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鴨林 慶 院長

KAMOBAYASHI KEI

「街の動物病院として、動物とオーナーさまの健やかな生活をサポートする」スタンスはそのままに、高クオリティのケアを追求し続けます。

麻布大学獣医学部卒業後、麻布大学病院腫瘍科・内科で研修医として所属。
その後日本獣医生命科学大学動物医療センター外科研究生として所属。
2012年10月に『彩の森動物病院』を開業。現在も院長を務めながら、日本獣医生命科学大学動物医療センターの研究生として整形外科・神経外科を学んでいる。

鴨林 慶 院長

鴨林 慶 院長

彩の森動物病院

狭山市/入間川/狭山市駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ウサギ

愛猫を失った経験をきっかけに獣医師を志す。

鴨林 慶 院長

物心ついた頃から動物がいる生活が当たり前だったため、小学生の頃から獣医師になりたいなとは思っていた記憶があります。ですが本当の意味で獣医師を志すようになったのは、中学生の時に愛猫の最期に立会ったことがきっかけになったと思います。「何もしてあげられなかった」という無力感と、苦しむ猫の姿に恐怖を覚えたのを今でも鮮明に覚えています。家族同然だったので、当然ながらすごく悲しかったけれど、それ以上にあの頃に戻って何かしてあげられるようになりたいという思いが強かったのだと思います。たくさん幸せな時間をもらいましたし、多くのことを教えてくれた猫でした。
希望していた獣医師になった現在は、大学病院にて尊敬する先生方のもとで学ばせていただき、新しい知識・技術を得て、職場の仲間と共有し、実践する日々です。お世話になっている先生方に当院に来ていただき、院内セミナーなどを行なっておりますが、今は獣医向けの教育ツールがとても充実しており、いつでもどこでも勉強できる環境が作れます。現在の『標準治療』をスタッフ全員で学ぶことで、より多くのオーナー様と動物たちの幸せな時間に還元してあげられると考えています。こうして切磋琢磨し合えるスタッフたちに囲まれながら大好きな動物のケアに携われるのは、お世話になった先輩や先生方、私達を頼ってくださるオーナー様、そして多くのことを教えてくれた、天国の愛犬・愛猫達のお陰だと日々感じています。

多彩な顔ぶれの獣医師たちが在籍しています。

鴨林 慶 院長

主に犬・猫・ウサギを診療対象としておりまして、トリミングやワクチンなどの予防関連から、内視鏡や整形・神経外科などまで対応しております。トリミングサロンも併設しており、トータルサポートできる環境を作っています。また大学時代の先輩にお願いしている『しつけ相談会』も月に1度くらいのペースで行なっており、大変ご好評をいただいています。
『彩の森動物病院』ならではの特徴は、在籍している10名の獣医師がそれぞれの得意分野を持てるように働いている点です。当院の獣医は週に1度、興味のある分野を学ぶために大学病院に研修医として勉強に行っております。各分野の高度な診療に触れることにより、多くのことを学び、普段の診療に活かせるようにしています。人間性のある尊敬できる先生の元で、常に学ぶ姿勢でいることで、日々成長できていると思っています。それによりスタッフ間でもお互いを尊敬しながらの仕事ができており、クオリティの高い診療をしたいという共通認識が維持できています。より高度な治療が必要と判断できる強みもありますし、その場合すぐにご紹介できるようにしております。また、獣医師だけでなく、看護師・トリマーも含めて全員が働きやすい環境作りを大切にしています。一人でも働きづらいと感じることがないように、無用なストレスが発生しないように配慮しているので、スタッフ全員が本当に仲良い点が、当院の最大の特徴かもしれません。

