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飛髙 健太郎 院長

HIDAKA KENTAROU

ゆったり広い動物病院。「トリミング」をはじめ、飼い主さんのさまざまな要望にも対応できれば、との思いをこめて

日本大学獣医学科卒業後、小動物診療に従事。その後は動物関連の会社員、専門学校の教員を経て、再び勤務医として経験を積む。2021年『タロウ動物病院』を開院して現在に至る。

飛髙 健太郎 院長

飛髙 健太郎 院長

タロウ動物病院

久喜市/東大輪/東鷲宮駅

  • ●犬
  • ●猫

獣医師以外にもいろいろ経験した後、生まれ育った地で開院

飛髙 健太郎 院長

小さい頃から獣医師を目指していたわけではありません。ペットを含め、虫などの生き物をたくさん飼っていました。さらに自然の中で遊ぶことが好きで、魚釣りやメダカの飼育などを通して、生き物全般に興味をもち始めたのです。高校時代に生物の授業が好きで、最初は「生物に関する仕事」に就こうと思って探していくうちに、獣医師にたどり着きました。どうせやるなら、いろんなことをたくさん学んで活かせる仕事をしようと思ったのがきっかけです。好きなことを追究していって、着地したところが獣医学だったということです。実は高校生の頃に、父の仕事(医療関係ではない)を継ぐかどうかで喧嘩したこともありました。

他の先生に比べると、私の場合は獣医師以外にも会社員や専門学校の教員などもいろいろ経験しました。しかしやはり、獣医師として働いていきたいと強く感じ、2021年『タロウ動物病院』を開院。開業する土地に久喜市を選んだ理由として、以前、獣医師として故郷から離れて仕事をしている時間が長く、地元に全然戻っていなかったことがあります。地に足がついていないなと思い、地元で仕事をしつつ、ずっと獣医師として働きつづける手段として、久喜市に開業することが自分に合った生き方だと思いました。久喜市は生まれ育った町なのでよく知っていますし、最終的にここが生きていく土地だという思いもあります。

広々とした病院を実現。トリミングやさまざまな要望にも対応できれば

飛髙 健太郎 院長

地方都市ということもあって、ある程度「病院の広さ」を確保できたことが強みです。また医療機器などは標準的なものを取りそろえています。当院では、「トリミング」も行っております。病院としての施設だけでなく、動物を飼っていると必要になってくるさまざまな要望にも対応できればと思っており、現在は私一人で診療していますが、先々は代診の先生を入れていく予定です。基本的にはスタッフ自身も「地元の人」で、近隣に住んでいて長く働ける人を迎え入れています。やはりスタッフがいつもの顔なじみで、飼い主さんにとっても慣れ親しんだ環境である方がいいと思うからです。

全ての疾患に対応しつつ、皮膚疾患を追究する

飛髙 健太郎 院長

当院は全ての疾患に対応しています。個人的には「皮膚疾患」に興味があり、追究している分野です。特に初診の場合、皮膚疾患というのは、環境、食べているもの、生活などいろいろ聞かなければならないことが多いため、時間がかかります。動物を診察するときに気をつけていることは『できる限りスキンシップをとること』です。もちろん触られて嫌という猫や犬は存在しますので無理にはしませんが、「触診」をすることで毛艶、体格、動き方、どんな飼育方法をしているのか?など推測できるため大事にしています。

来院される飼い主さんについては、幅広い年齢層でご利用いただいております。開院して間もないというのもあって、疾患が進行して体調を崩しているケースについては年配の方が多いと感じます。一方で、新しくオープンした病院として、試しに受診される方については若い方も高齢者もいらっしゃいます。全体的には「胃腸系疾患」や「皮膚疾患」が多く、一次診療としてきちんと対応しています。

飼い主さんのご要望をしっかりお伺いする

診療の際に心がけていることは、「飼い主さんが何にお困りなのか?」「何を望んで当院へ来院されているのか?」しっかり話を聞くことを大切にしています。こちらも診療としてこういったものが良いですよ、とお伝えすることができるのですが、「良い・悪い」というのは千差万別で、飼い主さんによって捉え方が異なります。私としては医療、治療をしっかり提供したいということ、それに対して飼い主さんが求めている医療像とマッチできているか、応えられているかを、初診のときにしっかり話し合うように心がけています。

