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加藤 彰朗 院長

AKIO KATO

その子に合った治療プランを提案。動物の歯医者さんを強みに、「何かできることはないか」を信条として地元に恩返しをしたい。

日本獣医生命科学大学を卒業後、東京や沖縄、埼玉県内の動物病院で勤務し、幅広く研鑽を積む。生まれ育った地元で、地域住民のペットたちの健康を守るために開業。動物の歯科診療を強みとして、日々診療にあたる。

加藤 彰朗 院長

加藤 彰朗 院長

みらいペットクリニック

さいたま市岩槻区/宮町/岩槻駅

  • ●犬
  • ●猫

医療系が多い家系で生まれ、医療と興味がある分野を仕事にしたいと思い獣医師に

加藤 彰朗 院長

私の家は医療系の職種が多くいましたが、獣医師はいませんでした。祖父は産婦人科医、母は歯科医師です。このような環境から、自分も医療系の仕事にすすむという漠然とした思いがありましたね。進路を決める時期では、医者になるのかどうか、自分のやりたいことは何かと考えました。動物がずっと好きだったことも影響し、医療系と興味がある分野を一緒にできたらと考えて、獣医師を目指すことに決めました。
日本獣医生命科学大学を卒業後、東京にあるもとい動物病院で4~5年勤務しました。その後、獣医師として一人前になるためにスキルを身につけたいと思い、沖縄の病院でも働きました。何でも経験できる病院で、外科治療や夜間救急に携わりましたね。そして地元に戻り3年ほど別の病院で勤務し、2019年に開業しました。

地元に開業し、小さな子から年齢の高い子までの健康をサポートする動物病院

加藤 彰朗 院長

この地域は私の地元であり、開業するならこのエリアと決めていました。街のカラーや住民の特性が分かる場所で、診察のしやすさがあります。
患者層としては、元々このエリアにお住まいの方が多いですね。特に、高齢のねこちゃん、わんちゃんが多いのが特徴です。最近では駅周辺の開発も進み、他のエリアから引っ越しなどで流入してきた方も増えてきまして、そうした世帯には比較的若齢のねこちゃん、わんちゃんがいますね。
来院されるねこちゃん、わんちゃんの症状としては、皮膚のかゆみや目のかゆみが最も多いですね。その次に、吐き戻しや下痢などのお腹のトラブルが多い症状です。動物の歯科治療を検索して、当院にたどり着くことも多いようです。

動物の歯医者さんとして、地域内外から多くの患者さんの治療にあたる

加藤 彰朗 院長

当院では、特に動物の歯科治療に力を入れています。歯科に関しては、エリア外から来院されたり、お問い合わせの電話が多かったりと需要がありますが、実は動物の歯医者さんは少なく、大学でも歯科の授業はありませんでした。しかし、母が歯科医師であることも影響し、私自身が獣医師として1つの強みを持ちたいと考えていたので歯科治療に力を注いでいます。
私は、基本的に患者さんの希望を断らないことを信条としています。歯科処置については全身麻酔が必要になりますが、高齢で難しいこともあります。そんな場合でも生活環境、性格、経済的にどんなことができるか、選択肢を増やせるように心掛けています。これは歯科医療に限ったことではないですが、この病院の理念に納得してくれる方が多く来院され、ちょっとした話をしに来たりという飼い主さんもいらっしゃいます。

その子の性格やスタンスに合った診療とコミュニケーションを大切に

当院の診療ではわんちゃんとねこちゃんに対して、その子のスタンスに合った診療を心がけています。できる限り、その子のストレスにならないように、予約制を導入したり、わんちゃんとねこちゃんで診察室を分けるなどの工夫をしています。飼い主さんに対しては、会話を中心に情報を聞き出す診療をすすめております。
わんちゃんがネギを誤食したという事例において、開腹手術をした結果、ネギだけではなく鍋の具材がそのまま入っていたということがありましたね。事前のヒアリングが大切だということを実感した症例です。言葉の話せないワンちゃんネコちゃんにおいては、オーナー様から頂く情報が適切な診断・治療を進めていく上で非常に重要です。何気ないひと言が結果を左右することもありますので、気になることは何でも話してみてください。

これから受診される患者さんへ

『みらいペットクリニック』は、「岩槻駅」から歩いて13分の場所にある動物病院です。
当院は、動物の歯科診療を強みとしている動物病院です。何か気になることがありましたら、トラブルを未然に防ぐことを目指して、早めにご相談をしていただけたらと思います。早期に診察を受けていただければ、治療が短くて済むこともあります。みなさんのわんちゃん、ねこちゃんの健康を守れるように、一生懸命頑張らせていただきます。少しでも気になることがありましたら、気軽にいらしてください。

※上記記事は2022年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

加藤 彰朗 院長 MEMO

  • 出身地:埼玉県 岩槻
  • 出身大学:日本獣医生命科学大学
  • 趣味&特技:サッカー、フットサル、ギター、映画鑑賞、読書
  • 好きな作家:大崎善生、本多孝好
  • 好きな映画:洋画
  • 好きな音楽・アーティスト:KOKIA
  • 好きな場所・観光地:自然があるところ
  • 好きな言葉・座右の銘:一期一会

加藤 彰朗 院長から聞いた
『犬の歯周病』

小さいころからの歯みがき習慣で歯周病を予防する

犬の歯周病は、3歳を超えると7~8割が罹患しているメジャーな疾患です。これは、犬の歯を磨く習慣が浸透していない現状が要因と言えます。歯みがきをしなければ歯周病になり、逆を言えば歯みがきをすれば予防できるものなのです。そのため、小さいころから歯みがきケアをすることが大切です。歯周病は、予防ができる疾患であり、歯みがきは病院に来なくても、おうちでケアができる予防法になります。
犬は、口の中を触られるのが苦手です。つまり、歯みがきにより歯周病の予防はできますが、罹患してしまった場合は痛みや不快感からより一層処置を嫌がってしまうということを知っておきましょう。いかに、歯みがきの時間を楽しい時間に変えていけるかが大切で、小さなときから歯みがき習慣をつけておくことが重要です。歯周病に罹患することで後々の健康にも影響が出ます。特に、歯周病によって血液中にばい菌が流れることで、心臓病になりやすくなります。心臓病があると麻酔のリスクが格段に上がるため、歯科処置そのものができなくなることがあります。無麻酔での歯石除去は、医療行為でないばかりか、痛みやストレスによりその後の歯みがきを受け入れてくれなくなる為当院ではおすすめしません。
このような悪影響が出ないように、予防することが大事です。

加藤 彰朗 院長から聞いた
『猫の歯周病』

食事ができない状態になる前に歯みがき習慣で歯周病予防

猫の歯周病は、罹患していることで口内炎や歯肉炎が強くなります。症状がすすむと痛みが出てくるため、よだれが止まらなくなったりご飯が食べられなくなったりという状態になります。一番大切な予防法は、小さいころから歯みがきの習慣を身につけることです。お家での歯みがきケアにより、歯周病を予防できます。特にウェットタイプのフードを好むねこちゃんは、汚れが歯に付着しやすく、歯石付着や歯肉炎が起こりやすいです。しかし痛みが出ている状態まですすむと、歯みがきをさせてくれなくなります。歯周病になった猫の治療は、ハードルがとても高いです。お口の中を診ることも難しいですし、治療としては歯を抜くしかありません。健康を害さないためには、歯みがきによる歯周病予防が大切です。

グラフで見る『加藤 彰朗 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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