんへ
私は長きにわたり循環器疾患を専門に診療してきた知識や経験を踏まえて、地域の皆さまの健康維持・増進のお役に立ちたいと考えています。胸の痛み、動悸、息切れなどの症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。当院では、より元気に・若々しく過ごすためのメニュー(白玉点滴・にんにく注射・プラセンタ注射)もご用意しておりますので、病気のときもそうでないときも足を運んでいただければと思います。
※上記記事は2025年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
小松 禎子 院長 MEMO
循環器専門医
小松 禎子 院長から聞いた
『心筋梗塞』
安静にしていても治らない胸の痛みは心筋梗塞の疑いが
主な症状は、胸が突然締めつけられるように痛くなる、強い圧迫感がある、息苦しい、冷や汗が出る、吐き気を伴うなどがあります(左肩や顎、歯が痛いなどの症状が実は心筋梗塞だったということもあります)。痛みは30分以上続くこともあり、安静にしても治まりません。高齢者や糖尿病のある方は痛みを感じにくい場合もあり、注意が必要です。
検査としては、心電図や血液検査が主で、心臓超音波検査やレントゲン・CT検査などを追加します。特有な変化が見られた場合は、すぐに専門医療機関での治療が必要になる場合があります。
治療では、できるだけ早く詰まった血管を再開通させることが最も重要です。カテーテルという細い管を使って詰まっている部分を確認し、そこに風船(バルーン)やステント(網目状の金属の筒)を入れて血管を拡げることが一般的ですが、治療のタイミングが早いほど、心筋へのダメージを抑えられるため、早期の受診が大切です。
グラフで見る『小松 禎子 院長』のタイプ
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どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
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