さて、飼い主さんの要望に応えるという話に関連して、印象深いエピソードがあります。開院してすぐの頃に、ダックス(老犬)の「認知症」で悩んでいる方がいました。飼い主さんが認知症についてかなり疲弊していたので、「一日交代でもいいから夜は診ていこう」と話し合いました。夜間のお世話をしながら、今日はこんな感じでしたよ、と様子をお伝えして、結局1ヶ月くらいで看取りました。認知症の場合は治療よりも管理が必要になってきます。たとえば、うまく立てない、歩行障害、夜泣きもあるので、そういった状況でどのように寝かせていくのかといったところで、飼い主さんと相談しながら乗り越えていきました。現在は何かあったときにすぐに病院へ駆けつけられる、というスタンスで診療しています。

これから受診される患者さんへ

『タロウ動物病院』は久喜市東大輪、JR東鷺宮駅から車で7分ほどの場所にあります。敷地内には広い駐車場をご用意しているので、お車でお越しの際はご利用ください。

2021年3月に病院がスタートしたばかりで、まだいろいろ対応できていないこともあるかな、と思うこともあります。今後はできることを増やしていくためにも、病院の医療を充実させていきたいというのはあります。ただ獣医師一人という状況でもあるので、少しずつスタッフも増やして、自分の診療のやり方と病院の規模に合った人員で、飼い主さんのご要望にお応えできるようにしていきたいなと思っています。何かお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。

飛髙 健太郎 院長 MEMO

  • 出身地:埼玉県久喜市
  • 趣味&特技:温泉巡り
  • 好きな本・愛読書:宮部みゆき・伊坂幸太郎
  • 好きな映画:ショーシャンクの空に・バック・トゥ・ザ・フューチャー
  • 好きな言葉 座右の銘:一隅(いちぐう)を照らす
  • 好きな音楽やアーティスト:90年代J-POP、ロック
  • 好きな場所・観光地:自然のあるところ

飛髙 健太郎 院長から聞いた
『犬のチェリーアイ』

「チェリーアイ」はどんな病気?なりやすい『犬種』は?

涙の分泌腺である瞬膜腺があり、「炎症」によって腫れて拡大し、目の落ち込んだところ(眼下)に収まりきらず、ふちから突出してしまう症状を「チェリーアイ」といいます。

治療は「目薬」で腫れを引かせても、かなりの頻度で膜が出てきてしまいます。目薬以外の治療だと「外科手術」になり、膜が飛び出さないように目の奥の方へ固定する手術をします。

なりやすさは「頭の骨格」が関係していて、たとえば「チワワ」「シーズー」「パグ」といった『鼻ぺちゃで目が大きくクリッとした犬』は、なりやすい犬種です。というのも、もともと眼下の受け皿が浅いためです。どんな犬でも発症する可能性はあるものの、圧倒的に犬種や頭の骨格によってなりやすさが関連しているといえます。

病院へ行くべきサインは、目の内側からピンク色の「かたまり」が飛び出て見えたときです。命に関わる病気ではなく、膜が出たままでも生活できます。ただ「見た目の悪さ」が著しく気になって、飼い主さんが「何とかしたい」と思うことが強い病気だと思います。

術後にまた腫れたり、収まりが悪かったり、少し見えているけど収まるケースもあるので、治療については整形に近いところがあります。跡が少し残ってしまったときに、果たして再手術をすべきなのか、このままでいいのか悩むことも。基本的には「再手術」をして元に戻すことになるのですが、「見た目」の問題、再手術の「費用」の問題、さらには「予後」として後から出てくるかもしれないけど、今は落ち着いていることもあります。基本的には手術すればほぼ戻る病気ですが、飼い主さんが「どこを目指すか?」によってゴールが異なってきます。

グラフで見る『飛髙 健太郎 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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