動物たちからもオーナーさまからも信頼されるクリニックを目指しています。

鴨林 慶 院長

2018年2月に現在の病院に引っ越してきまして、診察の待ち時間も車でゆっくりとできるように、駐車場は26台分を確保してあります。また、ご来院される方々のご負担を減らせるように、診療室を6室に増やして診療しています。機材に関しましても適切な検査と治療が行えるように常に良いものを入れられるよう努力しております。先述の通り獣医師はセミナーや研修医を経験してもらったりと、現場に満足することないように努力してもらっております。看護師やトリマーもセミナーや試験等にチャレンジしてもらえるようにサポート体制を作っています。また、スタッフ全員にできるだけ動物を飼ってほしいと伝えています。自分の動物がいることで、飼い主様の目線や、動物との接し方など、とても多くのことを学べますし、私自身も今でもたくさんのことを教えてもらっています。このようなさまざまな視点からアプローチすることが、巡り巡って動物たちとオーナーさまの笑顔に還元されたらいいなと思います。

「自分がオーナーだったら…」を常に意識しています。

日々の診療においては、飼い主様には血液の検査結果や画像診断の結果を共有していただき、疾患の内容などを理解してもらえるようにしています。その上で選択肢のメリット・デメリットをエビデンスに基づいて丁寧にご説明させていただき、飼い主様に選択してもらえるようにしています。治療や検査には必ず選択肢がありますので、一つの方法を押し付けるのではなく、悩まれる場合には『自分の犬や猫だった場合どう言う選択をするのか』を飼い主様にも勧めるようにしています。また、複数の疾患がある場合には、最優先するべき、本当に症状を出している疾患を導き出せるように注意しています。例えば、何年も前からある皮膚の腫瘍を最優先してしまって、命に関わる疾患を見落とすなどがないようにしています。治療や動物とオーナーさまにとって最良のご判断ができるようサポートすることが、私たち獣医師の仕事と思っています。

これから来院される方へ

『彩の森動物病院』は「西武新宿線 狭山市駅」から徒歩6分の距離にあります。金曜日はお休みをいただきますが土日祝は終日診療していますので、平日が難しいオーナーさまにもお気軽にご利用いただけます。ご予約なしでも診療可能ですので、「散歩の途中で気になったことがあったから寄ったよ」というフランクさでお立ち寄りください。主に犬・猫・ウサギを対象に診療しております。少し大きな動物病院ですので、ワクチンなどの予防から、輸血・抗がん剤・免疫抑制などの内科処置や、骨折・靭帯断裂の修復・腫瘍・椎間板ヘルニアなどの手術も可能です。2012年10月に開業した『彩の森動物病院』はこれからも成長していけるように努力して行きます。
2022年2月に新設された狭山ヶ丘分院は新たにCT検査ができるように計画しております。本院と連携し、これまで以上に動物たちやオーナーさまにとってストレスフリーな環境を整えていこうと思っています。


※上記記事は2023年7月に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

鴨林 慶 院長 MEMO

  • 出身地:埼玉県
  • 趣味・特技:魚突き・魚釣り・ボクシング
  • 好きな著者:浅田次郎
  • 好きな音楽:RATM
  • 好きな映画:life
  • 好きな場所:綺麗な海
  • 好きな言葉:行けばわかるさ

鴨林 慶 院長から聞いた
『犬の前十字靭帯断裂』

急な跛行、後ろ脚をつかないなどの症状に注意を!

前十字靭帯断裂とは、膝関節の中にあり、太ももの骨とすねの骨を結びつけ膝の安定性をはかる役割を担う前十字靭帯が、外傷や負荷の大きい運動、元々の骨格が原因で断裂してしまい、強い痛みを感じる状態です。ジャンプして着地した弾みで前十字靭帯断裂にかなりの負荷がかかった際に断裂してしまうケースが多いです。運動が大好きなワンちゃんなら小型犬から大型犬まで起こり得るといえるでしょう。治療法としましては、基本的には外科手術になります。ラテラルスーチャーという簡易的な術式や、TPLO(脛骨高平部水平骨切り術)などの手術方法があります。各手術方法についてはメリット・デメリットがありますので獣医師とご相談ください。
足を引きずって歩いている、体重をかけないようにしている、痛み止めの薬でも治らない…などが特徴的な症状となりますので、そのような状態が見受けられれば、ご相談いただければと思います。

グラフで見る『鴨林 慶 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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